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羽田発着枠2020年夏ダイヤ ANAはどこに飛ぶ

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羽田空港

羽田発着枠の全貌が国土交通省(MLIT)に表明により、明らかになり、マイラーには気になる新規就航路線が具体的になってきたため、まとめてみました。

2020年夏ダイヤの発着枠拡大

国土交通省資料

国土交通省資料より
2020年夏ダイヤから1日あたりの配分は50便分であり、うち25便は日本の航空会社、残りは海外の航空会社に配分されます。

国別ではアメリカが最多の12便、次いで中国が4便となっています。昼間の新規就航地はロシア、インド、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー)とヨーロッパが多いのが特徴です。

日本の航空会社に25便配分されるうち、JALには11.5便、ANAには13.5便割り振られています。

JALの新規就航地はロシアが1便、インドが0.5便、フィンランドが1便であります。一方でANAはロシアが1便、インドが0.5便、イタリアが1便、トルコが1便、スカンジナビアが1便であります。

インドの0.5便は深夜早朝枠と組み合わせて1便を運航する体制のため、0.5と表示されています。

成田空港から羽田に移転する便も多いかもしれませんが、国際線の就航数が増えるとマイル修行の楽しさも増え、ワクワクします。

ANAの就航先は?

ANA@HND

すっかり、日本の国際線の翼とも言うべきANAは年々、国際線の新規就航地を拡大しており、新たな新規就航地が気になるところであります。

2019年の新規就航地はウィーン、パース、チェンナイであります。2020年に就航地としてはロシア極東のウラジオストクは表明しているものの、それ以降は開示していません。

モスクワは鉄板

モスクワ

今回の羽田の発着枠において、ロシアはJALとANAに配分されており、ANAのモスクワ路線が最有力視されています。日経新聞にも一時記事にされたこともあります。

また、NHK総合テレビのサラメシという番組のスペシャルで日本の社長の昼飯を特集した際に、ANA HDの片野坂社長の昼ご飯をフィーチャーした際に社長室での撮影がありました。

番組の趣旨としては片野坂社長が数年来、昼食は甘いパンのみにしていると言う題材でありました。

しかし、社長室に映ったホワイトボードの世界地図に白いマグネットがつけられていたのは、パースとチェンナイとウラジオストクとモスクワであるのが見え、モスクワは就航が近いと感じました。

やはり、モスクワは鉄板とも感じられ、モスクワ単体での需要も結構あるのかもしれません。

11月19日更新

的中 DME空港に新規就航となりました。

ローマかミラノか

バチカン

イタリアへの直行便も話題となっていますが、イタリアと言えば、首都のローマか、北部主要都市のミラノが重視されますが、やはりローマの方が有力とみられます。

提携するアリタリアはローマとミラノをハブにしていますが、ローマのからフライトが圧倒的に多く、ローマが有力と言えます。イタリアでは、ここ数年は鉄路の普及もあり、ローマから3時間以内でアクセスする都市は多く、ローマで飛行機を降りて、鉄道で移動するのも不便ではなくなってきています。

そうしたことから、安定した需要のあるローマ・フィウミチーノへの就航が考えられます。

11月19日更新

ハズレ ミラノ・マルペンサ空港就航となりました。

ストックホルムは魅力的

ストックホルム

北欧への発着枠は、スウェーデンかノルウェーかデンマークのいずれへの都市への就航となっており、事実上、コペンハーゲンかストックホルムのどちらかへの就航が有力と見えます。

コペンハーゲンは金融都市であり、日本の上場企業に投資している機関も多いといえます。

一方で、ストックホルムは金融都市機能以外に通信機器メーカー「エリクソン」の城下町でもあります。

5Gにおいて、中国のメーカーがアメリカをはじめとする諸国から梯子を外された状態となると「エリクソン」の立場は重要となります。5G需要において、日本とストックホルムの間のビジネス需要も盛んになると考えられ、ストックホルム線の就航も考えられます。

11月19日更新

的中 ストックホルム・アーランダ空港への新規就航となりました。この路線は結構魅力的であります。ドイツやフランスまで行って、戻る乗り換えをしなくて良いのは便利です。

イスタンブールは欧州路線のバイパスルート

イスタンブール

ANAの欧州路線は西欧路線が全てであり、東欧や西アジア、アフリカに行く場合は、1日に1便程度の欧州キャリアのルートが中心でしたが、イスタンブールに就航するとターキッシュエアラインズのネットワークが利用できます。

それにより、東欧や西アジア、アフリカへのアクセス時間の短縮が図られ、需要喚起が出ると言えます。

また、人口の多いトルコから日本への需要も拡大されると言え、意外と安定した収益を確保されるルートなりうるかもしれません。

11月19日更新

的中 イスタンブールに新規就航となりました。ターキッシュエアラインズとともに便数が咲き供給数が増えるため、海外発券では意外と安くなるかもしれません。

最後に

地球儀

2020年の就航地としては、モスクワ、ローマ、ストックホルム、イスタンブールを予想します。

11月19日更新 結果は4つのうち、3つが的中となりました。

これらの都市に就航したとすれば、かなりのインパクトであります。

日本の航空会社としてはここ20年でこうした都市に同時に就航したキャリアはなく、実現するとANAは世界的なキャリアになりうるかも知れません。実現してほしいところです。

マイル修行は特定地点の繰り返しから、世界各地をタッチするなど様々なスタイルに変化し、新たな世代に入るかもしれません。 

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