北米のパリと言われるモントリオールのきれいな街並みがある旧市街に行ってみましたのでお伝えします。
モントリオールについて
気候
夏(7月から9月)の平均気温は19℃ぐらいで、冬(12月から3月)の平均気温はマイナス6.2℃と冬は寒い場所です。雪も日本の日本海側や北国ほどではありませんが、降るようです。
人口
都市圏人口でいうと380万人と世界有数の都市です。
言語
約3分の2がフランス語で最初の挨拶はほとんど「Bonjour」ですが、市内中心部では英語も通用します。学生時代の記憶をたどりながらフランス語を使うのも楽しいものでした。道路標識や看板もフランス語で、飛び交っている会話もフランス語と北米にいるような感じはしません。
街の特徴
モントリオールはたくさん見どころがありますが、弾丸トラベルで街の濃い部分を見たい場合には、ヨーロッパの石畳の街並みが見られる旧市街や寒い冬に外に出ることなく買い物ができる地下街が発達したダウンタウンなどがいいのではないかと思います。
街の移動には地下鉄やバスが便利です。地下鉄は車輪がゴムタイヤです。気候や地下街の発達、地下鉄など、なんとなく札幌に似ている感じもしますが、モントリオールの日本における姉妹都市は広島市だったりします。
北米のパリ
モントリオールはその歴史の歩みや美しい街並みから北米のパリと言われているようです。また、同じケベック州にあるケベックシティも北米のパリと言われているようです。
ちなみに世界にあるパリで主な都市は以下の通りです。
南米のパリ ブエノスアイレス
東洋のパリ ホーチミン、プノンペン、上海、ハルビン
中東のパリ ベイルート
北欧のパリ コペンハーゲン
中東のパリ・ベイルートは行ったことがないのでいつかは世界のパリ巡りで行ってみたいと思います。
ヨーロッパの街並みのような旧市街
モントリオールに行ったら時間がなくても行ってみた方がいいと思うのは旧市街だと思います。少し歩くだけでも旅の印象が随分変わります。旧市街のランドマークともいえるノートルダム聖堂には地下鉄オレンジラインのPlace-d'Armesから徒歩3分で行けます。ここを散歩するだけでもヨーロッパのような街並みが写真のように楽しめます。
さらにノートルダム聖堂から徒歩5分程歩くと旧港と呼ばれる海浜公園が広がっています。ウォーターフロントには観光客向けの施設もあり、カフェなどで寛ぐこともできます。
対岸には有名な建築の集合住宅であるアビタ67団地も見えます。
2017年はカナダ建国150年ということでモニュメントもあります。
海側からノートルダム聖堂を見ると高層ビルもあり、北米である事を感じさせます。
黒い葉の街路樹通りのベンチに佇んでいる人もいたりします。
最後に
仕事などでモントリオールを訪れて、自由な時間が少ない場合やメイプル街道巡りのスタート地点としてモントリオールを訪れた際にサクッと巡れる旧市街を訪れてみてはいかがでしょうか。記憶に残る旅になると思います。