海外発券になりますが、インドのムンバイ発、シンガポール・東京経由ロサンゼルス行きプレミアムエコノミー往復の運賃が安いため、まとめてみました。東京にも滞在ができるため、ムンバイ2往復とロサンゼルス1往復をそれぞれ分けて旅行することができます。
シンガポール航空プレミアムエコノミクラス運賃
運賃
検索結果は下記の通りです。
運賃は93,968インドルピー、日本円で約164,444円(1INR=1.75円で計算)です。
旅程
ムンバイとシンガポール間(旅程最短区間)はプレミアムエコノミー設定がない機材のため、エコノミーとなります。その他はすべてプレミアムエコノミーとなります。
日曜日の夕方、ムンバイを出発し、早朝シンガポールに到着し、乗り継ぎ時間短く羽田に向けてフライトでこの機材はエアバスA350-900です。日本でストップオーバーし、金曜日夕方に成田からロサンゼルスに出発し、ロサンゼルスには金曜日昼に到着し、1泊して翌日東京に戻り日曜日の夕方に成田に着きます。翌週金曜日の朝に羽田からシンガポールに向かい、ムンバイには21:00に到着します。こちらも最終区間のシンガポール=ムンバイはプレミアムエコノミー設定のない機材のため、エコノミーとなります。
この運賃はシンガポールではストップオーバーできないようですが、東京ではストップオーバーができるようです。
予約クラスはエコノミー区間がともにY、プレミアムエコノミー区間については往路がP、復路がTとなっています。ANAマイレージクラブではいずれも100%加算となります。
積算マイル数
ムンバイ=シンガポール間 2,580マイル
シンガポール=東京間 3,312マイル
東京=ロサンゼルス間 5,458マイル
往復総計
(2,580+3,312+5,458)×2=22,700マイル
マイル単価
164,444円÷22,700=7.24円/マイル
プレミアムポイント
ムンバイ=シンガポール間 2,580マイル
シンガポール=東京間 3,312マイル
東京=ロサンゼルス間 5,458マイル
往復総計
(2,580+3,312+5,458+(400×3)×2=25,100PP
PP単価 164,444円÷25,100=6.55円/PP
ライフタイムマイル(参考)
往復総計
(2,580+3,312+5,458)×2=22,700マイル
検索結果で表示された予約クラスで計算すると、プレミアムポイント単価は6.55円とかなり割安です。また、かなりの区間がプレミアムエコノミーのため、快適に移動できるほか、距離も長いため、ライフタイムマイルも大きく加算されます。
日本とムンバイの往復はどうするか
日本のムンバイとの往復には直行便のあるANAの有償チケットか特典航空券を利用するのが便利です。ANAの1月のムンバイ線のスケジュールは以下の通りです。
NH829便 成田11:15-ムンバイ18:25
NH830便 ムンバイ20:00-成田7:15(翌日)
機材はボーイング787-8型機ですが、スタッガード仕様のビジネスクラスが設置された初期型機で、プレミアムエコノミーの設置もあり、ANAプレミアムメンバーであれば、エコノミーのチケットでもプレミアムエコノミーにアップグレードされる可能性もあります。
シンガポール航空とのチケットとの組み合わせでは、東京→ムンバイ→シンガポールについては、入国しなくても4時間弱で乗り継げます。ただし、シンガポールでの乗り継ぎ時間が短いため、インド、シンガポールのどこにも入国しない大三角ルートとなります。ムンバイに1泊して、観光するくらいの旅程にした方が体にも負担がかからなくて良いと思います。以前、成田→ムンバイ→バンコク→クアラルンプール→羽田(最終区間はビジネス)の弾丸旅行をしましたが、かなり疲れたことがあります。
復路のシンガポール→ムンバイ→成田は今回検索の日程では、ムンバイで1泊が必要となります。インド入国にはアライバルビザで入国可能であり、2,000ルピー(日本円で約3,500円)です。また、有効期限については、日本人については、到着時ビザ1件につき最長60日の滞在が2回、再入国が1回まで許可されるとのことです。
最後に
シンガポール航空のプレミアムエコノミーが利用でき、しかも割安であり、東京に滞在ができて、ロサンゼルスにも行けるチケットでかなり魅力的なチケットであり、日本からムンバイまでの旅程との組み合わせをうまく設定すれば、結構おもろしい弾丸トラベルができそうです。