パリ・シャルルドゴール空港のターミナル1にあるスターアライアンスのビジネスクラスラウンジを訪問しましたので、お伝えします。
基本情報
オープン時間
05:30-22:00
サービス内容
トイレ・シャワールーム、ワークステーションエリア、テレビ、無料Wi-Fi、雑誌、フード、ソフトドリンク、アルコール等
アクセス基準
スターアライアンス便の搭乗のスターアライアンス・ゴールド会員
スターアライアンス・ビジネスクラス搭乗者
ANA便搭乗の場合
ANAマイレージクラブのアライアンスゴールド会員以上のメンバー(ダイヤモンド、プラチナ、スーパーフライヤーズ、同行者1名可)
ANA便のプレミアムエコノミー会員
場所
ANAホームページより
ターミナル1の出国審査後のエリアの11階にあります。受付は11階ですが、ビジネスクラスウランジは受付後、階段かエレベータで降りた10階にあります。ファーストクラスラウンジは11階となります。
ラウンジレポート
ビジネスクラスラウンジまで
4階から10階、11階直通のエレベータで昇ります。この一帯にはカタール航空のラウンジとプライオリティパスでアクセスもできるICAREラウンジもあります。
曲がりくねったところに受付があり、ラウンジ招待券を渡して入室します。ビジネスクラスは階下のため、階段かエレベータでおります。
出口
出口は入口とは別にあり、階段を昇らずに10階からエレベータに乗ることができます。
ラウンジ全景
あまり広くなく、天井も低く、外に面した開口部少ないため、全体的に暗めですが、照明やデザインで落ち着いた空間となっています。出発便が重なっているのか混雑しています。
オープンテラスもあり、天気の良い日は外で食事をするのも楽しいかもしれません。この日は天気が良くないせいもあるかもしれませんが、専ら喫煙所となっていました。テラスに面した端側のブースにはソファ主体のゆったりとした場所もあります。
こちらは意外と空いています。時計はブルガリ製です。シンガポール航空のシルバークリスラウンジではオーデマ・ピゲの壁掛け時計があり、どちらが高価なのかよくわかりません。
トイレ・シャワー
トイレ・シャワーはラウンジ内にあり、シャワーは受付で手続きをします。ラウンジと完全に区切られており、ラウンジの混雑もあってか、ラウンジ内に音が漏れてくることはありません。
電源・Wi-Fi
電源はヨーロッパタイプのみのため、アダプタが必要となります。このほか、USBポートがあるため、スマホやデジカメなどの充電であれば、USBだけでも可能です。Wi-Fiについてはパスワードによる認証であり、速度はラウンジが混雑している割には快適でした。
フード
朝の時間帯のため、フルーツやハム・チーズ・スモークサーモンのほか、フレンチトーストやワッフル、焼きトマトなどベーシックでありました。
ドリンク
ソフトドリンクはジュースサーバーがあるほか、缶ジュースやエビアンもあります。コーヒーについてはエスプレッソマシンがあり、illyのカップが温められています。
アルコールについては以下の通りです。ビール缶ビールですが、ハイネケンのほかに一番搾りもありました。ワインについては、白はシャトー・デュ・クレレというロワール産、赤にはシャトー・オー・ムレルと言うボルドー産のどちらも日本でもリーズナブルに飲めるワインでした。
日本酒もあり、松竹梅があります。
食レポ
前日、ワインを一本空けて、ホテルでは食傷気味でしたが、空港に到着すると、食欲もわいてきたため、軽くつまんでみました。この中で秀逸だったのが、チーズとトマトの上に載ったパテでした。ヨーロッパに行くとチーズは安く、おいしく、ワイン受けにベストであり、うらやましくなります。
勝手に星評価
今回も勝手に星評価をしてみます。
数年前にリニューアルされ、レイアウトはあまり変わっていませんが、フランスのエスプリを感じるラウンジであります。ターミナル1はアジアの広大な空港のように横への移動は少なく、縦の移動だけで済む空港であり、築年数はかなり経過していますが、来るたびに独特感を感じるターミナルであり、その中のラウンジもテラスから見上げる空の景色などヨーロッパらしさがあって感じが良い場所です。建築上厳しいのかもしれませんが、もう少し広いと大満足空間です。100点満点では、93点です。
最後に
パリ・シャルルドゴール空港においては、スターアライアンスはアウェイ感がありますが、そのような中でも、当ラウンジでは、世界の主要観光都市において、きちんとしたラウンジを提供しているスターアライアンスはなかなかであり、更なるグレードアップがあれば、とても良いと感じます。