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モクシー・リヨン・エアポート宿泊記 滑走路ビュー

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リヨン・サン=テグジュペリ空港に直結しているモクシー・リヨン・エアポートに滞在しましたので、お伝えします。

場所

先述のとおり、TGV駅が空港直結であり、鉄道駅から空港側には歩く歩道もあり、ストレスは感じません。

都市としては圧倒的大都市のパリのシャルル・ドゴール空港とオルリー空港に次いで、ニース・コート・ダジュール空港が続き、南部のマルセイユ、ワインで有名なボルドー、そして、リヨン空港であります。リヨン自体はパリに次ぐ大都市でありますが、ここでもTGVの効果があるようであります。名古屋に飛行機で行くのがレアと言うのに近いかもしれません。

そんな関係もあってか空港に向かう歩く歩道はかなり空いています。

5分くらいでチェックカウンターとホテルの分岐地点が見えてきます。モクシーの案内があります。それにしても人が少ないです。

ホテル側に左折するとエスカレーターの奥には免税店が一応営業していますが、化粧品や衣類・革製品ばかりで、アルコールなどはありませんでした。しかし、閉店と言うかオープン前か不明ですが、閑散とした雰囲気であります。関西エリアで再開発に失敗したビルのようであります。

すぐにMoxyのサインが見えてきます。飛行機から降りても、TGVから降りても楽々な印象の動線であります。

エレベータフロアであります。Hasta la vista, baby! (アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー)Terminator 2 1991と書いています。これは日本でもヒットしたターミネーター2の名台詞であり、日本語では「地獄で会おうぜ、ベイビー」であります。デデン デン デデンが耳の中で繰り返されそうであります。ちなみにこの言葉スペイン語であります。

エレベーター内にはヒッチコックであります。イギリスとUSの人でありますが、フランスのホテルのエレベーターにいるのはやはり、アメリカのホテルと言うとこでしょうか。フランスはフランス語の記載が多いですが、珍しいところでもあります。

ロビーはいつものモクシーであります。写真奥にはキオスクと言うかセルフ売店があり、左側のフロントで決済できます。フランスだけあり、ワインは日本のモクシーで置いてあるよりは数段美味いです。円安もあり、高いですが、それでも納得であります。

ちなみに、ホテルを出てもスーパーもなく、ソフトドリンクやコーヒーを販売する売店ぐらいしかありませんでした。

空港と言う事もあってか、土地は広く活用できるのか、ロビーラウンジは喫煙所もあり、かなり広くなっています。バーチャル暖炉があったり、プロジェクタースペースがあったりします。プロジェクターを利用して歓送迎会とかできそうであります。

ロビーから客室まではエレベーターも利用できますが、基本的に3フロアくらいであり、階段を利用したほうが早い感じであります。若い人向けのデザインですが、階段は意外と緩い高さであります。こういうところも空港ホテルの特権かもしれません。

ホテルの断面図であります。パッと見、QRコードみたいであります。外が見えない部屋も結構あります。一方で、部屋の広さはあまり変わらず、空港ホテルと言う事もあり、最大限の滞在人数を許容できるようにしているように見えます。

エアポートビューのルーム

モクシーなので期待していませんでしたが、いつも通りのワンルームであります。デスクは折り畳み式であります。まあ、日本のモクシーと比較すると広さは感じられます。そして、窓も大きめであり、景観もありそうです。

ベッドは広めであります。クッションに記載の意味はYes Noとか、Wet Dreamとかではなく無難でした。シーツはストライプ記事であります。

ベッドサイドの左側はソファに近いベンチ、反対側はスツールでした。位置と硬さで利用することはありませんでした。二人で滞在だと良いかもしれませんが、あまり座りたいと思えない椅子であります。

コンセントはご多分に漏れず、ヨーロッパCタイプであります。ヨーロッパは絶対アダプタが必要です。そうでないことは空港ラウンジ含めて見たことがありません。

Don't disturb.は手動であります。連泊でもなければ、あまり使うシーンもなく、イニシャルコストを低く抑えようとするとこれがベストかもしれません。空港ホテルで連泊は結構珍しいことであります。

テレビはLG製であり、YouTubeをテレビ単体で視聴可能であります。ほぼ、フルHDで表示されていたのでネット環境は良いと言えます。

窓からの景色

窓は一面採光ではありますが、大きめであります。モクシーとしては窓は大きいかもしれません。

景色はエアポートビューであります。ただ、リヨン空港は飛行機が飛んでいるのかと言うくらい静かであります。悪夢で目が覚めると、今、自分はどこにいるのかと不安になるくらいであります。

そんな気分を解消させてくれるのはフロント横の売店に陳列されていた冷えたロゼワインであります。ホテル価格なので高いですが、選択の余地はないくらいであります。やっぱり、欧州に来ると美味しいのであります。ワイングラスもつけてくれます。

バスルーム

ある意味、世界共通であるモクシーのバスルームであります。シャワーブースのみ、扉なしであります。ほぼ世界どこでも同じレイアウトであります。オスロ、ミュンヘン、シドニー、そして、リヨンも同じであります。日本のビジホと同等と言えます。

トイレも当然、ウォッシュレットなしであります。紙質もマリオットとは違います。とは言え、タンクレスで清潔感はあります。

アメニティも世界共通で香りも共通であります。タオル類はリネンが行き届いている感じであります。荷物軽減派からするとアメニティが多い方がベストですが、この辺はコスパと空港近しを鑑みると致し方ないかもしれません。

朝食

同ホテルに滞在する前に食事をしたのは36時間前の日本からの到着前の機内食であり、プチ断食とも言える感じでした。その効果もあってか、腸は快腸であり、バッタのように余計なものはすべて出てしまいました。一方で、食べない代わりにワインを飲んでいたら、食道あたりが灼熱のパワーとなり、36時間目の朝はとても空腹となり、何とも言えない感じでした。と言うわけで、同ホテル朝食時間オープンの6:30がとても待ち遠しくなっていました。

早速、6:30に行くと誰もいません。取り放題であります。とは言え、カラフルなシリアルなど中年の自分には食指もありません。と言っても、成人間もない20年前でも食べていないと思います。昔からおじさんだったのかもしれません。

基本的にはコートヤードやモクシー、アロフトの朝食にあるようなコールドミールととパン、ホットミールはスクランブルエッグといった構成であります。自宅での日常の朝食を考えるとどうかと言えますが。

胃が最強レベルに病んでいますが、とは言え、空腹に耐えられずに食べてしまいました。ハムやミルクは美味しいですが、缶詰らしきフルーツ、パンは日本の方が美味しいところであります。これであればフェアフィールドのように即席の味噌汁を置いてもらった方が良いと言えます。

最後に

リヨン空港直結のマリオット系ホテルであります。サービスはモクシーであり、ホテル街にレストランや居酒屋の選択肢があれば、まあまあ快適ではありますが、そこは空港ホテルであり、空港の孤島であります。

寝るだけでありますが、それにしてはコスパはどうかと言うところもあります。基本的にはモクシーですが、空港直結の価値はあるかもしれません。世界を旅すると色々面白い経験ができます。

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