チタン会員として再び名古屋マリオットアソシアホテルに滞在してみましたので、お伝えします。
コンシェルジュフロア
コンシェルジュフロアとは同ホテルでは以下のとおり記載しています。
15Fにある専用ラウンジでのチェックイン・チェックアウトサービスをはじめ、同ラウンジでのご朝食、
フリードリンクサービスなどワンランク上のホテルステイをお楽しみいただけます。
基本的にはコロナ禍以前の対応のようであり、本来はアンバサダーでないと利用できない15階にあるコンシェルジュ・ラウンジも利用できたりと変則的であります。
実際、訪れる度に営業時間がいたるところで異なっていたりと運行日によってきめ細やかにダイヤを変えている東海道新幹線の運営の親会社JR東海のようです。
今回の滞在は緊急事態宣言下であり、アルコールの提供が一般的には禁止されている滞在でした。
ちなみにチェックインについては、コンシェルジュフロア確定でも、マリオット会員エリート会員の場合はホテル15階中央の方でした。
43階以上がコンシェルジュフロア
同ホテルのコンシェルジュフロアをホームページでチェックしてみると43階以上がそれにあたるようです。ちなみにスイートは48,49階と同ホテルの客室として最上位に位置しています。
今回、チタン会員としての滞在は46階であり、デラックスルームでした。前回はプラチナ会員として31階でしたので、15フロアアップとなります。31階でも高層なのですが、46階はさらに違います。
前回と部屋の広さはそれほど変わりませんが、建物的には円柱部分の部屋であり、窓が3連であります。前回はツインでしたが、今回はダブルと窓際の空間が広くなっています。


バスルームは前回とほぼ同じですが、同ホテルの18階にはサウナ付きの大浴場があり、バスタブは利用することはありませんでした。
ベッドはツインと可変ではなく、ダブル専門の部屋のようです。
窓際のソファ周りは余裕の広さであります。時間を忘れて読書でもしたいところであります。
コンシェルジュフロアの写真には窓側に独立したデスクがあり、より広いデスクトップで気分転換にスカイラインを眺めながらリモートワークができると期待していたのですが、前回と同じくテレビ横の壁向きのデスクでした。
それでも他のマリオット系列の中ではリモートワーク環境は充実しています。なにより、46階の静けさは半端なく、31階ではポイント通過の列車音が聞こえていたのですが、それが全くない世界でした。




アメニティも充実しているのでちょっとした休憩でお茶を飲んだりするのもリラックスできます。そんなこんなでリモートワークを16時前まで完遂できるのはここが一番かもしれません。
テイクアウトボックス
15階のコンシェルジュラウンジは緊急事態宣言下でもオープンしていたものの、アルコール提供無しの早期クローズでありました。そのためか、同ホテルではテイクアウトボックスなるものを用意し、各自のルームで飲食を楽しめるようにしていました。
15階のコンシェルジュラウンジにノーアポで行っても、10分ぐらいで用意してくれます。パッケージとしてはラウンジで提供されているようなオードブルとドリンク(アルコールも選択可能)であります。
なによりも一人分でもワイン一本!! (720ml)がつきます。キンキンに冷えており、クーラーは必要ありません。おつまみは洋と名古屋名物のコンビネーションであり、飲むにはちょうど良いくらいです。
緊急事態宣言下では大浴場の利用からラウンジの利用時間、ホテル以外の飲食店の利用時間まですべてクローズが統一されているため、夕方チェックインして一風呂浴びてからの飲食は結構ひもじくなってしまいます。
そんな中でテイクアウトボックスは意外とありがたく、足りなければ、麓に昔からある成城石井で調達するといった感じです。
リモートワークが楽しみ
個人的には同ホテルは休日の週末よりも平日や日曜日宿泊の方が何かモチベーションが上がります。日曜日宿泊の場合、レートがいいというのもありますが、チタン会員の特典である16時までのレイトチェックアウトをうまく利用できます。
月曜は朝早くから働きだし、16時前に終えてチェックアウトとなるとなかなかいい環境です。コンシェルジュフロアはとにかく静かなので、リモート会議でもいちいちミュートにするような神経を使わなくていいのもメリットです。
朝食はプチひつまぶしと赤だしのみそ汁、串カツ、オムレツとガッツリめにいただけば、昼はいらないくらいです。
その昼時間は18階のフィットネスで運動して、サウナに入れば最後の仕事も一気に集中して16時を迎えます。
東京まではそのまま、のぞみで一献して帰宅しても家でゆっくりできるので、なかなか気分転換ができます。
最後に
今回はチタン会員としての宿泊、かつ、緊急事態宣言下での滞在となり、平時では味わえない経験でした。
コンシェルジュフロアの46階はとにかく静かであり、隣室を豪快に清掃をしていなければ静寂の空間であり、テレビをつけていないととにかく静かであります。リモートワークに適しており、仕事し過ぎと思ったら立ち上がり、窓から地上200mの景色を見るとアントシアニンよりも効果がありそうです。
そして、緊急事態宣言下の知恵とも言えるテイクアウトボックスはワインを豪快に楽しむことができ、ラウンジ滞在よりも気兼ねなく満足というところでした。
アフターコロナの混雑度は気になりますが、リフレッシュと平日の日常をパワーアップするために同ホテルの滞在はいいかなと感じました。