ルフトハンザのファーストクラスのパリ発ボゴダ往復が安いため、ファーストクラスとビジネスクラスの乗り比べを含めてまとめてみました。
ファーストクラス パリ=ボゴタ往復
ゴールデンウィークにパリから大西洋を渡ってボゴダに行き、再びパリに戻るルートです。ルフトハンザの便であり、往復ともにフランクフルトを経由するフライトであります。パリとフランクフルト間はビジネスクラス(エコノミーに近いですが)となります。
旅程
4月30日の朝9:25にシャルル・ド・ゴール空港を出発し、フランクフルトでは約4時間の乗り継ぎとなります。
フランクフルトでは同社のファーストクラスターミナルが利用できます。ラウンジもさることながら同国の高級車で飛行機まで送ってもらうことができます。この辺りがもっともファーストクラスらしいかもしれません。
ボゴタまでは11時間30分の大西洋横断ファーストクラスの旅であります。ボゴダには19時前に到着し、市内のホテルまでは20時過ぎには到着できそうです。
ボゴタでは3泊した後、5月3日にパリに戻ります。夜9時前に出発し、フランクフルトには翌日15時5分に到着します。フランクフルトでは1時間15分と乗り継ぎは短いですが、早くパリにつけるのは逆に良いかもしれません。
パリには17:30到着と市内で夕食ができる時間であります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
マイル修行をする場合も想定して計算してみました。
運賃 約312,082円
予約クラス ファースト区間Aクラス(150%+400PP)
ビジネス区間 Jクラス(125%+400PP)
プレミアムポイント 計19,350PP
PP単価 16.13円/PP
ファーストクラス・Aクラスは割引運賃でありますが、ANA、ルフトハンザ、ユナイテッドなどに存在する割引ビジネスクラスPクラスと比較するとまだ聖域的なクラスであり、単価的には良いです。
高額なファーストクラスとしては、積算するプレミアムポイントが2万弱を考慮すると結構いい単価と言えます。
ファーストとビジネスを比較する旅
もともと飛行機の上級クラスというとファーストクラスであり、ビジネスクラスは後発でありましたが、現在ではビジネスクラスの方が多種多様となり、ファーストクラスに近い存在になりつつあります。
そうした中で、足を十分延ばせてベッドのように水平に眠れるビジネスクラスでも良いと考える航空会社も出ており、ファーストクラスを廃止するところも出ています。
こうした中で、ファーストクラスがなくなる日が来る前に、ファーストクラスとビジネスクラスの違いを確かめるのはいい経験となるかもしれません。
今回のルフトハンザ便との接続では日本からの場合、ANAのビジネスクラスが接続として有力と言えます。
フライト日程は下記のとおりです。
東京発 NH215便 11:40→パリ着16:25
パリ発 NH216便 19:30→東京着 15:25+1
往路は接続のために、パリで1泊が必要ですが、到着は極端に遅くないため、パリで夕食やバーで酔いしれることも可能です。
復路はルフトハンザからANAへ同日の接続が可能であります。ファーストクラスの余韻のまま、羽田に到着もできますし、その日はパリでまったりして翌日、羽田に向かうことも可能であります。(日仏間のルートは特典の空きがあればでありますが)
ちなみにルフトハンザのファーストクラスはSKTRAXで5スター(第2位)、ANAのビジネスクラスは同5スター(第2位)であり、普通に考えるとルフトハンザの方が良いと言えますが、一方で、本当にそうか確かめられるかもしれません。
最後に
ファーストクラス運賃で安いルートはありますが、日本から接続の良いルートは結構厳しく、短ルートが多いです。
そうした中で、今回のルートのように5,000マイル超の本格的なファーストクラスフライトを利用できるルートはスターアライアンスでは珍しく、プレミアムポイントが積算される点でからも貴重であり、いい経験となるかもしれません。