タイトルでどこの路線がわかる人も多いと思いますが、プチではありますが貴重な完乗をしてみました。
利府支線とは
利府支線または利府線は東北本線の支線であり、岩切から利府まで営業キロ4.2キロの路線であります。途中には新利府駅があり、沿線には新幹線総合車両センターがあり、JR東日本の新幹線をたくさん見ることができます。
仙台駅到着
はやぶさであっという間に仙台に到着します。宇都宮あたりからの加速感は320km/h運転であり、大宮以南でつまっているほどスカッとします。
一方で、仙台以北での飛ばし具合はちょっと怖いくらいでもあります。
仙台が目的地のため、仙台駅での在来線乗り場は新鮮でありました。途中には往年の仙台発着、通過の特急列車のヘッドマークが飾られています。
ひばり、はつかり、ゆうづるはやはり、仙台に限らず鉄道のレガシーと言える存在でしょう。
鉄道歴史に思いを浮かべつつも、時間がないため、東北線の喜多行きホームに。松島行きのP4-10編成がいます。
あまり感動もない、近郊型でありますが、JR東日本発足後、何度か洗いなおした車両であり、快適ではあります。
そうは言っても10分ちょっとで岩切に到着します。岩切からは東北本線の支線である利府支線の乗車となります。支線の延長は4.2kmであり、駅は新利府駅と終点の利府駅となっています。
支線用のお古機材での完乗となります。この列車は4.2km区間をひたすら往復しているのかもしれません。
たかが、4.2kmの路線ですが、この区間は鉄道を愛する人にとっては熱い路線かもしれません。JR東日本の新幹線の中枢である新幹線総合車両センターがあります。実際に運用されているE2,3,4,5,6だけでなく、今後の新系列開発のための試験車両も配備されています。
目下ではALFA―XことE956形電車も所属している場所でもあります。利府に行く際はこれまでの新幹線には採用されていない先頭車が見えます。
個人的にはE5系はやぶさをさらに伸ばした先頭形状よりもこちらの方が美的であります。
そんな妄想をしていると支線終点駅の利府駅到着となります。支線駅であり、人が少ないと思うと結構乗り降りが多い駅であります。
駅前も立派であります。人流を見ても若い学生が多く、しばらくは賑わいがありそうな場所であります。
同駅では折り返しのため、10分程の滞在となります。
復路で再び、ALFA―Xを見ます。札幌まで4時間となれば、飛行機を揺さぶるモンスターとなるのかわかりませんが、ニセコ、ルスツ、小樽あたりは新千歳からのバスよりも便利になりそうです。
函館も飛行機が空いていないならば新幹線と言う選択肢が今以上に増えそうです。
そんな妄想を岩切駅ホームでしていると仙台駅行きの列車が入線します。HB-E210系の入線であります。これは気動車なのか電車なのかよくわからない乗り物であります。
しかし、乗車してみると音はほとんど電車であり、床からエンジン音が響いている車両であります。
車以上にバッテリーや電動モーター駆動効率が高くなったことで、油臭い流体式のメカニズムは駆逐されつつあります。
まさに新世代であり、田舎でも電車的サウンドが当たり前になりそうです。飛行機もモーター的な音になるとすごいのですが、おそらく自分の生きている時代にはそれは厳しいかもしれません。
ALFA―Xや新世代のハイブリッドトレインに感心しているとあっという間に元の仙台駅に到着となり、JR東日本の完乗の旅の第二弾も終了です。
この日は仙台空港まで足をの延ばして、パトロールしてみます。
最後に
今回はわすが4.2kmの達成でしたが、様々な車両に乗車でき、ALFA―Xを直視することができました。残すところ265.9kmでありますが、多くの県に散らばっていますので、効率的なルートを考えてみたいと思います。
今回のスケジュール
東京 12:20 仙台 13:51 ※はやぶさ
仙台 14:04 岩切 14:13
岩切 14:19 利府 14:23 ※臨時快速
利府 14:33 岩切 14:39
岩切 14:48 仙台 14:57
仙台 15:10 仙台空港15:37
進捗
営業キロ | 乗車キロ | 未乗キロ | 乗車率 |
---|---|---|---|
7191.1 | 6925.2 | 265.9 | 96.30% |