ソウル駅近くにあるフォーポイント・バイ・シェラトン・ソウル・ステーションに滞在しましたので、お伝えします。
ソウル駅至近
フォーポイント バイ シェラトン ソウル ステーションは名前のとおり、ソウル駅から徒歩5分程の場所にあります。
仁川空港から直通列車のAREXのソウル駅ホームは反対側の地下深くにあり、ソウル駅コンコースを横断するため、10分程かかります。
2015年に出来た南山ツインシティに同ホテルは入っています。片方のビルの高層階に入っています。
地上のエントランスはエレベーターホールのみであります。このエントランスの反対側の一つ上のフロアには車寄せがありした。タクシーはそこからです。
また、ソウル駅と地下道で直結しているため、冬場の寒さの厳しい時や土砂降りの時には重宝しそうであります。
フロントは19階にあり、チェックインなどすべて同フロアで行います。チェックイン後はカードキーをボタン上部にタッチして認証をかけるのでダイレクトに部屋に行くこともできます。客室は20階から30階までとなっています。
ホテル共用施設
ロビーフロアはそれほど広くありませんが、このフロアにはレストランもあり、奥に行くと結構広くなっています。超高層ビルワンフロアなのでそれくらいあるのは当たり前でありますが。
チェックイン時にウェルカムドリンクを二本もらえます。ソフトドリンクとビールが選択できますが、二本ともビールにしてみました。
フロントの前にはちょっとしたビジネスコーナーがあり、パソコンが設置されていました。
その奥にはスターバックスの普通の店舗がありました。日中は賑わっていますが、閉店してしまうとホテル宿泊者が寛げる場所に変わっていました。
公式サイトではバーカウンターの写真があった場所のようであります。出張客は外で飲んで部屋に入って寝てしまうので、日中コーヒーで稼いだ方が効率的と言うことかもしれません。
フロントロビー階の1つ上のフロアである20階にはコインランドリーがあります。営業時間が9:00-21:00であり、もう少し遅い方がいいんじゃないかと思います。
本格的なドラム式洗濯機が4つあり、洗剤は1000ウォンで販売されていました。隣には両替機も設置されています。
フイットネスも20階にあります。こちらは24時間営業であります。
さらに20階には電子レンジと冷凍庫付き冷蔵庫があります。電子レンジはこのほかに26階にもありました。製氷機は各フロアのエレベーターの横に設置されていました。
写真では見切れていますが、衣類用のスチーマーも電子レンジの横に設置されていました。
窓だらけのコーナールーム
今回は滞在した際の予約断面では一番下の部屋のレートしか出てこないので、アップグレードは厳しいかと思うと案の定そうでした。普通のキングルームではありますが、コーナールームでありました。扉を開けると壁側が一面カーテンでした。
エントランス側を奥から望んでみます。キングサイズのベッドが一つあるシンプルな部屋であります。そして、こちら側から見てもカーテンが一面に設置されています。
デザインは落ち着いた感じでセントレアのフォーポイントと比較しても、おとなしいデザインであります。出張には丁度いい感じです。
デスク側から見てみると窓一面であります。しかも、床から天井まで全てガラス窓であります。
フロアマップで確認してみるとコーナーでした。2311がおそらくデラックスコーナーのようです。
明るい時に改めて撮影してみると二面採光ではありますが、その二面がすべてガラスと言うなかなか珍しい部屋であります。ゴルゴに狙われていたら、泊まりたくない場所であります。
窓からの景色
二面がすべての窓からの景色ですが、以下のとおりです。
まずはテレビやデスクが置かれている南側であります。漢江の方向であり、奥の高層ビル群は江南あたりでしょうか。
もう一面は東側であり、Centreville Asterium Yongsanというツインタワーのアパートのようです。オフィスビルの場合、夜間はあまり気にしないのですが、ちょっと気になる感じでした。しかし、とても寒く分厚い遮光カーテンを閉めていないとエアコンをつけていてもかなりの寒さでした。
そのツインタワーの間からはNソウルタワー(旧南山タワー)がライトアップされて見えました。
ルーム内設備
南側を向いているカウンタータイプのデスクであります。椅子もしっかりしたものであり、仕事向きです。日中はカーテンを開けて、スカイラインを見ながら作業と行きたいところですが、天気良いと眩しく、夜とは逆にエアコンが不要なくらいに暑くなるので、レースのカーテンは閉めておいた方が良いです。
デスクにはコンセントとUSBが2つずつ。ベッドサイドにはコンセントが一つありました。
テレビはサムスン製でテレビのリモコン操作のみでYouTubeとかも見られます。ただし、リモコンがすべてハングル文字のため、ちょっと戸惑います。
茶器類は必要最低限と言った感じであります。ペット水は2本無料でした。この辺りはフォーポイントと言った感じであります。
冷蔵庫はコンパクトであり、棚を外さないと720mlのワインボトルなどは入りません。冷えるのに時間はかかりますが、冷えると結構冷たいと言う印象でした。
クローゼットはバスルームの入口横にあり、ドア付きでした。セーフティボックス(A4ノートPC収納可能、一眼系カメラとレンズは不可)があり、スリッパにガウンとシンプルです。
バスルームはシンプルですが、清潔感と高級感はあります。こちらにもガウンが吊るされていました。
デラックスルームだとバスルームがあるようですが、デラックスではないため、シャワーブースのみでした。
ウォッシュレットもあり、アメリカンスタンダード製でした。
この辺りはフォーポイントと言った感じですが、ディスペンサータイプでした。
アメニティは歯ブラシ、シェーバーなど必要最低限であります。歯ブラシなどは最近のエコ素材のものでした。
朝食
朝食は2階のレストラン「The Eatery」というバイキング形式の会場であります。朝と昼のみの営業であります。結構混んでいました。ロボットが使った食器をバックヤードに運んでいました。
一番奥の料理スタッフがいる場所がホット系(肉など)であり、うどんの即席コーナーも有りました。具材を渡すとザルで湯がいて、器に注ぎ、出汁を入れるだけではありますが。右側がご飯と豚系韓国風のスープ、お粥などでした。
サラダは生の葉っぱだけでなく、きちんと味付けされたものが結構多い感じでした。マカロニやキヌアのような炭水化物多め目のサラダもありました。
1日目はご飯とサラダとスープなどでした。ご飯は少なく見えますが、器が大きいので、普通位であります。トマトジュースが本来の甘みと言うよりは甘味料が入っている程、甘かったです。タバスコと塩をドバドバと入れたかったのですが、有りませんでした。
2日目は即席のうどんとサラダぐらいにしておきました。この日は夕方まで何も要りませんでした。
最後に
日本のように10階建てぐらいと思っていくと超高層ビルの19階から30階に位置する同ホテルは高級なビジネスホテルと言うくくりですが、高層階はやはり景色が別世界で良いです。今回の部屋は窓だらけでクセ強でしたが、記憶には残るかなと思います。
一方で電子レンジやコインランドリーがあったり、出張で荷物を増やさずに利用できるのは良いところでもあります。
ソウル駅から近いのもメリットでありました。