2024年に北海道恵庭市にある フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわに滞在しましたので、お伝えします。
ロケーション
恵庭市にあるものの、同ホテルは道の駅にあるため、鉄道で行こうとすると結構歩く羽目となります。
JR恵庭駅からだと2.6kmとなります。恵庭駅は快速エアポートが停車するため、新千歳空港から乗り継ぎなしで恵庭駅までアクセスできるメリットがあります。
コミュニティバスが1時間に1本ぐらい夜まであるので時間が合えば、有効です。ただ、飛行機が遅れたりすると絶望的であり、歩くかタクシーとなります。まあ、30分くらいの徒歩が嫌でなければ天気が良く、冬以外は良いでしょう。
恵庭駅から歩くとこんな感じです。道は比較的直線でわかりやすいです。
国道にかかる漁川(いざりがわ)の橋の中間部にある上の像を見るとホテルまで少しであります。
ホテルから最も近い駅は恵み野駅であります。こちらは快速エアポートが全停車ではないので、待ち時間が多い可能性もありますが、日中は結構停車します。
もちろん特急は停車しません。
しかしながら、1.6kmであり、歩く距離が短くて済みます。
そして、ホテル付近には道と川の駅の花ロードえにわがあります。日中は人が多いですが、夜は早く閉まってしまうため寂しくなってしまいます。
ちなみにここにはコミュニティバスのバス停があり、恵み野駅、恵庭駅にアクセスしており、1時間1本程はあるので、そのタイミングをねらってチェックイン、チェックアウトするのが良いでしょう。
これは2024年でも健在です。
以前はサイクルシェアがあり、各ポートで乗り捨てが可能でしたが、今は同じポートに戻すシステムとなっていて、1,000円以上かかるようになっており、採算から方向性が変わったようです。恵み野駅からのアクセスには使えなくなってしまいました。
乗り捨てはやはり大都会でないと難しいのかもしれません。
はなふると言う名称の公園であります。春と秋は自然が豊かでのんびりしているので最高です。
2024年もきれいな花が咲いていました。
ドライブスルー付きのスターバックスも有ります。雨の日ですが、座席はほぼ夜でも埋まっていました。
ちなみに、同ホテルから最寄りのコンビニはセイコーマートであり、800m程離れています。そこからさらに200mほど行くとセブンイレブンがあり、その裏にはスーパーも有ったりします。買い出しはこの辺りまで来ないといけません。
これは2024年も変わりません。
ホテル付近は道の駅の建物から少し離れており、公園に囲まれています。ピクニック風にお昼を食べている家族連れもいました。
漁川沿いにホテルは面しており、部屋によってはリバーサイドビューとなります。ジョギングやウォーキングをしている人も多い場所でした。
宿泊レビュー
エントランスはほぼ、日本国内のどこのフェアフィールドと同じです。植栽が少し紅葉していたのが北海道らしいところです。
館内設備
ロビー横にはくつろぎな空間が広がっています。これも日本のフェアフィールドと同じであります。
チェックインの際に既にご存知かと思いますがと館内設備を案内してくれました。私のフェアフィールド滞在歴とかわかっているのでしょうか。
コーヒーマシンにトースター、電子レンジ、製氷機も同様であります。ラップが置いてあり、道の駅の裏にある野菜直売所から購入してきた野菜をここで洗ってレンジで調理したりする人がいるのかもしれません。
2024年滞在時では日本人の年配グループやC国かT湾らしきグループがラウンジで酒盛りをしていました。
他のフェアフィールドではあったアイスペールはなく、紙コップに氷を盛って部屋に戻りました。
自動販売機はコインランドリーの手前にあり、半両替機と思いきや電子マネー対応でありました。
2024年滞在で大きく変わったのはランドリーであります。以前は文字通り、コインランドリーで100円硬貨が必要でしたが、キャッシュレスとなり、逆にコインは利用できなくなっていました。
洗濯機のメーカーのアクアが提供しているアプリをインストールして洗濯機に表示されているQRコードを読み込むと使う洗濯機が表示されます。
支払いはクレジットカードやPayPayなどができるほか、Apple Payも利用できます。Apple Payでもともとクレジットカード紐づけがあるとスマホの右サイドのボタンをダブルクリックすれば簡単に決済ができるので簡単であります。決済のあと2秒後ぐらいには洗濯機が始動しだしました。
AQUAのアプリはこんな感じです。
キングルーム
今回は最上階の漁川をのぞむキングルームでした。部屋にグレードのない同ホテルではチタン様へのせめてもの計らいなのかもしれません。
竹を割ったというか、金太郎飴のように全国どこでも同じ間取りであります。多少の差異はあるものの、東横インやアパよりも均一感があります。アパは立てにくい土地を安く購入して、建設するケースも有るので、形状は結構変わっていたりしますが。
いつもと変わらない景色であります。ベッドは大きく、快適なのでどうしても一番いる場所となってしまいます。
しかし、ちょっと違うのがベンチソファの位置であります。他のフェアフィールドの場合は、窓側にベンチソファがあり、冷蔵庫の扉は廊下側に向けられて設置されていますが、同ホテルは北海道の寒さのためか、ベンチソファは壁側に設置されています。
アメニティ
テレビは55インチくらいでしょうか。テレビのメーカーはパナソニックだったような気がします。4K放送も対応しています。テレビのメーカーは個々のホテルごとに意外と異なるようです。
アメニティは少し変わっていました。水がアルミ缶になっています。
相変わらず、グラスは洗面にある街中華のようなコップでしたので、今回は大きめのプラカップを持ち込みました。
ペット水はアルミ缶のものに変わっていました。大した変化ではありませんが。黒松内ではなくなっていますが、北海道の水ではありました。
ハンガーは同じであります。
一方で、ツインバードのシューズ乾燥機があるのは珍しいところであります。雪国で冬場は特に靴が濡れやすいための配慮でしょうか。
実際に、雨でグチュグチュとなった靴もこのおかげですぐに乾きました。
水まわり
水回りはいたって他のフェアフィールドと同じであり、バスタブなしの2wayシャワーが設置されていました。シャンプー類は大別すると2種類に分かれますが、その1種類と同じタイプでした。
トイレも他と変わりません。タンクレスタイプで金属バー的なリモコンが設置されています。
アメニティもほぼ同じであります。使い捨てのボディタオルとかあって欲しいですが、難しいかもしれません。
窓からの景色
漁川ビューは健在であります。前回訪問したよりも遅いためか、秋が深まっております。朝日とのコントラストもなかなかであります。
反対側も公園であり、花畑が多いので、そちらはそちらで楽しめそうです。
最後に
北海道では札幌についで、フェアフィールドとしては2番目に開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわであります。
新千歳空港の空港ホテルとしての機能は鉄道の移動は近いですが、駅から遠いのが難でありますが、タクシー等を活用すれば利用価値はあると思います。
何だかんだ利用しており、2024年秋の滞在では、コインランドリーがキャッシュレスランドリーになっていたり、最寄りのシェアサイクルのシステムが変わっていたりしました。
ただ、ここを訪れる際の雰囲気は変わらずであり、都会の喧騒から離れるものの、コンビニなども近くにあるので便利であり、新千歳に遅く着いた時は札幌まで行かずにコスト的にも精神的にも良いかもしれません。