コートヤードバイマリオット大阪本町に滞在し、ちょっと変わったエリート特典を受けてみましたので、お伝えします。
ビューキングルーム
今回は最上階の1階下の16階のビューキングルームでした。ここは何度か来ていますが、コーナーとか一度もアップグレードされたことはありませんが、それでも良いかなと思ってしまうくらいであります。
チェックインの際に岸和田名物だんぢりせんべいを一枚渡されます。以前はおかきでしたが、少しボリュームは下がったようです。お腹がキューとなるくらい空腹な時はいいかもしれません。
テレビは結構な大きさで4K放送視聴可能であります。加えて、大浴場の混雑状況とランドリーの稼働状況が見えます。ランドリーがあるとやはり、連泊で移動する旅程など荷物が減るので助かります。
窓はレースのスクリーンで明かりは取り入れつつプライバシーを確保し、二つ目の遮光なスクリーンで真っ暗にできます。
毎回、こちら側の部屋ばかりですが、見通しが良いので文句はありません。隣の建物の屋上に携帯の基地局があるので、Wi-Fiより自分のスマホで接続した方が早そうです。
入り口と窓の中間地点あたりはアメニティやセーフティボックスが集中しています。同ホテルではパジャマで大浴場に行けるのでパジャマが重宝します。
窓側には丸テーブルがあります。その上には、ご機嫌斜めなのか畳まらないリモコンカバーでした。水は2本無料であります。この辺りはMoxyと比較すると良いでしょう。こっちのホテルの方がレートでは安い方が多かったりしますが。
ルームサービスメニューです。なかなか良いお値段がします。宿泊代よりも高い感じがします。
続いて水回りです。同ホテルには大浴場があるためか、バスタブがない部屋が多く、今回もご多分に漏れず、シャワーの実もお部屋でした。
シャワーは天井からのタイプとハンドシャワーとなります。天井からのはあまり使わないのですが。
リンスインシャンプーとボディソープかと思いきやシャンプーとコンディショナーでした。ボディソープは一つ上にありました。
ドライヤーは大阪なのかPanasonicでした。最近は高級ドライヤーを設置するホテルもありますが、コードレスとかにしてほしいところです。老いなのか、ケーブルとか煩わしく感じてしまいます。
パジャマだけでなく、ガウンもありました。タオルはふんだんではありませんが、寂しくもありません。
エリート特典のブルボトルのスパークリングワイン
同ホテルにはクラブラウンジがなく、以前は1階ロビーのM18を夕方から夜の時間帯はカクテルタイムとしてアルコール飲み放題とちょっとしたおつまみが食べ放題でしたが、座席数が少なく、居座りエリート会員が多いかどうかはわかりませんが、システムを変更したようです。
以前の滞在より
カクテルかディナーかドリンクのルームサービスの選択制でした。カクテルはいわゆるオーソドックスなカクテルタイムであり、1階のM18でフリードリンク(アルコール含む)で余す。ただし、フードはおかず一皿であります。
ディナーは食事でありますが、部屋に持ち帰るもできる丼ものでした。丼の種類は色々とあり、チタン会員だとロコモコ丼までが無料で、その上のサーロインステーキ丼が500円ぐらい課金でありました。
そして、最後の選択肢がドリンクのルームサービスでした。個人的に望むものは、
静かな空間 > 酒 > 食事
という感じであり、ドリンクのルームサービスにしてみました。もちろん、スパークリングワインのフルボトルにしてみました。サービスは一回限りとなります。
銘柄はイタリアのAttuale Cuvée Pas Dosèであり、都心の一等地のお店で注文すると樋口さんが一枚ひらひら飛んで行くぐらいですが、ネットでは2,000円くらいでした。しかし、この銘柄、問屋向けなのかネットではあまり流通されていないようであります。酒飲み受けする辛口でありました。
鶴橋で購入したキムチをスパークリングワインで楽しんでみます。辛いためか、ワインが捗り、すぐに空けてしまいました。と言うことで、下まで降りて近所のコンビニでスパークリングワインを購入してしまいました。
偶然売っていたのでワインに合うかと買ってしまいました。自腹の2本目もクーラーに入れて冷やせるので、それもメリットであります。ワインを通算2ボトル空ける頃には脳内がお花畑になり、そのまま眠ってしまいました。
無料の朝食
プラチナ・チタン会員特典と言えば、無料朝食であります。ラウンジ特典はラウンジがなかったり、あっても予約が必要だったりします。
さらに会場は家庭用冷蔵庫が置いてあり、晩御飯代わりに飲み食いするような雰囲気のところが多く、非日常な静かに流れる空間でないところが多く、なかかなエリート会員のメリットを感じられないところもあります。(赤の他人が挙って、飲み食いを繰り返す空間としてはそれ自体非日常でありますが。。。)
朝食は品数の多さと豪華さと広さは違いますが、おおむね、ブッフェ形式であり、朝から食べるものに違いはあまりないようにも感じます。
ワイン二本空けた割には意外といい寝覚めであり、食欲が湧いてきました。早くから飲み始めたからでしょうか。
最近のサラダは赤色や紫色のものが多く、こちらでもそうでしたので、サラダは赤っぽくしてみました。そして、大阪らしく肉吸いうどんもありました。東の人間なのでしょっぱさを期待したのですが、そうでもありませんでした。
全体写真ではご飯の後ろに隠れてしまいましたが、地元・大阪産品の品です。小松菜とキャベツと佃煮です。東京だと江戸川区が想起されてしまいます。
次に、大阪と言えばの串カツもあります。ソースはつけませんでしたが、二度付け厳禁とか勝手に思ってしまいます。BBQに行って豆炭を見ると車とビニールテープとか想像してしまうぐらいの反射さです。
このほかにおでんやカレーもありました。
最後に
マリオットヴォンボイのエリート特典と言うと部屋のアップグレード、クラブラウンジ利用、朝食無料など他にも色々ありますが、スパークリングワインのフルボトルを選べる同ホテルはなかなかでした。
もっと高級で単価の高いホテルだと、アンバサダーやチタンだとサービスでフルボトルのワインぐらいは最初からついてくるかもしれませんが、レートを考えると同ホテルはコスパは効率的かもしれません。
公共の場であるラウンジに行くと、好みのものを好きなだけ飲めるのですが、結局それに費やす時間だけになり、限られた時間が奪われてしまうと感じることもあります。
部屋にフルボトルワインを持って来てもらえば、飲みながら仕事とかもできますし、自分の管理で時間が使えるので、弾丸トラベルとかではロスが少なく、個人的には良いかなと感じました。