大阪・船場中央にあるコートヤード・バイ・マリオット大阪本町に滞在しまたので、お伝えします。プラチナ特典やフィットネスなどの情報も加えました。
ロケーション
同ホテル運営のサンフロンティアホテルマネジメントのホームページより
場所は大阪メトロ中央線・堺筋線「堺筋本町」駅の8番で口から徒歩1分とかなりアクセスは良いです。本町駅までも5分程であり、心斎橋からは15分くらいで商店街を歩きながら来れます。
あいにくの強い雨でしたが、びしょ濡れになる前にエントランスまでたどり着けました。
外観
同ホテルによると繊維問屋で栄えた土地柄を生かし「織物」イメージしたコンセプトらしく、縦糸と横糸が織り成す格子デザインの外観と日本情緒を感じる植栽を配したエントランスと記載されています。
たしかにファサードは格子デザインであり、エントランスには花が咲いている草木があり、無機質なコンクリートの建物が多い周辺とは少し雰囲気が変わります。
建物はエントランス側から見ると奥に長く、幅は狭くなっています。
ホテルの第一印象とも言えるロビーが広がります。右奥にはバーもあります。チェックインしたのは19時過ぎでしたが、プラチナ特典の人々でごった返していましたが、チェックアウト時は誰もいませんでした。
最上階のキングルーム
同ホテルは地上17階であり、今回は最上階17階のキングルームの「アンビシャスキング」でした。カードキーをかざすと自動的に17階に連れて行ってくれます。非接触で安心です。触っても、エレベーターホールには必ずアルコール消毒スプレーがあるため、安心です。
幅の狭い建物のためか廊下からは片面にしか客室の扉は見えません。
部屋のデザインは木と柔らかい色でまとめられています。ベッド側壁面は和のテイストが感じられます。東京ステーションや銀座東武とも違うテイストです。
ここから土禁みたく、スリッパが置かれています。
テレビはLG製の55インチであり、4K放送も視聴できます。


2019年開業の新築の建物のため、操作パネルはすっきりとしています。USBはタイプAのみでした。
クローゼットは窓側奥にあり、セーフティボックスやパジャマ、荷物を置く場所はシャワールーム近くにあり、導線的に動き回る感じとなってしまいます。


アメニティに関しては必要最低限あり、冷蔵庫は小さめでたくさん買い込んでしまうと入りきらないかもしれません。




窓からの景色
最上階と言うこともあり、かなり遠くまで見通せます。夜は阪神高速のオレンジ色のラインとぽつぽつとあるタワーマンションの景色が見えます。昼は空が近く感じます。
高速の音が常時聞こえるため、普段、大きな通りの付近に住んでいないと耳につくかもしれません。
シャワールーム


バスタブはなく、シースルータイプとなっています。


アメニティは普通であり、ボディタオルもあります。海外のホテルや空港のラウンジではないことが多いため、あると便利です。また、ドライヤーに加えて、ヘアアイロンもあります。使うことはありませんでしたが。
再びの滞在
前回の滞在を覚えていたのか、おかえりなさいませカードがありました。
また、泉ダコおかき(マヨネーズ味)が置いてありました。
露天風呂
同ホテル運営のサンフロンティアホテルマネジメントのホームページより
2階には大浴場と言う程ではありませんが、パブリック・バスがあります。内湯と露天風呂があり、内湯は熱め、露天風呂は外気にさらされているためか温めです。
近隣のホテルでは天然温泉でもっと大きい風呂があったりするのですが、大阪の真ん中で露天風呂はなかなか気分爽快です。
終了間際(23時過ぎ)に行ったのですが、誰もおらず、貸切風呂状態でした。部屋には風呂に行く用のタオルバックもあります。
フィットネス
フィットネスは地下一階にあります。24時間営業ですが、現在は予約制であり、フロントに連絡して利用します。
鍵は一度フロントに寄って、借りていきます。
時間枠は2時間であり、その間は貸し切り状態で利用できます。大画面テレビを自由に使えたりします。
最後はタオル下のカゴに鍵を入れて退出して、そのまま部屋に戻れます。
コインランドリー
コインランドリーは地下一階にあります。洗濯と乾燥のセットが2台あります。洗濯は30分で300円、乾燥は15分100円となります。
レンタルサイクル
レンタサイクルがあり、ホテルの入り口にあり、フロントに言うと利用ができます。
朝食
朝食は2階のレストランン「STITCH オールデイダイニング」となります。入口にSTITCHと書いており、一瞬Cがなく剥げ落ちたのかと思いましたが、Cだけ違う色でアクセントがつけられていました。壁と色が似ています。プラチナ特典では無料で利用可能です。
ブッフェ形式で入口から左半分が食事の並べられているカウンター、右半分が座席となっています。
食事をピックアップするには手指消毒と使い捨て手袋をつける必要があります。カウンターを撮影するのは気が引けたため、多くの種類を選んでみました。
鯛の塩焼きやたこ焼き、串カツ、豚汁、カレーライス、卵料理(即席)など種類は豊富であり、朝からお腹いっぱいとなってしまいました。今回は野菜中心にしてみました。
プラチナ特典のカクテルタイム
カクテルタイムは1階のカフェというかラウンジスペースと言うかM18にて17:30-20:30まで利用できます。日中はコーヒーやソフトドリンクがいただけます。


ワインがないと思ったら、樽がワインになっています。海外の空港ラウンジにたまにあるサーバータイプです。
生ビールはサーバーがカウンターの一番奥にあります。ウィスキーは「あかし」でした。写真はドリンクばかりですが、フードもとんかつや小ぶりなハンバーグ、小魚のフリッターなどがありました。日によって品は違うようです。
天井は一部抜き抜けで二階の「STITCH オールデイダイニング」が見えます。座席数は少ないため、週末やカクテルタイム開始時間は結構混んでしまいそうです。
クッと一杯引っ掛けて、外に行くか、自分のお気に入りの酒を買ってきて部屋飲みと言うのが良さそうです。
ホテル付近
大阪のど真ん中と言うことで、コンビニなど困ることはありません。個人的にはホテルの裏側にあるドラッグストアが便利と言えます。薬だけでなく、アルコールも販売しており、弁当などもあります。期間限定かもしれませんが、ビールとチューハイを買うとおつまみが無料で付いてきました。
また、ホテルの裏隣りにはタルトの専門店「BOMBOMY(ボンボミー)」があります。名前がBONVOYに似ており、何かの縁なのかもしれません。
電子マネー決済もできるため、小銭要らずで購入できます。
ホテル付近はスイーツに限らず、食事も結構探すといい場所がありますが、オフィス街と言うこともあり、週末は閉店と言うお店も多いようです。
最後に
本町周辺は夜間や休日は静かであり、ゆったりとできる場所であり、良いかもしれません。
また、新しい建物だけあり、スタイリッシュで快適であります。高層階となれば、周りに大きなビルが少ないため見通しも良く、外を見ていると気分も晴れます。
そして、露天風呂に脚を延ばして浸かれば、大阪にいることを忘れさせてくれる宿でした。
プラチナ特典もうまく活用すれば、滞在期間の質をアップできそうです。