ANA748便のプレミアムクラスに能登空港から羽田空港まで搭乗しましたので、お伝えします。
のと里山空港
のと里山空港(能登空港/NTQ)は輪島市、穴水町、能登町に跨る場所にあり、2,000mの滑走路があります
現在は1日2往復ANA便のみが羽田空港に就航しています。1日2往復ではありますが、ターミナルビルは大きいのが特徴です。実際のターミナルとしての機能は1階と2階が中心で、それ以外は行政機関の庁舎と生涯学習センターも兼ねられています。
また、道の駅としても機能しています。最寄りの鉄道駅はのと鉄道の穴水駅であり、バスにて20分弱でアクセスできます。
空港からは海が見え、周りの山とのコントラストがとてもきれいな場所です。滑走路も良く見え、着陸するB737-700の様子が詳細に見えます。
搭乗記
B737-700のプレミアムクラスシート
同機のプレミアムクラスはレガシーなモケットシートであります。レザーシートがメジャーであるプレミアムクラスですが、今後は再びモケットシートが増えていくと思われ、ある意味貴重なシートかもしれません。
濃いブルーと赤みの強いウォールナット調のテーブルやひじ掛け、アルミ製のリクライニングボタン、音声チャンネルボタンなど懐かしさを感じるところです。
離陸
ローカル鉄道やバスを乗り継いで同空港にたどり着いたためか、意外と現金を使うシーンが多く、財布の中はコインだらけになってしまい、喉も乾いたため、空港のショップで地酒を購入。海を見ながら喉を潤します。
セーフティービデオは最初の頃はたくさんの人のバージョンがありましたが、現在は2種類ぐらいしか見ず、国内線ではパターンが限られるのかもしれません。
B737-700の加速は強く、カメラがグラグラしてしまっていますが、自然豊かな山地から勢いよく、離陸しています。奥には能登島も見えます。
動画の様子は以下のとおりです。
機内食
国内線地方路線では月単位でほぼ同じものが用意されているのか、前回搭乗したものと全く同じメニューでした。特にちくわ的な玉子焼きはカレー味であり、見た目と味で特に印象に残ってしまいます。
飛行ルート
能登空港と羽田空港間の区間マイルは209マイルでありますが、羽田空港への着陸を北側からアプローチするためか大きく迂回したルートでした。
直江津あたりから再び本州上空に入ります。途中信濃川などが見えながら、山地を進みます。
同機には機内Wi-Fiがないため、どのあたりを飛んでいるのかわからなくなりますが、特徴的な奥只見湖と奥只見ダムが見えてくると場所を把握できます。
その後は高速道路と鉄道から位置がだいたい把握でき着陸となります。
珍しくD滑走路への着陸であり、途中ネズミの王国が見え、その後は東京ゲートブリッジが見え、着陸となります。
到着はボーディングブリッジでしたが、ずいぶん端であり、これなら沖止めの方が良かったかなと感じてしまう程でした。
ゲートにかなり飛行機が戻ってきており、国内線に関してはかなり回復している感じにも見えました。
最後に
空港の愛称に里山とつくようにとても自然が豊かな場所にあり、景観も良い場所であります。空港に行くまでも自然の中を通り抜けるため、とても気分爽快です。
天気のいい日のフライトは気持ちいいものであり、再び天気にいい日に行ってみたいと感じるところでした。