ANAトクたびマイルについて、夏休みシーズンの8月お盆期間でもある2週目が発表となりましたので、お伝えします。
8月11日から搭乗の路線
8月11日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。繁忙期ですがトクたびマイルは通常営業です。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:8月10日(水)~8月16日(火)まで
対象搭乗期間:8月11日(木)~8月17日(水)まで
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
富山 能登 大阪関西
松山
新潟
宮崎
女満別 根室中標津
宮古 石垣
富山、大阪関西が入っています。また、沖縄では県内路線の宮古と石垣両方があります。この時期としては結構良い設定なのではないでしょうか。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
オホーツク紋別 岡山 広島 徳島 高松
福岡 熊本 宮崎
新潟 鹿児島
女満別 仙台 鹿児島
羽田 沖縄
福岡 長崎
羽田路線では四国と中国と九州が入っており、岡山、広島、福岡、熊本など大都市もあり、便数も多いのでこちらも使いやすいかもしれません。
7,500マイル
無し
羽田⇔沖縄などは結構人気かもしれません。この時期はホテルが高く、レンタカーも高く、沖縄の経済には良さそうですが、お得に旅には向いていないかもしれません。
ANA国内特典航空券のシーズン
シーズン一覧
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
2023年は1月から3月までの暫定の設定となっています。2023年4月以降は2022年3月ごろに案内予定です。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2022年度の対象外期間
2022/12/22~2023/1/11
残りは年末年始のみとなっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
緊急事態宣言など発令されている場合に変更手数料が減免されるケースがありますが、トクたびマイルも対象となります。キャンセルするよりも都合がつきそうな日程で変更しておくのが良いかもしれません。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
トクたびマイルの活用例
すばり帰省です。もし、今回の路線に自分の故郷があれば、帰省に活用するというのも良いかもしれません。
例のはやり病が世界最大級とは言われるものの、体調が良く、検査で問題なければ出かけてもいいのかも知れません。
地元に戻って、どんちゃん騒ぎでなくとも静かに過ごすだけでも、それだけでも家族にとっては夏の記憶となることでしょう。
最後に
お盆でも設定があるのは嬉しいところです。路線も色々あるのでどこかには出かけられそうです。しかし、この暑い中出かけて、線状降水帯に遭遇すると交通はマヒしてしまい、計画が狂うリスクもあります。
新幹線であれば、比較的荒天には強いので、飛行機も新幹線も使えるような場所が安全かもしれません。