2019年に2月末にリニューアルした那覇空港にあるANA最高峰ラウンジのANA SUITE LOUNGEを利用しましたので、徹底リポートします。
ラウンジ詳細情報
オープン時間
6:05~最終便出発まで
サービス内容
Wi-Fi、プリントサービス、ラウンジ内トイレ、授乳室、ソフドリンク、アルコール類、新聞、雑誌、喫煙スペースなど
ラウンジ入室基準
ラウンジにアクセスできる対象者は下記のとおりです。
ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー 、ANA便利用の同行者1名
ANA「ダイヤモンド事前サービス」メンバー、ANA便利用の同行者1名
ANAミリオンマイラープログラム「Lounge Access Card」保持者
一部キャンペーン対象者
アクセス
国内線ターミナル2階出発口Cの手前にあります。このエリアは2019年3月よりスタートする国内線旅客ターミナルと国際線ターミナルを接続する新ターミナルエリア部分にあります。
ピンク枠はスイートラウンジ
フロアマップを見てもわかるとおり、同ラウンジの隣に、広大なスペースが確保されており、「ANA LOUNGE」を準備しているようです。現在の「ANA LOUNGE」はスイートラウンジより狭いため、オープンすると同空港最大のラウンジになりそうです。
ラウンジレポート
エントランス
写真左:一般ホール側 右:ゲート側
エントランスは一般ホール側とゲート側の二か所にあります。一般ホール側には手荷物検査場もANAプレミアム会員用に設置されております。ゲート側はラウンジ利用後に飛行機に向かう「出口」として利用されることが多いと思いますが、乗り継ぎ等で「入口」として活用もされるでしょう。
受付
手荷物検査場を抜けて、自動ドアを抜けると受付があります。現在はSUITE LOUNGE専用でありますが、ANA LOUNGEとの共用されております。ANA LOUNGEし長年狭かったですが、今回のANA LOUNGEオープンでANAの那覇空港の満足度が上がるでしょう。
ロッカーなど
大きな荷物を正常して保管可能なロッカーが受付横にあります。また、複合機も同スペースにあり、ラウンジ内で複合機が唸る音がしなくて良いと言えます。
電話ができる電話ブースはゲート側出口(入口)付近あります。そして、喫煙ルームはラウンジから一番遠い場所にあります。こちらもANA LOUNGEとの共用されるものと思われます。
ラウンジ内
入るとすぐにラウンジ全体を見渡すことができます。こちらも一目で「隈研吾デザイン」とわかります。以前のスイートラウンジよりも大きくなったことがわかります。以前同様窓のない空間ですが、天井が翼をイメージしており、明るく開放感があります。
手前には大テーブルがあり、中央には沖縄ガラスの器や沖縄漆器が展示されています。
そして、大テーブルはラウンジ唯一の椅子席であり、パソコン等の作業をするには一択となります。
ラウンジのアクセントとして用いられているのがひときわ目立つ大理石です。テーブルやサイドテーブルに用いられており、人造とのことですが、近くで見るととても不思議な模様であります。
ラウンジ奥から全体を見てみるとソファー席の座席数が意外と多く、うまい具合に仕切られているため、プライバシーも保たれます。
ソファー席
ソファー席は滑らかなスエード地のソファーにグレーのクッションという独特の色相です。以前のラウンジは黒一色でしたが、落ち着いた色合いで長時間滞在してもリラックスできそうです。
電源はサイドテーブルに設置され、USBポート(5V/DC2A)も完備されています。
トイレ
トイレは男女別にラウンジ内に設置されています。トイレはウォッシュレット完備であります。豪華そうなリモコンも実装されています。ハンドドライヤーはなく、ティッシュとなります。ノイズの大きいハンドドライヤーを敢えて設置しなかったのかもしれません。
マガジンコーナー
新聞雑誌もトイレ手前にあります。上には時刻表とANAサービスガイドが並べられています。時刻表はいまだに見ていてもワクワクしてしまいます。
沖縄フードと多彩なドリンク
フードブースは圧巻も言えるほど直列で食べ物やドリンクが並んでいます。
向かって奥から半分がドリンクブースとなります。
選択肢多いドリンク
ドリンクはグァバやシークワーサージュースが冷蔵庫の中にあります。冷蔵庫上段にはキンキンに冷やされたビアグラスとハイボールジョッキもあります。ビアサーバーはオリオンビールをはじめとしてプレミアムな銘柄が勢ぞろいです。角ハイボールサーバーもあります。
隣には濃い味のアルコールもあります。琉球泡盛「松藤」があります。ワインは東京のスイートラウンジと同じ銘柄です。純米酒も冷やされています。
ソフトドリンクは冷蔵庫内の他に、ドリンクサーバーもあります。そして、隣には青汁もあります。ずいぶん飲まれています。ダイヤモンド会員は青汁が好きなのでしょうか。
沖縄フード
ドリンク以上に沖縄色が強いのがフードであります。
仕様としては他の国内線スイートラウンジ同様におにぎりやパン、味噌汁・スープが主体ですが、ジューシーおにぎりや沖縄風いなり寿司があるほか、豚汁や紅芋スープもあります。
豚汁をいただきましたが、塩分は穏やか目で沖縄らしい味付けでした。
スイーツは地元ふくぎやの幸せを呼ぶバームクーヘン「ガジュマル」があります。他にチョコやクッキーや定番のおつまみがあります。〆にはブルーシールのアイスクリームもあります。
最後に
ゲート側から出ると既存の31~38ゲートと新設された37,41ゲートの行き先案内が出ています。那覇空港は国際線の就航が拡大し、国内線のターミナルも増床しているほか、2020年には新たな滑走路もできるようで日々変化しているようです。
おまけ
リニューアル前のラウンジ記事はこちらです。スイートラウンジとして開業して数年で移転且つリニューアルしてパワーアップした新スイートラウンジとの差がわかります。
是非参考にしてください。
他ラウンジレポートは以下のとおりです。