ANA札幌発羽田行き最終便のプレミアムクラスに搭乗しましたので、お伝えします。
いつもとは違う新千歳空港へのアクセス
札幌駅から新千歳空港へのアクセスと言えば、快速エアポートでありますが、ほぼ同じ路線を特急列車(北斗、すずらん、おおぞら、とかち)も走っています。
エアポートでUシート(指定席)を利用した場合、530円となります。一方で、特急自由席で南千歳までの場合は630円となります。南千歳で乗り換えが必要で100円高いと利用価値はあまりありませんが、札幌駅から新千歳空港への移動の需要は高くなってきており、エアポートのUシートは結構混んでいます。
一方で、北斗の自由席はガラガラです。都市間の移動が少なくなっている点や所要時間が伸びていることもあるのかわかりませんが、ちょっとの間でも密がないのは良いところです。
シートもUシートとほぼ変わりませんが、清掃されていたり、シートピッチも多少広く感じるところは良いかもしれません。
札幌駅改札駅横のお土産店でハイボールを購入し、ちょっとした鉄道旅です。また、気動車のエンジン音が北海道の旅らしさを感じさせます。
旧シェラトンが見え、新札幌駅に停車、すぐに出発となります。
建設中の野球場が見え、クレーンの多さが大きな建造物と実感します。本州ではあまり見られない白樺の林が続き、ますます鉄道旅を感じさせます。
あっという間の32分間で南千歳に到着します。
札幌⇒南千歳<特急からの乗り換え>南千歳⇒新千歳空港の乗り換え時間は5~15分程かかり、15分となると長いですが、今回は5分と車中で飲んだハイボール覚ましにはちょうど良いくらいでした。
最終便までは時間があるため、新千歳空港温泉で、汗を流してからラウンジに。ある意味湯上りに、お酒を飲めるのは幸せかもしれません。
最終便ANA82便
ADO便は21時発はあるものの、ANA便としては現在のところ、最終便の82便となります。機材は日によっては787型機や321便が設定されることもありますが、この日は767型機のプレミアム設定ありの76Pでした。
国際線仕様の767型機も運用されることがありますが、ビジネスクラス席は普通席として扱われており、折角ならプレミアムクラスとして76M運用をして欲しいところです。
ドアは1ドアだけ開けての搭乗となります。羽田では2ドア開け体制だったのですが。
767は本来であれば、退役が近いようですが、777国内線仕様機が飛べないためか、頻繁に使用されています。今は古くなってきた革張りのプレミアムクラスのシートです。
シート配列は1-2-1配列であります。
今回のプレミアムクラスの機内食はTHE CONNOISSEURSシリーズの新門前 米村でした。今回で2回目でありますが、前回と同じと言うわけではなく、頻繁にプレミアムクラスを利用しても飽きなさそうです。
離陸と着陸を除くと45分ぐらいであり、プレミアムクラスではあっという間に時間が過ぎ、ベルト着用サインが点灯します。
羽田空港の外は冷たい雨が降っており、週末は雨が多いと感じつつも、あまり東京にいなかったなと感じたりもします。
最後に
最終便で帰る場合は、現地で時間一杯活用できる一方で、ずっと外出していることとなり、帰宅すると翌日はちょっと辛いなとか感じつつも、その日は十分に時間を使えることが出来るため魅力でもあります。
最終便でもトクたびマイルで発券でき、最後の最後でプレミアムクラスにアップグレードまでできた今回の旅はマイル修行の賜物と実感しました。