弾丸トラベルは怖くない!

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ファーストクラスでもマイル修行はできる

ファーストクラス

ファーストクラスの安い運賃を活用して、ANAマイル修行(SFC、ダイヤモンドなど)のメリットを考えてみました。

ファーストクラス ストックホルム=香港往復

ファーストクラス旅程

今回は連休終わりにアジアに向かい、夏休み時期にヨーロッパに向かう旅程を考えてみました。

旅程

5月6日の夜にストックホルムを出発し、チューリッヒで40分の乗り継ぎ待ちの後にボーイング777-300ERで香港に向かいます。香港には翌日の16:30に到着します。

復路は8月2日終わりの23:45に出発し、こちらもチューリッヒで40分の乗り継ぎでストックホルムに向かいます。ストックホルムには翌朝9:15に到着します。

チューリッヒファーストクラスラウンジ

ANAマイルでは利用できないスイス航空のファーストクラスのラウンジを有償チケットのため利用できます。

しかし、乗り継ぎ時間が40分と堪能できないのは残念ですが、乗り継ぎを車で移動が出来そうなのでどれくらい早いか確認できそうです。

旅程を駆使して、ラウンジ滞在時間を長くしてみるのも面白いかもしれません。

運賃・予約クラス・プレミアムポイント

ファーストクラス運賃

運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 約319,181円

予約クラス A+Jクラス(150%加算+400PP)

プレミアムポイント 21,704PP

PP単価 14.71円/PP

ファーストクラスとしてはかなりの単価であり、後述の積算するマイルと合わせてメリット大きいと言えます。ただし、この運賃でのフライトはかなり限定的のため、都合をフライトに合わせる必要があるのが厳しいかもしれません。

座席指定

ファーストクラスの場合、聖域なのか座席指定は無料なので、空いていれば1Aなども指定できます。ただし、自分よりスイスインターナショナル・エアラインズから見てより高いステイタスが来た場合はその限りでない場合もありますが。

スイスインターナショナル・エアラインズ利用のメリットはマイル積算

フライトボーナスマイル

ANAマイレージクラブのプレミアメンバーには、ルフトハンザ・グループ(ルフトハンザドイツ航空、スイス航空またはオーストリア航空運航便)に搭乗の場合、ANA便と同じようにフライトボーナスマイルが積算されます。

これは、プレミアムメンバーのステイタスランクと継続年数、そしてANAカードの保有によって変動し、ボーナス加算率は40%~130%となっています。

以前はANA便とユナイテッド便に限定されていましたが、2020年よりルフトハンザ・グループ(ルフトハンザドイツ航空、スイス航空またはオーストリア航空運航便)も対象となっています。

今回のファーストクラスのフライトをANAダイヤモンド会員(2年以上継続の場合)が積算した場合のマイル数は下記のとおりです。

通常マイル       13,402マイル×150%(クラス積算率)=20,103マイル(A)

フライトボーナスマイル (A)×130%=26,133マイル

合計          46,236マイル

単純計算をすると、ダイヤモンド会員がスカイコインに基本ルールに従い交換した場合、

70,236円相当

(40,000マイル→(1.6倍)→64,000コイン+6,236マイル→(1倍)→6,236コイン)

スカイコインが得られます。もちろん、他で積算したマイルと合わせて一気に5万マイルを交換するとレートはさらに上がります。

さらに、下記のキャンペーンを利用するとスカイコインの付与時期は一気でないものの2倍相当となり、単純計算では92,472円相当のスカイコインと交換できます。

2020年、ANAダイヤモンド修行にスペシャルオフォーが来た - 弾丸トラベルは怖くない!

スカイコインは全便ANA便名が付いた予約に対して利用が可能なため、スイス航空便の運賃の補填はできないものの、マイル修行で利用する他のANA便に補填すると考えると総額ベースではかなりメリットがあります。

ANA便で今回のスイス航空便の単価よりも良いもの(PP単価10円以下)を選択するとなると穿った皮算用的ではありますが、319,181円-92,472円=226,709円(PP単価は10.45円/PP)とも考えられます。

やっぱりビジネスの方がメリットが大きいのでは

ビジネスクラス旅程

同じ日程でビジネスクラスの最安運賃を調べてみました。運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。

運賃 約152,504円

予約クラス Pクラス(70%加算)

プレミアムポイント 9,381PP

PP単価 16.26円/PP

スイス航空のビジネスの場合、125%積算はかなり高くなるため、コストと単価を考えた場合、Pクラスと前述のファーストでの比較となりますが、ファーストの方が魅力的と言えます。

ただし、ビジネスのメリットとしては最安運賃の空いている日程が多いため、マイル修行が立てやすい点があります。一気に投下するコストを抑制し、頻繁にヨーロッパとアジアを往復したい場合にはメリットがあるかもしれません。

最後に

ファーストクラス機内食

ファーストクラスは聖域的なクラスのため、積算率がほとんど変化していないため、運賃が下がると断然ステータスポイント単価は良くなり、時にはメリットがあります。

こうしたタイミングを利用して、プレミアムエコノミーやビジネスクラスだけでなく、ファーストクラスもマイル修行を対象とするのも良いかもしれません。

ファーストクラスでマイル修行が実現してしまうと、得られたステイタスの特典が利用したファーストクラスと比較して、薄く感じることもあるでしょう。

しかし、上級クラス・ステイタスのサービスを広く深く知ることが可能であり、マイル修行としての経験値は高くなりそうです。 

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