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2020年、ANAダイヤモンド修行にスペシャルオフォーが来た

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D19

2020年は東京オリンピックの年であり、インバウンドのみならず、日本国内はかなり混雑が予想されます。

そうした中で、ANAの対象者限定(おそらく現ダイヤモンド会員やダイヤモンド到達会員)向けのホットなキャンペーンが出ており、2020年のダイヤモンド修行を考えてみました。

対象者限定の別世界なキャンペーン

プラスモアキャンペーン

2019年12月16日、午後に同社では対象者限定のキャンペーンを展開しました。対象者限定のため、SNSなどでの反応は薄いものの、内容はかなり濃いものです。キャンペーンは二つあります。

対象者は

対象者限定と書かれており、対象者の範囲は明記されていませんが、キャンペーン冒頭に以下のように書かれています。

通常の「ダイヤモンドサービス」に加え、以下の特典をお受け取りいただけます。

少なくとも2020年4月からダイヤモンドのステイタスを確保しているまたは、2019年にダイヤモンド会員の資格(嵩上げダイヤも含む)を有している方が対象のようです。

キャンペーンは二つあり、一つがホットであります。まずは軽い方からお伝えします。

マイルからANA SKY コインへ特別交換倍率2.0倍のボーナスコインをプレゼント

スカイコインキャンペーン

概要としては、マイルからスカイコインへの交換率が通常1.3~1.7倍のレートが2倍相当に一律になるというものです。

このキャンペーンは10,000マイルの交換からに適用され、実際交換すると通常のレートでSKYコインが反映されます。

交換した翌月中に通常の交換倍率と2倍の差分のスカイコインが付与されます。

同時に付与されないのはキャンペーンであることが最大の理由であり、不当景品類及び不当表示防止法(通称:景品表示法)のコンプラ対策にも見えます。

このキャンペーンは最低ラインの1万マイルをスカイコインに交換すると1.3倍であり、それが2倍にアップするとなると約+54%の盛りとなります。

しかし、マイルをたくさん持っている場合、5万マイルをスカイコインに交換すると考えると1.7倍:2.0倍であり、約+18%の盛りにとどまります。

消費税の増分(国際線運賃自体は対象外ですが)よりも盛り分が大きいのは嬉しいですが、サプライズと言う程でもありません。ホテルのバイポイントキャンペーンの方が激熱とも言えます。

不思議な誘惑をそそるキャンペーン

家族会員ダイヤモンドキャンペーン

そして、もう一つがダイヤモンド会員に不思議な誘惑をそそるキャンペーンです。キャンペーン名称は以下のとおりです。

ANAカードファミリーマイルに登録のご家族へ「ダイヤモンドサービス」ステイタスをプレゼント

という名称です。一定の基準で2020年にダイヤモンド基準に到達した場合、家族(ひとりだけですが)にダイヤモンド資格(ピュアダイヤモンドと委細は異なりますが)を付与すると言うキャンペーンです。

ただし、このキャンペーン下記の条件が必要であり、その内容が不思議な誘惑をそそります。

条件1

ANAグループ運航便ご利用による2020年獲得プレミアムポイントが15万ポイント以上

対象搭乗期間:2020年1月1日~2020年12月31日 

※2021年1月31日までに積算をお済ませください。 

条件2

ANAゴールドカードまたはANAカード プレミアム(スーパーフライヤーズ ゴールドカード、スーパーフライヤーズカード プレミアム含む)でのご利用金額が500万円以上

対象ご利用期間:2019年12月16日~2020年12月15日

条件3

本キャンペーンの参加登録

参加登録期間:2019年12月16日10:00~2020年12月15日23:59(日本時間)

制限事項

この他の制約事項としては下記のとおりです。

フライト

対象となるフライトマイルの事後登録は、2021年1月31日23:59積算分(日本時間)まで

→4月までダイヤ会員への登録に時間がこれくらいかかると言うところです。

マイル修行をする場合に事前にマイレージ登録をするため、それほど気にならないと言えます。

カード利用

カードの利用500万円については下記のとおりです。

家族カード会員の利用分は本会員の利用分に含んでご利用金額を判定

カードに付帯している電子マネー利用分は対象外

銀聯カード利用分は対象外

年会費、付帯カード発行手数料、マイル移行手数料、ショッピングリボ払い・分割払い・スキップ払い等の手数料、キャッシングサービス利用分は対象外

分割払い・ボーナス一括払いは、利用日が対象期間中に含まれていれば、その利用金額は対象

対象カードを複数枚お持ちの場合、いずれか1枚で利用金額条件を達成することが必要で異なるANAカードの利用金額の合算はしない。

同ブランドでのグレード切り替えは合算対象

与えられるダイヤモンド資格の制限

以下の特典は付与されません。

ANAアップグレードポイントの付与
ANAスーパーフライヤーズカードへの入会資格
「ダイヤモンドサービス」メンバー限定選択式特典
ライフスタイルマガジン『ana-logue』の発送
カレンダーセットのお申し込み

「ダイヤモンドサービス」メンバーオリジナルネームタグ

このキャンペーンの考察

マイル修行ついて

ANA便で15万PP稼ぐと言うのはかなりきついと言えます。シンガポール航空やターキッシュエアラインズなどの安い時期のフライトを含まずに、ANA便のみで15万というのは結構エコノミーは言うまでもないですが、ビジネスでも相当のフライトが必要できついかもしれません。

ファーストクラスで年4-5回大陸間を移動する場合はそうでもないでしょうが、そうした人はキャンペーン登録するか疑問であり、経済力はあるものの背伸びをする人たちが対象なのかもしれません。

カードについて

家族カードは本会員利用として含まれる一方で、本人であっても複数カードの利用の場合はいずれか1枚であり、家族での利用が有利と言えます。家族丸ごと囲い込みと言うのが伺えます。

500万円、月平均すると41.7万円の利用であり、家賃から何からすべてANAカード払いとしても追いつかないのが一般的ですが、支払い能力がある家族が複数で利用となれば、富裕層でなくても4-5人ではその金額は現実かもしれません。

また、Mac proをフルスペックでオーダー(574万円)すれば一発で基準を満たせそうですし、モールでキャンペーンを実施していることを考えると得るマイルと転売とかを企む人もいるかもしれません。資本が必要ですが。

ANAにとってはANAカードから得られる利益は多くないかもしれませんが、ANAカードをフックとしてはダイヤモンド会員を囲い込む効果を見ているのかもしれません。

本業コアである航空事業において、利用者の他社への流出を防げるとすれば大きく、ダイヤモンドの会員のように現金が入ってくる顧客を押さえつつ、カード決済で目標達成をして、チャリンチャリンと決算をしてもらう算段かもしれません。

家族ひとりにステイタス付与の意味

ダイヤモンド会員であれば、同行者1名はラウンジアクセスもでき、今回のキャンペーンは意味がないようにも見えますが、家族と言ってもいつも一緒に旅行するわけではなく、個々で行くことを考えると大きいキャンペーンです。

その際に他人でも同行者1名がラウンジにアクセスでき、新たな需要が創出できると考えているのかもしれません。

現在の多様な家族の在り方を先取りした結果にも見えます。お財布が違う家族から、ダイヤモンド会員として、新たなフライト連鎖を期待している風にも感じます。

このキャンペーンはお高い商売ではなく、危機感の顕れ

今回のキャンペーンは良くフライトを利用するダイヤモンド会員が対象とみられ、2020年15万プレミアムポイントを獲得が必要、そして、ANAカードでの決済が500万円/年の必要と考えると、お高い商売にも見えます。

実際、一部はそうでありますが、ANAのお財布状況も関係しているかもしれません。既存のビジネスが好調であれば、こうした異色なキャンペーンを展開する必要はないのですが、敢えてこうしたキャンペーンを実施するのはANAダイヤモンド会員になる必要性が今、問われているとも考えられます。

とは言っても、運賃の値下げを行い、マイル修行のダイヤモンド会員を増やすより、今回のキャンペーンを満たすような世帯でダイヤモンドを囲い込む方が有効かもしれません。

これは2020年のオリンピック後の需要の冷え込みを危惧している事を示唆しているともみられます。路線拡大に伴い、固定費も拡大しており、それを補うために色々と考えている一つとも想像できます。

最後に

星12個

今回のキャンペーンの注意書きの文末には以下のような、但し書きがあります。

景品表示法の定めにより、本キャンペーンに申し込まれた方は、当社同時期に実施する他のキャンペーンに当選できない場合があります

キャンペーンであり、景品表示法の制限を受ける施策です。利用にあたっては、家族の方が最大限利用できる想定の下にマイル修行計画が必要であります。

家族にダイヤモンド会員は必要なし、スカイコインに交換するより、マイルをビジネスクラス等のアップグレードに使う方が多いと言う方は、本キャンペーンを見送り、他のキャンペーンを見た方がいいかもしれません。

それにしても、最上級ダイヤモンド会員の向け施策としては、これまでと一味違うキャンペーンは不思議なインパクトがあります。 

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