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ANAダイナースカードの発行は得なのか

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ダイナース

ANAダイナースカードの入会キャンペーンはかなりのポイントが還元され、お得のようですが、本当なのか個人的に考察してみました。

最大10万マイルのANAダイナースカード入会キャンペーン

タイトルからすると振り向いてしまうようなキャンペーンです。最大10万は既存のANAカード会員はまず、3.5万マイルのチャンスがなくなり、6.5万マイルとなります。

また、ANAダイナース スーパーフライヤーズカードの申込やANAダイナース プレミアムカード、ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード、ANAダイナース スーパーフライヤーズカードからANAダイナースカードへ切り替え入会した場合は対象外です。ダイナースカードを既に持っている場合も対象外です。

また、6.5万のうち、2,000マイルは家族カードまたはビジネスカード発行のため、そうしたことが出来ない場合には、発行してから集計期間(3か月間)に100万円以上の利用してもらえる6.3万マイル相当(通常で1万+キャンペーンで5.3万マイル相当)が実質的なメリットとなります。10万とは行かないですが、それでもメリットはありそうです。

また、注意点としては付与時期が2020年12月下旬と遅めです。

ダイナースカードの発行元である三井住友トラストクラブとは

ダイナース60年

同カードを発行している三井住友トラストクラブ株式会社は三井住友トラスト・ホールディングスの連結子会社となっています。

名前からすると三井住友カードと関連性はあるように感じるかもしれませんが、旧財閥系の企業連合体としては一緒ですが、資本的には別であり、クレジットカードとしては全く別の存在となります。

三井住友トラスト・ホールディングスは信託銀行としては国内でトップシェアのグループです。一方で三井住友フィナンシャル・グループは国内屈指の金融グループであり、証券では野村、大和に次ぎ事業規模を持ち、クレジットカードでは業界最大級の規模を誇るグループでもあります。

ディスカバー

日本でのダイナースクラブの歴史は深いものの、2000年に現シティグループ傘下となり、そのシティも2008年に本国ではダイナースクラブをディスカバーに売却しています。

日本ではディスカバーのフランチャイズとして、シティの個人部門が手掛けていたものの、シティの業績不振により2014年に日本からの個人業務撤退と共に三井信託銀行にその権利を売却したという経緯があり、現在に至っています。

その時期に同カードを保有していれば、カード裏面にディスカバーのロゴがプリントされるようになったほか、約款の変更や会社の変更などの通知が頻繁に届いていたので記憶にあるかもしれません。

ダイナースブランドの単独イシュアであるが故に課題も

日本においてダイナースブランドを一手に握り、イシュアを単独で握っていますが、それが故に課題もあります。

国際ブランドの立ち位置としてはアメリカンエキスプレスに似ていますが、同社は本国直轄で進めているのに対して、日本でのダイナースクラブは三井住友トラストクラブがローカルで進めている点が違いであります。

Apple Payへの対応

applepay

また、近年のITデバイスとの連携においては、ローカルでのApple Pay対応などではVISA、Master、JCB、AMEXは日本における(iDまたはQuickPay)を介して積極的に展開しています。

しかし、ダイナースはWalletの中に直接は出てこず、対応していません。Suicaのチャージ先としては出てきますが、それではポイントが貯まりません。

さらに、VISA以外のMaster、JCB,AMEXは日本でApple payの登録をしていれば海外でもApple payで支払いも可能であります。Walletの中のカードにVISA以外は国際ブランドマークが存在します。

この辺には世界シェアを獲得しているVISAがなかなか解放しない理由があるかもしれません。こうして考えるとANAマイルとしてはグローバル利用でApple Pay利用となればANAカードマスターが良いかもしれません。

加えて、最近の三井住友直径カード発行でマスターカードの発行が不可となっているのは直接的にはau PAYのキャンペーンが大きいですが、本質的にはこうした事情があるのかもしれません。

実際、ポイント還元率の高いANAプレミアムカード(黒いカードではマスターのみ存在しないのはそうした理由かもしれません)

不利な部分はポイントで穴埋め

以上のように便利でセキュアな非接触型への対応ができないとなると、利用者には不利益であり、利用者が減ることになります。

一方で設備投資が不要なため、その原資を対策として、一見さんの新規利用者獲得に利用しているのかもしれません。

達成するとおいしいボーナスが待っているキャンペーンを展開し、それを繰り返すことでトランザクション量を維持しているのかもしれません。

最後に

日本においては最新の決済プラットフォーム(Apple Payなど)を採用しておらず、ダイナースクラブのカードを新たに利用するのはApple Payに慣れてしまっていると不便かもしれません。

一方で、かざすまたはPINして年間100万円超の利用をすれば、キャンペーンでもらえるマイル(ポイント)は大きくメリットはあります。航空券の購入はそれに特化してポイントが貯まるクレジットカードに寄せて、生活費などを短期集中でスワイプまたはPINするのが良いかもしれません。

最新の決済プラットフォームを利用できないが故にポイント付与に依存する傾向もあり、まだまだ利用価値はありそうです。

得られるメリットは大きいでしょう。後は発行と利用のタイミングをどうするか自分で決めるところです。 

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