なかなか飛行機に乗れない時期が続き、ステータスポイントが気になりますが、こうした時期こそ、マイルをてこにステータスポイントを貯めた方が良いのではないかと感じ、まとめてみました。
2020年は飛行機に乗る時間が少ない
個人的にはマイル修行は年の初めに重きを置き、後半は何があっても良いように余裕を持たせています。勢いがある年は6月までに10万ポイントを獲得することもあります。
2020年は東京オリンピックもあり、前半から飛ばしていく予定でしたが、新型コロナの影響により、それが狂っています。
ブログを見ているとクアラルンプールやシンガポール、欧州に行っても非人道的な扱いはされていない記事も多く、いいのかなと思いつつ、慎重になってしまいます。
海外発券は最安クラスが空いており、ビジネスクラスアップグレード空席照会も奇跡とも言えるぐらい空席があり、手を出したいところで悩ましいとしか言えません。
こうした忸怩たる期間が続いた後には、開催される東京オリンピックがあり、そこからでは、マイル修行の締め切りまで4か月となります。
かなり限られた期間でマイル修行を達成するにはマイルの活用も必要となり、マイルは貯められるだけ貯めていた方が良いかもしれません。
そうした意味においても、マイルを最大化できるカードとその発行効果と含めて確保した方がいいかもしれません。
スカイ・トラベラー・プレミアの特徴
26のエアラインを円建てで決済した場合(表示が日本円でかつ、同通貨決済)にメンバーシップ・リワードのポイントが100円で5ポイント貯まるのが肝と言えます。
この他に日本旅行の店舗でJRやバスチケットを購入するのも100円で5ポイント貯まり、高額決済になりがちな新幹線などはマイルに交換と言う意味ではビューカードによるチケットレスで決済するよりは手間はかかりますが、いいかもしれません。
対象の航空会社をアライアンス別にまとめてみた
100円で5ポイント貯まるのがこのカードの真骨頂ですが、貯められる航空会社をアライアンスに整理してみました。
ただし、青天井ではなく、10万ポイント(200万円相当のカード決済)となっています。
スターアライアンス
アシアナ航空、ANA、エバー航空、オーストリア航空、シンガポール航空、スイス インターナショナル エアラインズ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ルフトハンザ ドイツ航空
スカイチーム
アリタリア-イタリア航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ガルーダ・インドネシア航空、大韓航空、チャイナエアライン、デルタ航空
ワンワールド
カンタス航空、キャセイパシフィック航空、日本航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ
その他
エア タヒチ ヌイ、エティハド航空、エミレーツ航空、スターフライヤー、フィリピン航空
海外発券を軸に円建て決済でフィルタにかけると
安くプレミアムなクラスに搭乗できる海外発券において、100円で5ポイント貯まる条件である円建てで決済できる航空会社にフィルタをかけると下記のとおりです。
スターアライアンス
ANA
スカイチーム
なし
ワンワールド
なし
その他
なし
となります。スターフライヤーでさえ、台湾発券の場合は台湾ドル決済となります。ANAだけが海外発券でも100円5ポイントが獲得できます。
ANA海外発券のビジネスクラスというニッチな需要にはマッチしそうです。
年会費とプラスの費用は高いがダイヤモンド修行となれば十分ペイ
年会費は税込みで38,500円、さらにANAのマイルに交換するには参加登録費が税込みで5,500円/年でかかり、トータルで44,000円の固定費がかかります。
年会費としては割高ですが、ダイヤモンド修行で年間80~100万円のANAサイトでの航空券の決済があるとなるとかなり変化します。年会費などはすぐに元は取れると言えます。
ただし、暦年の一年間での以降は40,000ポイントであり、逆算すると総額80万円利用となります。かなり、単価に拘るとダイヤモンドに到達する程度と言えます。
26-15=は何か
先述のとおり、26社の航空会社航空券を円建てで決済することにより、ポイントは貯まります。しかし、そのポイントを航空会社のマイルに交換できるのは15社であります。
ANA一択でANAダイヤモンド会員を目指すのがベストでありますが、ANA以外に変換先を求めると選択肢は限られるかもしれません。
ANAのダイヤモンド修行を第一優先として、第2の候補として別アライアンスの修行のステータス保持となると、ANA便+日本発の非スターアライアンスで貯めたポイントをANAマイルに交換(上限4万ですが)に寄せて、その原資をアップグレードやスカイコインに充てるのが良いかもしれません。
もちろん、マイレージプログラム側で貯まるポイントであり、ANAマイレージクラブで継続ダイヤモンド会員であれば購入した積算クラスに対して+130%のボーナスマイルが積算し、スカイチーム、デルタ・スカイマイルでプラチナ会員となれば、そちら側でのボーナスもあります。
最後に
平時のマイル修行では年間満遍なく、フライトマイルが積算でき、それをアップグレード等に充てて、マイル修行をしてきましたが、今年はそのサイクルがうまく回らずに、何か別なことをしてみようかなと考えています。
そうした中で、アメリカンエキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミアは円建て決済が可能なANA国際航空券にも対応しており、発行しようかなと考えてしまいます。