ANAのビジネスクラスで使用されているグラスを注文し、到着しましたので、お伝えします。
ANAビジネスクラスで使用のグラスとは
ANAビジネスクラスで使用されているグラスはステムレス(ワイングラスの脚部分がないもの)のタンブラータイプとなります。
容量はMax340mlであり、ワインなどは半分ぐらい注いでいただくと170mlぐらいであり、4倍ちょっとで1瓶が空く計算となります。
このグラスは石塚硝子と言う会社が製造しており、全面イオン強化でコーティングしており、薄くて、軽くて、丈夫というのが売りのようです。揺れる機内でも割れにくいところと、軽さに特化したとも言えます。
基本的には一般市場に流通することがない法人向け業務用の商品ですが、たまにANAの物販事業のネット通販のANAショッピング A-StyleにてANA機内サービス用品の販売が行われており、時折出てきます。
ビジネスクラスで貸し出しされるパジャマや掛け布団も販売されていたりします。
2022年2月ごろから、グラスは発売されたのですが、すぐに売り切れとなり、10月断面で在庫があったため、ポチッてしまいました。
金額は税込み¥4,275であり、グラスは3個セットであります。
グラス到着
当初は10日ぐらいかかるということでしたが、実際は3日で到着しました。ヤマト運輸なのでいつもAM11時前に来てくれる安定感であり、今回も10時くらいでした。
これが南米の大河オリジナル運送だと、19時くらいに持ってきたりするので、何とかしてほしいところです。
段ボールを開封すると緩衝材とともにまた、段ボールです。シンプルな段ボールであります。
開封をすると3個入っていました。(購入する時点で認識したのではありますが)2年前くらいに購入したものと似たようなグラスも3個入りでした。
赤ワインは渋がグラスに残りがちなのでローテーションしていましたが、たまには漂白剤ですっきりさせる必要がありました。今回もおそらく、そうでしょう。
まさにANAビジネスクラスのグラスであります。似ているものをずっと使用していたので、違和感や新鮮さはありませんが、後述のとおり違います。
底面にはANAのマークが刻印されています。レーザーでしょうか。ANAビジネスクラスとプレミアムクラス(幹線)のみで見られる光景であります。
HSシリーズと比較
これまでビジネスクラス機内のグラスは販売されていなかったので、それに近い商品を使用してきました。東洋佐々木ガラス製のフィーノという商品です。こちらは底面にHSと言う刻印があります。Hard Strongの略であります。
写真では左がHS、右がANAとなります。
ANAラウンジや高級ホテルのラウンジや客室内備品で見たことがあります。機内と同じサイズと容量は同一かと思っていましたが、違いました。
ANA(石塚硝子) 口径60mm、最大径80mm、高さ102mm 容量:340ml
フィーノ(東洋佐々木ガラス) 口径60mm、最大径81mm、高さ110mm 容量:380ml
満杯時の容量時は40mlも差がありました。
そして、上部から見てみます。左がフィーノ(東洋佐々木ガラス)、右がANA(石塚硝子)であります。
ぱっと見でも微妙にわかるかもしれませんが、口径は同じですが、ANAの方がガラスを薄く感じます。見た目ではわかりませんが、実際に冷たい液体を入れた際の冷たさの手への感じ方や、ロックアイスの響き音が違います。
何よりも実際に口にした時の唇で感じる薄さがまったく違います。違いは唇のみ知ると言ったところです。
ライフソリューションサービスを一つ獲得
今回は自宅でもよりビジネスクラス近い感覚を楽しみたいのがファーストでありますが、もう一つはダイヤモンド修行の一環であるライフソリューションサービス(LSサービス)の攻略でもあります。
画面上では3つではありますが、最近、マイレージ明細の方は4に変更となっています。
これは8月に渡米した際にANAカードはあるものの、万が一も考えて海外旅行保険をANAの保険でかけたのが反映されています。
そして、今回のANAビジネスクラスのグラス購入で+1となり、累計5となり、あとは2つとなりました。
まだ、空港内店舗と機内販売は利用していないので、10月内に2つを制覇して、LSサービスはクリアに持っていきたいところです。
いつもギリギリで空港に到着すると忘れてしまうので、どこかの空港では余裕をもって制覇したいところであります。
最後に
自宅で安い白ワインでもキンキンに冷やして、エアコンはドライで寒い位にすると機内を再現でき、このグラスで飲むとビジネスクラス搭乗記が書けてしまいそうです。
長距離便は14時間ぐらいあり、起きてから寝起きのシャンパンとかありですが、自宅では半日もないので寝坊しないようなしないといけません。
夢と現実の狭間です。