10万円以下でヨーロッパとアジアを往復でき、マイルとステータスポイントも積算できるルートがありましたので、お伝えします。
ビジネスクラス アテネ=マニラ往復
今回利用するのは、サウジアラビア航空(SAUDIA)であり、サウジアラビアのジェッダで乗り換えとなります。旅程は2月の2回ある祝日を絡めて往復する試算です。
旅程
往路は2月10日の15:15にアテネを出発し、ジェッダには19:40に到着します。乗り継ぎ時間は6時間弱と長いですが、ビジネスクラスのためラウンジが利用できそうです。マニラ行きは日付の変わった1:20に出発し、夕方4:10に到着します。
復路は2月22日土曜日の夕方6:10にマニラを出発し、ジェッダには日付の変わった深夜0:30に到着します。乗り継ぎ時間は10時間30分と長いため、入国してホテル滞在が良さそうです。
サウジアラビアはビザが必要であり、オンラインでも取得可能です。こちらから申請できます。
アテネへは11時に出発し、13:35に到着します。ヨーロッパ主要都市とアテネ間はエコノミーではフルサービスキャリアでも運賃はかなり安いため、カイロ発券よりもヨーロッパ主要都市接続と言う意味ではメリットがあるかもしれません。
今回の機材はマニラ=ジェッダ間がボーイング7770300ER、ジェッダ=マニラ間がA320となります。
運賃・予約クラス・ステータスポイント
運賃と予約クラス、そしてデルタ航空のスカイマイルのステータスポイントであるMQMは下記のとおりです。
運賃 99,900円
予約クラス Dクラス(積算率100%)
MQM 13,578MQM
MQM単価 7.38円/MQM
積算率100%でありながら、単価は7円台と驚異の単価です。さすがに10万円以下となると運賃を優先して行動したくなってしまい、ヨーロッパが近くなるルートです。
SAUDIAのビジネスクラス
SAUDIAはオイルマネーの国のキャリアだけあり、大型機を多く飛ばしています。
ジェッダ=マニラ線はボーイング777-300で運用されており、日程によって違いますが、300ER型機では、シート配列は1-2-1のヘリンボーンタイプ(エバー航空や中国東方航空の同機材と同様)と2-2-2タイプのフルフラットタイプのどちらかのタイプとなります。
シート幅はいずれも21インチ、シートピッチは60インチとスペースには余裕が有ります。同社の予約サイトではシートマップはWi-Fiかそうでないかで判断がつきます。
離陸したら、すぐにシートを倒してひたすら眠ると言うのが良いかもしれません。
最後に
ヨーロッパとアジア間をフルサービスキャリアのビジネスクラスで往復となると20万円に近い10万円台か20万円以上は最低でもするため、かなりの安さと言えます。
復路の乗り継ぎ時間はあるため、ホテル滞在と言う目的でオンラインにてビザを入手し、サウジアラビアに入国するのも新たな国の訪問と言う意味でも興味が出るかもしれません。