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オリンピック聖火を日本に運ぶ飛行機「TOKYO2020号」はオールジャパン機材か

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tokyo2020

JALツイッターアカウントより
2019年10月25日に東京オリンピック(東京と言いつつ、東日本オリンピックになりつつもありますが)への聖火がアテネ(ATH)から日本に輸送される飛行機の概要が発表されたため、お伝えします。

過去の東京オリンピックの聖火運び屋

1969ルート

1964年(昭和39年)10月10日開会式を迎えた東京オリンピックでは、聖火はギリシアから東京まではJALがテヘラン、デリー、バンコク、香港、台北を経由して運んだと言うことであります。

当時はUSファーストなのか、沖縄にまず到着して、その後、南北4地点に分割されて、リレーされたようです。

現在からするとずいぶん複雑ではありますが、復興の日本にとってはとても盛り上がったと想像できます。

今回はボーイング787型機

ボーイング787

今回、聖火を運ぶ機材はボーイング787型機であり、ANAとJALともに国際線で欧米に就航実績のある機材であります。そうした点からするとANAでもJALでも単独で世紀のイベントを請け負うのは可能であり、ますます、どちらが運航するのか気になるところであります。

今回の発表では共同でということで、ALL NIPPONならぬ、ALL JAPAN体制と言うことですが、機材はJALのようですが、どんな体制になるのか関心があります。

あれから55年、聖火は一体と何処に運ばれるのか

松島空港

昭和の東京オリンピックから令和の東京オリンピックまでは55年が経過し、その間には、札幌冬季オリンピックがあり、長野冬季オリンピックがありました。

冬季オリンピックの聖火はギリシアから来たのは間違いないですが、どんなルートで運ばれているかは一般的ではないようであります。

しかし、55年の間を経て、東京で再び開催されるオリンピックの聖火ルートは明確にされています。聖火はアテネから日本に運ばれるのは明言されています。

現時点で確定しているのかは3/19にアテネを出発して、3/20に自衛隊・松島空港(RJST)に到着することは決まっています。

同基地は2,701mと1,500mの滑走路があり、ボーイング787型機であれば着陸は可能でそうです。

マラソン・競歩の札幌変更の影響は

札幌

東京オリンピックはメインスタジアムから各会場まで、開催地決定から常に話題を提供しており、ようやく落ち着いたと思っていたところで、花形競技のマラソンが札幌に変更という事態であります。日本中で驚いている内容です。

ランナーファーストである反面、日本最大の人口を抱える東京としては都民一体となってフォローしてきた競技でもあり、このまま札幌となると史上初である半面、東京で観たいと思っていた人には混乱が生じるでしょう。

国際オリンピック協会としては同年8月に実施された世界陸上の「ドーハの惨劇」に起点して選手ファーストとしている大儀であるようです。

他の理由としては今年の日本への台風直撃をみて、ラグビーのように開催中止となると稼ぎ頭の北米で放送がキャンセルとなると困るため、日本でもっとも台風リスクが少ない北海道へ、選手ファーストと共に変更を希望しているのかもしれません。

偉い人の攻防は続く

東京都庁

寝耳に水な東京都知事はあまりに悔しいのか北方領土と発言し、その発言に何か目的があるのでしょうが、志村けんといしのようこがなら「○○バカタレ」と言われそうです。

確かにマラソンコースの道路は特別な舗装が施され、都税が注がれているようであります。個人的にもチケット代フリーでマラソンは沿道で観戦できると言う期待もありました。

札幌で実施すれば、札幌における大会の良さが今後の世界大会を招く効果もある一方で、準備不足となれば、札幌の魅力が薄れる可能性もあります。

加えて、日本最大のインバウンドシティである東京での開催に期待していた人が失望して、キャンセルが多発し、経済ロスが最大化する可能性もあります。

こうした状況の中、聖火はきれいにオールジャパン

混乱が続く東京オリンピック2020ですが、聖火は本当の意味で、オールジャパンでいて欲しいと思います。

JAL機材シングルで運ばれるようですが、ギリシアから松島までのフライトは聖火のバックアップを考えて、政府専用機のように、常に2機体制でのフライトとすれば、万が一、どちらかの機体に不具合が生じても。予定通り、松島に聖火を届けられるでしょう。

それだけの費用は厳しいかもしれませんが、ANAとJALがそれぞれ、787型機を同一ペイントして、2機体同時にギリシアから飛ばすのが、オールジャパンと言え、その後の広告効果があるかもしれません。

有償フライトではないため、便名はあまり意識しないかもしれませんが、両フライトともJL/NHの便名が付く、史上まれとなるフライトとなるかもしれません。

文字通り、ALL JAPAN AIRLINESとなり、2050年以降の日本へのオリンピック招致へのよい事例となり得るとも言えます。

最後に

東京オリンピックまで約270日となり、バタバタしていますが、盛り上がってきています。今後もドタバタしそうですが、開催後にいい経験であったと言えるような大会になって欲しいと感じます。来年夏の北海道行きの飛行機代は高くつきそうですが。 

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