ビジネスクラスにおいて、FLY ON ポイント7円台、プレミアムポイント8円台の世界はどんなルートがあるかそれぞれまとめてみました。
FLY ONポイント7円台
国内線で普通席の超事前割引であれば、7円以下の単価もありますが、海外旅行も兼ねた国際線長距離ビジネスクラスとなるとなかなかありませんが、7円台のルートも探せばあるもので、まとめてみました。
カタール航空 マニラ=ニューヨーク往復
今回来年の夏休みの7/31出発の8/5戻りで試算してみました。行きはドーハで3時間、帰りは1時間ちょっとの乗り継ぎとなり、かなり良い条件です。マニラ線は2-2-2配列の777のビジネスクラス、JFK路線はQスイートのA350となります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約216,873円
予約クラス Iクラス(JMB 125%)
FLYONポイント 28,094FOP
FOP単価 7.72円/FOP
単価7円台であり、一気に3万FOP近くまでたまり、JGC狙いで行くと夏休みにニューヨークに行く次いでの修行と思いうと財布的に時間的にもかなりお得なルートと言えます。20万円そこそこはかなり珍しいといえます。
なお、この運賃はGoogleフライトからの検索結果から遷移した場合からのみに反映され、カタール航空のサイトに移ってからはカード決済画面まで進みました。
通常の同社サイトから予約をスタートすると24万円ほどとなります。
プレミアムポイント7円台
では、対抗するスターアライアンスの7円台を比較してみます。ルートはなんと同じ、マニラ=ニューヨークの往復となります。
通常、このようなルートではパクリとも言え、二番刷りは構成や訴求ポイントがないため、プアになりがちなのですが、同ルートに限るとそうとも言えません。
ターキッシュエアラインズ マニラ=ニューヨーク往復
今回はApple to Appleの比較としてみました。
往路は夜6時半発のJFK着は翌朝10時とカタール航空が夜10時発で翌朝9時着なので、トータルの移動時間は少し長めとなります。
復路は未明出発の夜7過ぎ到着と、カタール航空よりは乗り継ぎは悪いものの、同日内の到着となります。
機材はマニラ線がA350-900、JFK線はB787-9と777-300ERとバリエーションに飛んでいます。ターキッシュエアラインズのビジネスクラス乗り比べのような記事もかけたりできると思います。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約194,823円
予約クラス Jクラス(AMC 100%+400PP)
プレミアムポイント 23,002PP
PP単価 8.47円/PP
20万円以下で往復21,402マイルも飛べるのはなかなか貴重であります。予約クラス積算率が100%というのがちょっと痛いところです。
しかし、ANAマイレージクラブの場合は搭乗ポイントが各フライトに付与されるため、結構大きく、単価が意外と落ちないところでもあります。70Pとの違いはここにあります。
比較すると
両者を比較すると下記のとおりです。
QR | TK | |
---|---|---|
運賃 | 約216,873円 | 約194,823円 |
FOP/PP | 28,094 | 23,002 |
単価 | 7.72円 | 8.47円 |
機材 | 77W,351 | 359,789,77W |
運賃はターキッシュエアラインズの方が2.2万円ほど安く、ステータスポイントは5,000ポイントの以上の差があります。ポイントの差が大きいため、単価的に0.7円以上の差でカタール航空となっています。
機材については、好みもあり、何とも言えませんがQスイートのカタール航空の方がよい気もしますが、ヘリンボーンシートが3/4フライトのターキッシュエアラインズも侮れません。
アライアンスの違うキャリアを比較してもあまり意味はありませんが、ANAとJALのどっちのステータスから始めるという場合には参考になるかもしれません。
最後に
いつもデスクトップでの妄想と単価を出していますが、過去に単価8円台や7円台のビジネスクラスフライトを利用した時はそのフライトの長さと、後で来るクレジットカードでの請求の少なさから、その世界を実感できます。
マニラまで行ってからのニューヨーク往復については、この先、数年は難儀かもしれませんが、実際に行動してみると飛行機の楽しさと地球儀の感覚で移動していることが楽しめると思います。妄想と行動が楽しい趣味かもしれません。