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【ラウンジレポート】チャンギ空港 シンガポール航空「クリスフライヤーゴールドラウンジ」

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シンガポール航空 クリスフライヤーゴールドラウンジ

 チャンギ空港にあるターミナル2にあるシンガポール航空のクリスフライヤーゴールドラウンジを訪問しましたので、独断と偏見で勝手に評価してみたいと思います。

チャンギ空港におけるシンガポール航空のラウンジ

シンガポール・チャンギ空港は小さな国のシンガポールにあり、国際線のみの空港です。現在、旅客ターミナルは、T1,T2,T3の3つあります。第4のターミナルが昨年末完成し、今年運用開始予定のようです。乗り入れるキャリアはエア・アジアグループやベトナム航空、大韓航空のようです。現在の3ターミナルからは距離があるようです。

また、チャンギ空港は、レストランやショッピングだけでなく、出国後の区域には、トランジットホテルやそれに併設したプール・フイットネス、シャワールームもあり、空港内で快適に過ごせます。航空会社のラウンジはもちろん、航空会社以外のラウンジも充実しており、有料で利用もできますし、プライオリティパスで利用することができるラウンジもあります。こうした設備の充実さからチャンギ空港は、スカイトラックス社が実施している世界の空港ランキング2017で、1位となり5年連続の1位となっています。

シンガポール航空は、チャンギ空港の第2と第3ターミナルを利用しており、第3がメインですが、第2もエアバスA380なども乗り入れています。ラウンジはいずれのターミナルにもありますが、第3ターミナルの方が、ラウンジの総面積は広くなっています。ANAが乗り入れている第2ターミナルにもラウンジがあり、ANA便の場合、第2ターミナルのシンガポール航空の各ラウンジを利用限定となっています。

ラウンジの種類(基本情報)

シンガポール航空のラウンジは、各ターミナルに複数の種類のラウンジがあります。以下表にまとめてみましたので、ご覧ください。ちなみに、シンガポール航空の海外で運営しているラウンジ名はシルバークリスラウンジです。基本はスターアライアンスゴールドの資格で利用可能だと思いますが、各FFP上級会員の入室基準はケースバイケースのようですので、ご利用の際は確認された方が良いと思います。

Term
ラウンジ名
OPEN
シャワー
食事関連
Food Drink
T2
クリスフライヤー
ゴールド
24時間
- セルフ セルフ
シルバークリス
(Business)
セルフ セルフ
シルバークリス
(First)
5:00-22:00 セルフ
即席カウンタ
セルフ
バー
T3
クリスフライヤー
ゴールド
24時間
-
セルフ
セルフ
シルバークリス
(Business)
セルフ
シルバークリス
(First)
セルフ
バー
プライベートルーム 5:30-26:30 ダイニング
セルフ

ANAマイレージ会員別入室基準

マイレージ会員別のラウンジ入室基準について、ANAマイレージクラブ会員資格別にまとめてみました。ラウンジ利用券などは無視しています。

ANA上級会員別チャンギ空港利用可能ラウンジ一覧(SFC以上)

Ticket
Flight
Airline
ラウンジ名
KrisFlyer
Gold
シルバークリス
Private
Business First
First
Suite
SQ
NH  
スタアラ  
Business
SQ    
NH  
スタアラ    
Premium
SQ      
NH  
スタアラ      
Economy
SQ      
NH  
スタアラ      

プラチナ/SFCは薄い青色部分が利用可能。ダイヤモンドは薄い青色とピンク色部分が利用可能。 

ANA最上級会員のダイヤモンド会員になるとエコノミーでもシルバークリスラウンジ(First,T2)が利用可能となります。マイル修行をされて、PLT事前に到達するとANA便利用の場合、クリスフライヤーゴールドラウンジが利用となります。また、SFCを取得後(有効期限が切れてPLTでなくなっても)も、クリスフライヤーゴールドラウンジが搭乗クラスに問わず、利用できます。特典航空券等でANAやSQのビジネスクラスの場合は、シルバークリスラウンジ(Business)を、ファーストクラスの場合は、シルバークリスラウンジ(First)を利用できます。ただし、ANA特典航空券の場合、シンガポール航空の一部機種(A350-900、A380-800、B777-200ER (retrofitted)、B777-300ER)では、スイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラスをご利用になれません。ファーストの特典利用自体が事実上厳しいと思います。

シルバークリスラウンジ 入口

写真のようにT2のシルバークリスラウンジでは、入り口は一つですが、右がFirst、左がBusinessと別れています。右に行くとき何となく嬉しくなります。

最上級ラウンジ「プライベートルーム」

T3にあるラウンジのうち、シンガポール航空のファースト・スイートクラス利用者のみが利用できるラウンジ「プライベートルーム」があります。広くはありませんが、特別な空間のようです。まだ、利用したことはありませんが、利用した記事を見ると超プレミアム感があります。シャワールームのアメニティはシルバークリスラウンジと共通なようですが。シンガポール航空のFFP上級会員でも利用できないということで、ここを利用できる人はすごいですね。ちなみに、シンガポールにファースト・スイートクラスで到着し、次のフライトがファーストクラスがない設定の機材の場合、利用できるようです。

毒吐レポート

ラウンジまでの経路

チャンギ空港出国審査場

出国審査を終え、インフォメーションカウンターのところまで少し歩くとラウンジの看板が見えます。

ラウンジ案内図

エスカレーターを上がるとラウンジの入口がいくつかあります。

クリスフライヤーゴールドラウンジ入口

向かって奥はシルバークリスラウンジで、クリスフライヤーゴールドラウンジは手前にあります。

ラウンジ全景

ラウンジに入室です。思いのほか広い空間です。窓がなく、閉鎖的ですが、逆に外界の音が聞こえないため、とても静かです。全体として木材が多用されています。

クリスフライヤーゴールドラウンジ全景

トイレ・シャワー

トイレについては、ターミナル2のクリスフライヤーゴールドラウンジにはありません。また、シャワーもありません。

電源・コンセント

電源コンセントはシルバークリスと違い、すべての席にあるわけではないので、コンセントを探す必要があります。Wi-Fiは無料です。

食事・ドリンク

ワインもあります。ビールはサーバーがあり、銘柄はタイガービールです。ワインは1本1,000円のものです。ちなみにシルバークリスラウンジ(ファースト)では、5,000円程度です。どちらもおいしく飲めます。

クリスフライヤーゴールドラウンジ ワイン

食事も焼きそばや唐揚げのような肉類もあれば、サンドイッチもあります。

クリスフライヤーゴールドラウンジ 食事

コーヒーマシーンもあり、エスプレッソも可能です。

クリスフライヤーゴールドラウンジ コーヒー

スタッフの対応

受付のスタッフは1名で受付でANAのダイヤモンドカードを見せたところ、シルバークリスはあっちですと言いましたが、自分がSQ便エコノミーですがと言うと、ちょっと恥ずかしそうに受付してくれました。ラウンジ内の清掃はシルバークリスラウンジと同じく頻繁にしており、清潔です。

食レポ

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ガッツリとは食べませんでした。サンドイッチとチーズとケーキだけでしたが、味はいずれもしっかりしたものです。サンドイッチはシルバークリスと共通のようです。

勝手に星評価

それでは、今回も独断と偏見で勝手に星評価です。

設備の充実度

★★★★★★★☆☆☆

清潔度

★★★★★★★★★★

広さ・寛ぎ度

★★★★★★★☆☆☆

ラウンジ内の雰囲気

★★★★★★★★☆☆

係員の対応

★★★★★★★★★☆

フードの充実度

★★★★★★★★☆☆

ドリンクの充実度

★★★★★★★★☆☆

独自性

★★★★★★★☆☆☆

100点満点にすると80点です。広く、静寂な空間で疲れた時にゆっくりできるラウンジだと思います。シャワーなどありませんが、チャンギ空港内は有料でシャワーを利用できる施設もありますので、ラウンジにシャワーがないと絶対に困るということはありません。電源設備やワークデスクについてはもう少し改善してもよいと感じました。

最後に

シンガポール航空の本拠地であるチャンギ空港での同社のラウンジはたくさんの種類があります。JALと比較するとスターアライアンスのANAの方がラウンジ面では、いいと思います。チャンギ空港には「プライベート・ルーム」などはレアな人しかアクセスできない超プレミアムラウンジもありますが、「クリスフライヤーゴールドラウンジ」でも十分だと思います。

また、チャンギ空港は庭園があったり、ターミナル屋内にも花が生けられている場所がたくさんあります。ラウンジに以外でも十分楽しめます。

チャンギ空港 花

 

 

 

 

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