シンガポール・チャンギ空港での乗り継ぎの際、ターミナル3にあるシンガポール航空「シルバークリスラウンジ(Business class)」を利用しましたのでお伝えします。
基本情報
オープン時間
24時間
サービス内容
温かい食事、スナックなどの軽食、バーテンダーサービス、新聞雑誌、Wi-Fi無料、TV、インターネット接続PC、ミーティングルーム、トイレ、シャワー、託児室(シンガポール航空ホーページより)
ラウンジ入室基準
「PPSクラブ」ソリティアPPSクラブ会員(SQ便とシルクエアー便はビジネス・エコノミー利用の場合、スターアライアンス便のエコノミー利用の場合は不可)
SQ便ビジネスクラス利用者
スターアライアンス便ファーストクラス・ビジネスクラス利用者※
エア・ニュージーランド「Air points」エリート会員とゴールド会員(SQ便またはNZ便のシンガポールとニュージーランド間フライト利用に限る。また会員のみ)
※ターミナル3以外のスターアライアンス便の場合は該当ターミナルのシルバークリスラウンジまたは対象ラウンジの利用を促されます。
場所
チャンギ空港・ターミナル3のパスポートコントロール通過後のゲートA寄りの乗り継ぎカウンターAの近くのエスカレーターで上がった3階にあります。
毒吐レポート
ラウンジ全景
チャンギ空港におけるシンガポール航空のメインターミナルの上級ラウンジであり、ビジネスクラス利用者も多いため、大きなラウンジです。朝の時間帯は出発便も多いためか、かなり混雑しています。ここにいる人たちは基本的にシンガポール航空のビジネスクラス利用者がほとんどですが、これほどたくさんのビジネスクラス利用者がいるのも驚きです。飛行機を眺められる窓はありませんが、コンコースに面した窓はあります。
デザイン・インテリア
高級木材と大理石を利用した豪華なデザインです。アジアンな絵画や演出もあります。また、リオ五輪でのシンガポール人メダリストのユニフォームを飾っていたりします。
電源・Wi-Fi
各ソファに1つ設置されているため、電源のある席を探す必要はありません。Wi-Fiについては快適に利用できます。チャンギ空港自体でも無料のWi-Fiインターネット接続がありますが、シルバークリスラウンジのインターネットの方が速く快適です。
トイレ・シャワー
トイレについてはラウンジ内にあります。洗面スペースが広くかつ、たくさんあり、歯磨きなどをしていても列になるようなことはありません。トイレのウォッシュレットは東南アジアによくある金属製のホースのものが設置されています。
シャワールームについては、空いていれば、そのまま利用OKですが、空いていない場合は清掃の完了を待っての利用となります。トイレに常駐しているスタッフの方が次から次へとシャワールームを清掃するので、5-10分程待てばすぐに利用できます。
ビジネスクラスラウンジのシャワールーム個室内にはトイレはなく、洗面とシャワーブースとなります。シャワーはホースタイプとレインタイプがついています。シャンプーとボティソープはディスペンサータイプです。アメニティは髭剃りからマウスウォッシュまで一通り揃っています。
クリーニングマシーン
LGスタイラーという名前のクローゼット型のホームクリーニング機があります。この中に衣類をハンガーにかけて扉を閉めると蒸気と振動でほこりを落とし、除菌・消臭を行い、しわ取りもしてくれる機械のようです。なかなか珍しいものを置いています。
食事・ドリンク
大きなラウンジだけあり、食事コーナーも大きなスペースがとられています。たくさんのホットジャーには洋食からアジアン、和食に至るまで様々な料理があり、選ぶだけでお腹がいっぱいになってしまいます。混雑していて各料理を撮影することはできませんでしたが、高級ホテルのバイキングのようです。
ドリンクについては、冷たいソフトドリンクのほか、エスプレッソマシーン、ホットチョコレートマシーン、ティーコーナーなど充実しています。
アルコールについては、ワインのほか、ハードリカーも朝から置いてあります。シャンパンについてはスタッフに声を掛ければ用意してもらえるそうです。
勝手に星評価
今回も独断と偏見で勝手に星評価をしてみたいと思います。
設備の充実度 |
★★★★★★★★★★ |
清潔度 |
★★★★★★★★★★ |
広さ・寛ぎ度 |
★★★★★★★★★☆ |
ラウンジ内の雰囲気 |
★★★★★★★★★☆ |
係員の対応 |
★★★★★★★★★★ |
フードの充実度 |
★★★★★★★★★★ |
ドリンクの充実度 |
★★★★★★★★★☆ |
独自性 |
★★★★★★★★☆☆ |
100点満点にすると93点です。当ラウンジはビジネスクラス利用者が主体で、広くオープンな空間ですが、利用客も多く、かなり混雑しています。それでも寛げるのはスペースが広くソファなどの間隔が広くとられているからかもしれません。設備も充実しているので、これから夜行便に搭乗する前にシャワーを浴びてフライトに備えることができます。逆に夜行便で到着して、すっきりしたい人にも便利でもあります。
最後に
今回は、乗り継ぎ時間が2時間で搭乗時間を差し引くと、シャワーを浴びてソファに少しだけ腰を下ろす時間しかありませんでしたが、次回はいつになるかわかりませんが、アクセスする機会があれば、ゆったりと過ごしてみたいと思います。