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海外発券 ベタだけど最強 シンガポール航空ビジネスクラス カイロ発券=成田往復

シンガポール航空ビジネスクラス

日本の海外発券マイラーにとって、聖地と言えば、クアラルンプール、シンガポール、ソウル、そして、カイロがあります。その中で、異国感の強いカイロは昔から日欧を結ぶルートとしては有名であります。航空会社の休止、再開などを含めて改めて検証してみました。

シンガポール航空は以前、カイロ便もあった

シンガポール航空は過去に、中東にも多く就航しており、カイロ、ジェッダ、アブダビ、ドバイ、リヤド、ダーラン、テヘラン、クウェート、イスタンブールに就航していました。しかし、中東キャリアの興隆やLCCの普及により、欧米のプレミアム路線にシフトしたため、中東路線はドバイとイスタンブールのみとなっています。

路線は減ったもののワンビリングストップでのサービスは提供しており、シンガポール航空発券におけるカイロ発は存命しており、イスタンブールまたはドバイまでは同じスターアライアンスメンバーのエジプト航空を利用し、そこからシンガポール航空便で東京までのルートはあります。

経由数が増えたことにより、マイル修行には追い風

ANAのマイル修行においては如何にプレミアムポイントを一度の旅程で安く貯めることがキーとなります。そのため、遠回りをするほか、アッパークラスにおいては搭乗ポイント400ポイントを積算するため、経由数を多くした方が有利と言えます。

シンガポール航空はカイロに就航していた時は東京まで経由はチャンギ空港のみでしたが、カイロ便を廃止したことにより、イスタンブールまたはドバイを経由することとなり、2か所経由することとなり、フライトが一つ増え、プレミアムポイントも増えます。

そのため、マイル修行においてはプレミアムポイントが以前よりも積算され、追い風となりました。

ビジネスクラス カイロ=成田往復

カイロ発券成田

今回は夏休みの終わりにカイロを出発し、翌月のシルバーウィークに日本からカイロに向かうルートを試算してみました。

旅程

往路は8/24にカイロから東京に向かいます。カイロ発は朝5時30分と早く、深夜に欧州やアフリカから到着するフライトからのトランジット待ちとなります。初便がエジプト航空便のため、入国しなくても乗り継ぎカウンターで少なくともドバイ迄はチケットをもらえるため、乗り継ぎ時間が長くても不便は少ないと言えます。

もちろん、エジプトで観光をしたのちに、出国しても問題はありませんが、カイロの空港は混雑しているため、5時30分の出発となると3時過ぎには空港に到着する必要もあります。

往路はドバイで9時間、シンガポールで2時間の乗り継ぎ待ちで接続されます。

そして、成田到着は翌日の日曜日17:30となります。何とか週明けには平常に戻れそうです。

ちなみにカイロ空港直結ホテルの宿泊記はこちらです。 

復路は気長にラウンジ滞在となる旅程です。チャンギ空港では8時間超、イスタンブールでは6時間超の乗り継ぎ待ちとなります。ビジネスクラスのため、チャンギ空港ではビジネスクラス搭乗者用のシルバークリスラウンジが利用できます。

イスタンブールではターキッシュエアラインズのラウンジが利用できます。9月にはイスタンブールの空港は新空港に完全移転していれば、新しい新空港のラウンジを利用できると言えます。

カイロには翌日の15時に到着し、場所によっては欧州の都市にも同日で乗り継ぎができそうです。

ドバイでの待ち時間に入国して、市内に行ってみた記事も参考にしていただければ幸いです。 

運賃

運賃は約198,299円であります。

予約クラスはDクラスであります。

(全区間125%加算、フライトごとに400PPも積算されます)

プレミアムポイントは24,817PP

PP単価は7.99円/PP

とビジネスとしては破格の7円台であります。しかも、5スターのシンガポール航空のフライトが大半を占めるルートであります。

最後に

カイロ発券は昔から有名であり、マイラーにとってはベタな路線でありますが、昨今のビジネスクラス運賃高騰の時世の中で、乗り継ぎが多いことを逆手にとるととてもメリットがあると言えます。

カイロに行くのも良いですし、近隣諸国の旅行のついでにマイル修行をするのも良いと言えます。PP単価に縛られない旅行はいいですが、縛られながらベスト路線を生み出すのも知的な活動とも言え、マイル修行が絶滅しない理由かもしれません。 

カイロ

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