シンガポール航空の最新鋭のビジネスクラスが乗れて、バリとの往復が利用できるお手頃なルートをまとめてみました。
シンガポールの最新鋭機材
シンガポール航空では、機材更新のサイクルが早く、ほとんどの機材が最新機材ですが、とりわけ最新機材は下記の通りです。個人的なコメントの付記してみました。
エアバスA350-900ULR | 同社最新機材。ビジネスとプレエコのみの装備。機内サービスに注目。 |
ボーイング787-10 | ビジネスクラスとしては最も新しいプロダクト。大型機と比較するとシンプルと言う意見もあるも気圧・湿度においては有利であり、快適。 |
ボーイング777-300ER | ビジネスクラスとしては同社最大幅の胴体を利用し、ゆったりとした設計。 |
エアバスA380-800 | リニューアル編成は未来を感じる内装。ビジネスクラスのシート質感は最高。 |
以上のように形式的には既に普及している機体でも改装を実施しており、どんな機材に遭遇しても満足が言えると言えます。
ビジネスクラス デンパサール=成田往復
今回は、寒い日本を離れて南半球のバリから戻るルートで考えてみました。
旅程
往路は2月11日の13時にデンパサールを出発します。早起きもレイトチェックアウトもしない時間にホテルを出発し、空港に向かい、ラウンジで寛げます。チャンギ空港には16時前に到着し、次の出発は23:55となります。市内に出掛けて、買い物かディナーを楽しみ、空港に戻りシャワーを浴びて機内で眠ると言うのができそうです。成田には翌日の2月12日朝7:30に到着します。往路はすべて最新機材のボーイング787-10型機です。
復路は約2週間後の週末の22日金曜日21時前に成田を出発します。都内で残業なしで会社を出れば、成田には何とか間に合います。21時出発のため、機上で食事とドリンクを楽しみ、ひと眠りしてチャンギ空港に到着します。チャンギ空港では5時間ほどの乗り継ぎですが、ラウンジで仮眠をしてシャワーを浴びて搭乗すれば、土曜日を全開に楽しめます。そして、バリには昼前に到着し、ホテルのチェックインにもちょうどいい時間です。
機材は成田からシンガポールまでボーイング777-300ERであり、同社でもっともゆったりしたビジネスクラスです。デンパサールまではこれまたボーイング787-10型機となります。
運賃・予約クラス
運賃値は日本円で約145,384円であり、予約クラスはDクラスであり、ANAマイレージクラブでは125%加算で搭乗ポイント400ポイントも積算されます。
積算マイル・プレミアムポイント
積算マイルとプレミアムポイントは下記の通りです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | PP | ||
2月11日 | DPS | SIN | 1,037 | 1,296 | 1,696 |
2月11日 | SIN | NRT | 3,294 | 4,118 | 4,518 |
2月22日 | NRT | SIN | 3,294 | 4,118 | 4,518 |
2月23日 | SIN | DPS | 1,037 | 1,296 | 1,696 |
合計 | 8,662 | 10,828 | 12,428 |
積算マイルは10,828マイル、プレミアムポイントは12,428PPであり、PP単価は11.70円であります。バリとチャンギ空港間は1,000マイル超あり、これだけで東京=沖縄を越えています。ちなみに同日の東京=沖縄の片道のSV3は5万円、プレミアム株優は3.5万円+株優券代金と、どんどん高騰しているプレミアムクラスでは、PPは稼げますが、お金がないと狭い・短い・変更ができない普通席の旅となり、旅のステップアップがありません。国内線の空の旅よりもかなり良い経験ができると言えます。
最後に
バリと日本の間を快適な往復を考えるのであれば、かなりいいルートと言えます。国内線プレミアムクラスは高騰しており、沖縄往復よりも良いサービスを受けられ、ダイヤモンド会員でもANA国内線運航便よりも積算マイルもPPも結構加算できると言えます。
海外発券はマイル修行の末路と言われることもありますが、今後のマイル修行は色々な手段を考えることで旅行の楽しさとのバランスが取れる時代になってきたと言えます。