スカンジナビア航空ホームページより
スカンジナビア航空のビジネスクラスのバルセロナ発券の東京往復が割安なため、まとめてみました。
スカンジナビア航空のビジネスクラス
スカンジナビア航空ホームページより
スカンジナビア航空は1918年に設立された航空会社であり、日本への就航の歴史は長く1951年より南回りで就航して以来現在に至っています。また、意外なことにタイ国際航空をタイ国政府と立ち上げた航空会社であり、タイ国際航空が現在でも、オスロ、コペンハーゲン、ストックホルムに就航しているのもそうした関係があると思います。
スカンジナビア航空ホームページより
ビジネスクラスでは、現在では当たり前になりつつありますが、機内でベッドとして眠るということをかなり昔からサービスとして提供しており、スカイスリーパーとしてリクランニングのシートながら寝具を提供して、眠れるサービスを提供してきた老舗でもあります。最新のシートでは、スタッガード配列で、個室感を高めつつ、フルフラットで寛げるシートを提供しており、ぐっすりと機内で眠れるようにしています。シートスペックについては、長距離線のエアバスA340-300では、シート配列は1-2-1配列で、シートピッチは61-70インチ、シート幅は20-23インチと体格のいい北欧の人も十分寛げる仕様となっています。
ビジネスクラス バルセロナ=東京往復
今回は、8月のお盆シーズンに東京に戻る旅程と9月のシルバーウィークシーズンにバルセロナに行く旅程で検索してみました。検索結果は下記の通りです。
旅程
往路は8月10日の夕方にバルセロナ=エル・プラット空港を出発し、ノルウェーのオスロ空港に夜10時前に到着します。この日はオスロで一泊し、早朝6時にデンマークのコペンハーゲンに向けて出発し、コペンハーゲンには朝7時に到着します。コペンハーゲンでは8時間以上の乗り継ぎ時間があり、市内に出掛けて、人魚姫など観光することも可能です。
往路の最終フライトはコペンハーゲンを15:45に出発し、成田空港には翌日の8月12日の日曜日朝9:35に到着します。首都圏であれば、昼過ぎには帰宅可能であり、自宅で荷物整理の後に、ゆっくり休むことができます。
復路は9月10日の土曜日に成田を出発し、コペンハーゲンには夕方15:30に到着し、約5時間の乗り継ぎで、また、ノルウェーのオスロに向けて出発し、オスロには夜の10時に到着します。翌日、早朝7時にバルセロナに向けて出発し、バルセロナには午前10時に到着します。コペンバーゲンではスカンジナビア航空のラウンジで北欧の家具に囲まれて、ゆったり過ごすのも良いと思います。
スカンジナビア航空ホームページより
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約233,776円となります。予約クラスはZクラスであり、ANAマイレージクラブでは125%加算で、搭乗ポイント400ポイントも加算されます。また、欧州内のフライトではビジネスクラスではありますが、シートはエコノミークラスと同等のスペックであり、機内食やドリンクはビジネスクラスです。シートだけは隣席は空くものの、ちょっと窮屈なシートとなります。
積算マイル・プレミアムポイント
積算マイルとプレミアムポイントは下記の通りです。
積算マイルは17,778マイル、プレミアムポイントは 20,178PPとなります。PP単価は11.59円/PPとビジネスクラスとしては良いですが、マイル修行としてはあまりよくありません。ただし、ヨーロッパと東京を結ぶビジネスクラス往復のチケットとしては安いため、ヨーロッパにたくさん行きたい人には割安と言えます。
最後に
スカンジナビア航空は割と機齢が長い機材での運用が多いですが、機内は一定期間で改装され、いずれも北欧デザインの木目とスタイリッシュなデザインでなかなか落ち着く機内であります。オスロやコペンハーゲンの空港はラウンジだけでなく、空港もスタイリッシュであり、日本では味わえない空間を味わえます。8月は真夏のカタルーニャを堪能し、9月はバルセロナからピレネー山脈の方に足を延ばし、初秋を堪能するのもよいかもしれません。
スカンジナビア航空ホームページより