エバー航空BR159便のソウル仁川から台北桃園まで、「バッドばつ丸」仕様のビジネスクラスに搭乗しましたので、お伝えします。
バッドばつ丸ファントラベルジェット
エバー航空ホーム時より
エバー航空では、サンリオとのコラボでハローキティのキャラクターを飛行機に塗装し、機内でもそのキャラクターをイメージできるように演出されている特別仕様機を用意しています。ANAでの「スターウォーズジェット」がそれにあたります。現在では、特別塗装機は機材別に下記合計7機の特別塗装機があるようです。
ボーイング777-300ER 「シャイニングスター」「サンリオファミリージェット」
エアバスA330-300 「ドリームジェット」「バッドばつ丸ファントラベルジェット
」「パーティージェット」
エアバスA321 「ぐでたまジェット」「なかよしジェット」
ビジネスクラスでは、ヘッドレストカバーや枕のほか、スリッパ、搭乗前の機内ビデオ、機内食のクロスやカラトリーカバーなどかなりの部分に特別仕様を施しています。
ビジネスクラス「プレミアムローレルクラス」搭乗記
ビジネスクラスシート
エアバスA330-300のビジネスクラスのシートは「プレミアムローレルクラス」と呼ばれ、シート配列は2-2-2であり、シートはライフラットのシートとなっています。シートピッチは66インチ、シート幅22インチとなっており、形状はほぼシンガポール航空の中距離便のビジネスクラスのシートと同じと思われます。


シート電源は右側にあり、ユニバーサルタイプのコンセントがついています。その下にはUSBポートが2つ配備されています。左側にはシートコントローラーが集中しています。他のアメニティとしては、ノイズキャンセリングヘッドフォンはThunder製で、こちらはノーマルタイプです。また、ブランケットもシンプルなものとなっています。
バッドばつ丸仕様
特別塗装機の限定として、枕やセーフティボードや機内食メニュー、スリッパ、そして、離陸前のビデオなどが特別仕様となっています。


セーフティビデオ
きちんとした脚付きのグラスのウェルカムシャンパンが終えると離陸となり、セーフティビデオが流れます。


エバー航空のセーフティビデオは一味違っており、アヴァンギャルドなダンスを通して、安全に関する説明をしていきます。
離陸
本日のソウル仁川空港は雪が舞う、天候で、離陸の飛行機はボーディングブリッジを離れた後、特定の場所で停止し、エンジンを停止します。すると左右から特殊車両が接近し、特に着雪はありませんでしたが、融雪剤を散布していました。雪対策のため、離陸は遅れ、機内は消灯もするため、寝をしてしまい、安定飛行に入り、目覚めるような感じでした。
機内食
機内食は中距離便のため、前菜、メインコース、デザートとシンプルですが、エバー航空の拘りが感じられます。テーブルクロスはANAやシンガポール航空では真っ白なクロスですが、エバー航空では、オリジナルデザインの柄入りのクロスです。白いクロスが当たれ舞うと思っていたのでちょっと驚きです。また、カラトリーは新鮮なオレンジ色のクロスに包まて、バッドばつ丸もいます。
前菜はシンプルですが、味はしっかりしており、お酒が進む逸品ではた。
メインディッシュは野菜とシーフードの素揚げとヌードルですが、シーフードがプリプリとしていてなかなかでした。麺は見た目では、小麦感満載ですが、食べると炒めた油と味付けがなかなかで、これまたお酒が進む逸品です。デザートはレモンタルトですが、小洒落ていました。
着陸
食後は座席をフルリクライニングにして少し横になります。ソウルから台北までは順調なルートを飛行し、ウトウトしだすと着陸態勢に入ります。
着陸時はちぎれ雲の合間から桃園の夜景を見ながら着陸。予定より遅れて到着し、乗り継ぎの人は駆け足でゲートに向かっていました。
最後に
ソウルと台北と割と短い距離でも、エアバスA330-300とワイドボディ機での運用のため、ビジネスクラスでは、余裕の広さで短時間でも過ごせます。また、搭乗時や機内食のサービスもさすが、5スターエアラインと頷くサービスであります。それでありながら、お茶目なキャラクターの特別仕様機を利用し、子供から大人まで楽しませる演出はなかなかであります。