今回は年末にムンバイを出発し、フランクフルトで年越しをして、新年早々にニューヨークに向かうルートで試算してみました。
プレミアムエコノミー ムンバイ=ニューヨークJFK片道
旅程
ムンバイからチャンギ空港は12月29日の日曜日未明に出発します。ANAのムンバイ線からの接続も可能となり、インドに入国しなくても乗り継げそうです。同路線は繁忙期でも特典航空券は結構空いており、年末の狙い目かもしれません。
また、ムンバイでは乗り換え時間は長いですが、成田出発の際にチェックインカウンターで乗り継ぎを伝えれば、乗り継ぎカウンターまで問題なく行けると思います。乗り継ぎカウンターは時間がかかりますが、乗り継ぎ時間がかなりあるため、気持ち的には楽と言えます。
チャンギ空港での乗り継ぎは5時間とちょっと長いですが、チャンギ空港は楽しさ満載のため、飽きないと言えます。
フランクフルトへは午後2時前に出発し、到着は同日20:30となります。この日はホテルでそのまま休むのも良いですし、頑張って夜な夜な出かけるのも良いといえます。
フランクフルトでは、3泊し、New Yearを迎え、元日に大西洋を横断します。ニューヨークには元日の11:15に到着するため、元日も有効に活用できそうです。
営業していない場所も多いため、景観を楽しむようなスポットをこの日に割り当てた方が良いかもしれません。
最後に日本までの区間を太平洋経由で別発券すれば、ちょっとした世界一周となります。
機材
機材はムンバイ=チャンギ間がボーイング777-200型機、チャンギ=フランクフルト間がボーイング777-300ERとなります。
そして、大西洋路線がエアバスA380-800となります。プレミアムエコノミーのシートは機材が異なってもほぼ同じ仕様のため、当たりはずれはないようです。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 約116,766円
プレミアムポイント 13,382PP
PP単価 8.73円/PP
年越しをドイツで過ごし、新年に大西洋を渡り、ニューヨークで過ごすと言う、エクストリームな旅程であますが、ANAマイレージ修行2019の締めくくりと2020のスタートダッシュができると言えます。
冬のアジアは日本で大雪がなければあまり天候に影響がないと言え、比較的、旅程が組みやすいと言えます。
フランクフルトに滞在しないと
ちなみに、フランクフルトに滞在しない場合は、下記のとおりです。
運賃 約87,608円
プレミアムポイント 12,773PP
PP単価 6.58円/PP
運賃はかなり安くなります。ただし、区間としてはSIN-FRA-JFKはSIN-JFKとみなされるため、区間マイル数がSIN-FRA-JFKより短くなる点と400PPが1つ少なくなります。
最後に
年末のプレミアムポイント加算はぎりぎりのため、天候等でフライトがダメになると取り返しがつかなくなります。そのため、あまり実行する人は少ないかもしれませんが、スケジュールの関係で都合がつかない人には良いと言えます。
そして、海外で年越しをする人にとって、往路は年末、復路は年始であることは宿命であると言えます。
割り切って、年末と年始でプレミアムポイントを各カレンダーイヤーに積算するしかないと言えます。そうした場合、同ルートは遠回りですが、PP単価が安く、フライト時間も超がつく程、長くないため、プレミアムエコノミーでも快適なのではないでしょうか。