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マイル修行にシンガポールが利用される理由

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シンガポール

マイル修行と言えば、日本国内では沖縄、海外の場合ですとシンガポールの名前をよく聞きますが、では海外では、なぜシンガポールが良く利用されているのか、40回以上シンガポールに渡航していて、今更ながら検証してみました。

マイレージ上級サービス制度

搭乗ポイント

日本のマイラーであれば、そのほとんどがJALかANAのマイレージサービスでの上級会員を目指すと思います。上級会員になるためにはJALであれば、FLY ON ポイント、ANAであれば、プレミアムポイントを貯めていくこととなります。

そして、両社とも、優先搭乗やラウンジ利用やボーナスマイルなどメリットが大きい上級会員になる資格の到達点を50,000ポイントに設定しています。このポイントは単純にフライトした距離が長ければ長いほど、当然貯まります。

路線ポイント

しかし、これに加えて、日本国内のフライトが多い人やアジアのフライトが多い人が上級会員になり、継続的に自社を利用してもらえるモチベーションのために、「路線倍率」または「FLY ON ポイント換算率」なるプラスに効く倍率が存在します。

例えば、東京からシンガポールまでは3,312マイルですが、このプラスに効く倍率は1.5倍適用されるため、4,968ポイントまで跳ね上がります。4,968相当の行き先はシアトルやヘルシンキ相当もあり、時差のある長時間のフライトを我慢しなくても、ポイントが積算されます。これがシンガポールを利用される源泉とも言えます。

東南アジア最大のメガ空港・チャンギ空港

チャンギ空港

チャンギ空港ホームページより
シンガポールには、航空会社の乗り入れている一般的な空港は一か所のみであり、国際線専用の空港であるチャンギ空港があります。

世界中から多くのフライトが就航

このチャンギ空港はターミナルが4つあり、アジア・中東・アフリカ・北米、ヨーロッパ、オセアニアと東西南北から多くの航空会社が乗り入れているほか、アジア域内では格安航空会社(エアアジアやジェットスター)も多く乗り入れています。そのため、日本からシンガポールに行く場合、直行便のあるJAL,ANA,シンガポール航空,デルタ以外にもLCCの直行便を利用の他、ソウル、台北、香港、バンコク、ホーチミンなどを経由して、チャンギ空港に行くことができます。

このようにフライトが多いということはプレミアムポイントの貯め方の選択肢も多くなると言えます。

例えば、JALやANAでは、高くて手が届かないビジネスクラスもマレーシア航空やアシアナ航空、エアチャイナを利用してシンガポールまで行けば、JALやANAのエコノミーで往復するよりも快適に効率よく(貯まるポイントのために支払う額が少ない)貯められます。ただし、JALやANAでは50,000ポイントの半分は自社便利用が条件となっているため、25,000ポイントまではマレーシア航空やアシアナ航空、エアチャイナのビジネスで貯めるのも良いと言えます。

海外発券の経由地としても有効

サンド発券

また、隣国マレーシアは航空券が安く、首都であるクアラルンプールから日本へのチケットは日本からクアラルンプールまでのチケットを購入する場合、同じポイントが貯まる条件のクラスでは6割程度安い場合もあり、先述の日本発の安いビジネスクラスチケットの間にサンドして海外発券を組み合わせることにより、週末だけを利用して、より割安により快適により早くポイントを積算することも可能です。

そのために、シンガポールとクアラルンプール間の移動が必要となり、この区間は東京と名古屋程の距離でありますが、新幹線がないため、航空便がやたら多く、しかもLCCが台頭しているため、運賃が安く片道3,000円程度で移動も可能なため、シンガポールを修行の経由地と利用されることも多いと言えます。

このほかに同区間の移動はバスもあり、1,000円程度で移動できますが、国境での道路渋滞やハイウェイでの事故渋滞も度々あり、8時間かかることもあり、あまりお勧めはできません。また、基本的に両区間とも市街地が起点のため、空港までの移動を考えるとLCCの方が有利と言えます。

空港自体が宿泊施設

NAP設備

チャンギ空港ホームページより

チャンギ空港は24時間営業している店が多いほか、深いリクライニングのベンチや有料とはなりますが、数時間滞在できる仮眠施設やシャワールームがあり、ホテルがなくとも10時間程度の乗り継ぎまでであれば、問題ないと言えます。これもホテル代を浮かしてマイル修行をする点では重要であり、人気の場所になっている理由と言えます。

シンガポールの入国がやさしい

日本人であれば、14日もしくは30日間の滞在ならビザは不要であり、マイル修行では滞在が1日か2日なので問題もなく、すぐ日本に戻るチケットも持っているわけであり、入国は簡単であり、ベトナムのように短期間での再入国には費用が掛かる必要もありません。

ただし、パスポートの残存有効期間は滞在予定日数+6ヵ月は必要なので、パスポートの有効期限が迫っている人はチェックが必要です。また、愛煙家の方は、たばこの持ち込み(特に電子タバコは逆に厳しい)には厳しいので、事前のチェックをお勧めします。

街自体が便利

ガーデン

シンガポール自体は街自体が便利であり、日本にいるのと変わらないくらい欲しいものも手に入ります。空港からは市街地までの地下鉄が直結しており、現地のICカードを購入し、チャージをすれば、日本のスイカやパスモ感覚で利用できます。タクシーも安く、市街地の移動では600円程度、空港までであれば、日中であれば1,500円もかからないくらいであり、いちいち地下鉄を利用するのが苦手な人はタクシーも便利と言えます。

また、常夏なので、日本の冬にシンガポールに行くのはとても心地よく、これもシンガポールが人気の理由と言えます。

最後に

シンガポールがマイル修行としてよく利用される理由の源泉は「マイレージ上級サービス制度における路線倍率」であります。この倍率が廃止されるとシンガポールをマイル修行先にする人は激減するかもしれません。

それでもアライアンスの中で安いビジネスクラスの目的地としてシンガポールは存在し、隣国クアラルンプール発券のエコノミーやビジネスはまだ割安であり、こうした点からもシンガポールはマイルの修行先として残るのではないかと思います。

なによりも、寒い日本の冬を避けて、つかの間の夏を感じ、日本ライクに移動ができるシンガポール自体が良いと感じる人が多いのかもしれません。

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