カタール航空のストックホルム発券のビジネスクラス=香港発券が20万円以下と欧州発券の日本行き往復よりもはるかに安いためまとめてみました。
欧州では安い発券地の北欧
北欧と言うと税率・物価が高く、ホテルも高いため、フライト代金も高いイメージがあります。しかし、直行便のスカンジナビア航空やフィンエアー以外はプロモーションで安いこともあります。個人的にも昨年、ヨーテボリ発券のルフトハンザビジネスクラスを利用したことがあります。
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北欧発券が安いため、欧州では帰りの北欧への接続便を乗り捨てる「飛び降り」者もいるようでルフトハンザではこうした乗客を訴えているようです。マイル修行をする場合にはこうした自分都合で実施すると思わぬしっぺ返しがあるため、正しい利用方法が必要と言えます。
カタール航空ビジネスクラス ストックホルム=香港往復
旅程
さて、本題ですが、カタール航空ビジネスクラスプロモーションの旅程は下記のとおりです。8月の夏休みの終わりにストックホルムから香港に向かい、9月の連休時期に香港からストックホルムに戻るルートであります。
日本からこのチケットを利用する場合は、日本から欧州までのチケット、そして、香港から日本までのチケットが必要となります。3冊の別切りのチケットを用意するため、難易度が高いと言えます。
しかし、特典航空券と組み合わせたり、LCCと組み合わせたりすると、日本発の往復ビジネスクラスよりははるかに安くなり、香港での観光もできるため、こうした方法を実施していくと旅行のスキルが上がり、旅行がさらに楽しくなるかもしれません。
ちなみに機材はストックホルムからドーハまでがエアバスA350とボーイング777-300ER、ドーハから香港までがボーイング787型機とゆったりとした大型機三昧であり、十分満足できます。
運賃
運賃は約186,692円
予約クラス 全区間Rクラス(JMB125%加算)
FLY ON ポイント 16,972FOP
FOP単価 11.00円/FOP
驚異的な安さではありませんが、日本発ではなかなか実現できないFOP単価であります。もちろん、日本発東南アジア往復ではこうした単価以下のプロモーション運賃もありますが、欧州でしか楽しめない場所もあります。大陸間のフライトでビジネスを利用して安いのは結構、貴重であります。
最後に
JALマイレージバンクで上級会員を目指す人にとって、マイル修行において搭乗するのはJALですが、それ以外に搭乗してみたいのは世界最高レベルのサービスのビジネスクラスを提供するカタール航空ではないでしょうか。そのカタール航空に特典航空券ではなく、マイル修行の過程で割安に搭乗できるのは鴨葱状態でもあり、利用する価値はあると言えます。