コパ航空の本拠地であるパナマシティ・トクメン国際空港にあるコパ航空のラウンジである「コパクラブ」を利用しましたので、お伝えします。
基本情報
営業時間
5:15 a.m. – 9:45 p.m.
広さ
1,300㎡ 290人収容
設備
無料Wi-Fi、ワーキングデスク、衛星テレビルーム、新聞・雑誌、キッズルーム、無料のアルコール、ソフトドリンク、軽食等
コパ航空のラウンジとしては最大の広さを持つラウンジであり、コパ航空が展開するラウンジでは唯一、シャワールームが設置されているのも特徴です。
アクセス基準
アクセス基準は下記の通りです。
コパ航空ビジネスクラス搭乗者
コパ航空マイレージ上級会員「ゴールド」「プラチナ」「プレジデンシャル※
スターアライアンス国際線便に搭乗のスターアライアンスゴールド会員
スターアライアンス国際線搭乗のビジネス・ファーストクラス搭乗者
スターアライアンス運航便搭乗のユナイテッドクラブ会員と同便搭乗の同伴者1名
プライオリティパスカード保持者
KLM/エールフランスのビジネスクラス搭乗者
KLM/エールフランス「フライングブルー」プラチナ、ゴールドエリートプラス会員
アエロメヒコ「プレミア」会員
イベリア航空「イベリア・プラス」プラチナ、インフィニッタ会員
※プレジデンシャル会員は配偶者及び21歳以下の子供の同伴も可能
と多岐にわたるアクセスが可能であり、特筆すべき点としてはユナイテッドクラブやアエロメヒコプレミアでは会員であると利用できるのが特徴です。また、コパ航空はスターアライアンスですが、スカイチームやワンワールドの特定の航空会社の上級会員の場合は当ラウンジを利用できます。ただし、対象の航空会社以外のワンワールド・サファイヤやエメラルド、スカイチーム・エリートプラスではアクセスできないため、注意が必要です。
ラウンジレポート
全景
ラウンジは国際線出発フロアのゲート21近くにあります。ラウンジは出発階の上階にあり、エレベータまたは階段で昇ります。受付横には手荷物ロッカーもあります。施錠式ではありませんが、受付から直視できる位置にあるため、防犯的には問題が少なそうです。
ラウンジ自体は広いですが、先述の通り、アクセスできる人が多いため、かなり混雑しています。
フロアは各ブースに分かれており、バーを含めてイートインエリア、反個室ブース化されたワーキングデスクフロア、キッズルーム、TVルームなどに分かれています。
電源
電源は日本と同一タイプのため、充電は変換プラグが必要ないため、ストレスフリーです。なお、USBポートはないため、スマホなどの充電にも電源プラグが必要です。
ドリンク
ドリンクについては、全て無料であり、セルフサービスではなく、バーカウンターにてバーテンダーに依頼する形となります。基本的には無料であり、ワインについては、スパークリング、白、赤があります。たくさん飲んだ時などはチップを払った方が良いと思います。
フード
食事については軽食のみとなり、チーズやサイドイッチ、果物が主となります。コーヒーマシンもあり、コーヒー大国の南米が近いことを感じさせます。
ライトミールであるためかラウンジにいる人々はアルコールを飲んでいる比率が高いですが、酒盛りのような光景はありませんでした。
景色
ラウンジは滑走路が一望できるため、出発するフライトを観ることができます。ちょうど2018年3月から新規就航したヒューストン経由のエアチャイナが出発していきます。エアチャイナは色々なところに就航しており、うらやましささえ感じてしまいました。
その他
ラウンジ内には多くの絵画や写真が展示されており、見ているだけでも時間が過ぎていきます。パナマの新市街を描いた絵画ですが、なかなかであります。
勝手に星評価
今回も星評価をしてみます。
項目 | 星評価 |
設備の充実度 | ★★★★★★★★☆☆ |
清潔度 | ★★★★★★★★☆☆ |
広さ・寛ぎ度 | ★★★★★★★★★☆ |
ラウンジ内の雰囲気 | ★★★★★★★★☆☆ |
係員の対応 | ★★★★★★★★☆☆ |
フードの充実度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
ドリンクの充実度 | ★★★★★★★★★☆ |
独自性 | ★★★★★★★★★☆ |
多くの顧客を大きなフロアで受け入れるラウンジはなかなかの懐感があり、好感が持てます。また、食事よりもアルコールを含めたドリンクの方が優れているのは大人には嬉しい点でもあります。熱心なスタッフにより、お手本としているユナイテッドクラブよりも評価が高いと言えます。100満点で言うと83点です。
最後に
ラウンジの利用は飛行機搭乗の通過点ではありますが、色々なラウンジをレポートしてみると特色がある事を感じます。パナマシティ・トクメン国際空港のラウンジは中米では最大規模であり、同社のフラッグシップラウンジでもあり、日本から随分離れた場所でも快適に過ごすことができました。さあ、次は新たな地に行くこととします。