プライオリティパスを利用して、セントレア(中部国際空港)で本格的なハンバーガーを無料で食べましたのでお伝えします。
The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Barとは
セントレア(中部国際空港)にあるThe Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Barはアメリカのワシントン州シアトルに本拠地を置くパイク・フリューイング社が展開するレストラン兼クラフトビールバーです。セントレアの店舗は同社直営ではなく、渋谷にある会社が運営しているようです。
この店舗は中部国際空港のターミナル2の近くにあるフライト・オブ・ドリームスというボーイング787の実物が展示されている施設の3階にあります。
伝統的なアメリカ料理と Pike Brewing 社が醸造するクラフトビールを提供しています。メニューには、ハンバーガーやクラムチャウダー、ステーキ、サラダなどがあります。
ハンバーガーやクラムチャウダーが人気のようですが、SNSを見るとステーキをオーダーするよう人が多いようです。
営業時間は下記のとおりです。
11:00-16:00(ラストオーダー15:30)
17:00-19:00(ラストオーダー18:30)
プライオリティパスで利用できる範囲は
プライオリティパスで利用できる範囲は下記のとおりです。既にプライオリティパス公式サイトでも説明がでていました。(英語のみですが)
プライオリティパス1回で利用できる時間は最大4時間であり、利用できる金額は3,400円となります。
過去に同店の近くに存在したピザ店のようにプライオリティパス会員専用のメニューがあるわけではなく、お店のメニューから3,400円分が無料となる仕組みであり、超過した分は現金またはクレジットカードまたは旅行支援のクーポンで支払いができます。3,400円に到達しなかった場合は、おつりはなしと言う仕組みなので結構使えるようであります。
ただし、プライオリティパス会員は混雑している場合には利用の制限があるので、折角、行っても利用できない場合があります。
そして、プライオリティパスのシステムはどこでも同じですが、同日出発または到着したフライトのエビデンス(搭乗券やデジタル搭乗券)が必要です。
実際に行ってみた
駅からもホテルからも10分ぐらい
ホテルは14時くらいまでにチェックアウトすればいいので、手ぶらで行ってみます。いつも気になるのですが、コンフォートホテルのこの施設は何のためにあるのか気になってしまいます。
空港ホテル群からは約1kmであり、歩く歩道もあるので10分ちょっとで到着します。名鉄の中部国際空港駅からも10分ぐらいです。
パイクは近い
この施設に来たのは3回目であります。いずれも似たようなところで飲食していますが。連絡橋から歩いてきたこのフロアが3階となります。
このサインを左折すると20mぐらいの右側にフードコート街のシアトルテラスがあります。
パイクブリューレストラン&ビアバーは上の写真の左側のところであり、フードコートの中では一番アクセスしやすい場所でもあります。
開店30分前に行ったのですが、長蛇の列とまでは行きませんが、たくさん人がいました。
待っている間、色々と観察してみると、ソフトバンクのロボットが店員代わりにいますが、入り口をただ横切るだけで邪魔な感じになっていました。
ちょっと先に行けば、B787が見えます。いつも空港で見ているのですが、いつ見てもワクワクしてしまいます。
入り口にはプライオリティパスのサインがあります。一方でラウンジキーなどはまだないようなのでこれから追随するかもしれません。
入り口には巨大ハンバーガーのモックアップも有りました。実際オーダーすると9,000円弱ぐらいでした。
AM11時となり、ほぼ一番乗りで店内に入ります。アメリカンチックな感じであります。FODは窓が少ないためか、朝11時ではあるものの、時間が良く分からなくなります。
外には行列があるのですが、店内は空いており、プライオリティパス会員以外を優先しているようにも見えます。また、回している店員が少ないため、満席にすると収拾がつかなくなるためか、敢えて空席にしている感じでもありました。
気になるメニュー
3,400円をどう組み合わせようかと考えるにあたり、気になるメニューであります。
食事
100%ビーフバーガー 1,850円
フィッシュバーガー 1,800円
照り焼きチキンバーガー1,800円
クラムチャウダー 1,790円
シーザーサラダ 1,045円
US産ビーフサーロインステーキ 2,750円
その他サイドメニューも有り
ドリンク
パイククラフトビール各種 1,000~1,200円
パイク飲み比べセット 2,178円
グラスワイン(赤・白) 各680円
ボトルワイン(赤・白) 各2,900円
一番搾り 680円
ハイネケン 680円
ノンアルコールビール(零ICHI)500円
色々と考えてしまう
食事についてはメインのハンバーガーの他にクラムチャウダーやステーキも有ります。フライドポテトなどのサイドメニューも有るので、色々と選べそうです。
そして、ドリンクはメインのクラフトビールは1,000円超でありますが、一般的なビールやグラスワインは680円であります。
ステーキ+ハイネケンだと3,430円と30円超過しますが、ステーキが食べられます。ビールメインで行くか食べ物メインで行くか結構考えられそうです。もちろん、超過分は現金などで精算可能なのでたくさん頼んでしまいそうですが。
1人で来てボトルワインとグラスワイン1杯を頼むと怪しまれそうですが、利益率と手間の少なさは食事よりもお店側にとっても良さそうですが。
ハンバーガーとワインを
ビールはこの後のラウンジでも飲めそうなので折角のクラフトビールではなく、ハンバーガーをメインとしてみました。定番しか頼まない蛭子さんを貫きます。
まずはグラスワインです。以前のピザ屋と比較すると立派なグラスになみなみと注がれており、結構飲み甲斐があります。
少ない人数で回しているのか、ドリンクでも出てくるまで時間がかかるので本命をすぐに頼みます。1杯目が飲み終わる頃にメインであるハンバーガーと追加のグラスワインが出てきました。
アメリカ発祥のお店で1,850円という事も有り、バーガーキングのワッパーぐらいは有るかと思いましたが、割と食べやすいサイズでした。ただ、各素材はチェーン店舗ではないと言う感じでした。口が大きくないので頬張るには丁度良かったかもしれません。
このためにホテルの無料朝食をやめてポイントにしたことも有ってか1分ぐらいで完食してしまいました。
食べ終わり精算しました。今回はハンバーガー1,850円+グラスワイン2杯(680円×2)=3,210円と余らせてしまいましたが、タダでした。
外に出るとプライオリティパス行列が出来ていました。開店一番で行くのがベストのようです。
最後に
国内線でプライオリティパスが利用でき、しかもラウンジではないレストランという日本国内では2店舗目が爆誕しました。以前のお店のメニューはプライオリティパス会員専用だったので選択肢が少なかったですが、今回は3,400円でメニューは自由なので利用者側からするとわかりやすく、満足感はありそうです。いつまで続くかはわかりませんが。
ただし、提供者側からすると利益率に影響があるようにも見え、プライオリティパス会員制限が多くなる可能性も有ります。閑散時間や時期に行くのがリスク回避と快適でしょう次のセントレアは再び風の湯かも知れません。