弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

【Peach搭乗記】新千歳→セントレア、デジタルなフライト

スポンサーリンク

ピーチ A321ceo

国内LCCの大手のPeachアビエーションの新千歳空港から中部国際空港(セントレア)まで搭乗してみましたので、お伝えします。

ピーチは新千歳の窓際族

新千歳空港

ピーチは保安検査場Aと言うは新千歳空港では端っこに位置しています。そのため、JR新千歳空港駅から出発階である2階に上がっても遥かなる道のりが続きます。

ANAプレミアムチェックインの扉が当たり前になっていたのを改めて実感してしまいました。ちなみに、羽田(国内線とT2国際線)と成田(国際線)以外はスイートではなく、プレミアムチェックインであり、ダイヤモンドもプラチナもSFCも対等であります。

窓際族はピーチだけでなく、ジェットスターやスプリングジャパンも反対側の窓際族であり、F検査場付近であります。LCCは追いやられている感じつつも、低コストのからくりがあるようです。

ピーチ チェックインマシーン

チェックインマシンは大画面であり、姉貴分のANAよりも画面は大きいと言えます。アプリであれば、ここに寄らずともチェックインができますが、操作数でいうとこちらの方が少ないと言えます。メールアプリを開いて、Peachから来たメールを開いて、QRコードをかざせば良いので、目と手がおぼつかなくなった我が身としてはこちらの方が便利であります。

ただし、5分以上の行列ができていた場合は、指先が面倒でもアプリの方が早いかもしれませんが。

新千歳空港 1番搭乗口

搭乗口は新千歳空港・筆頭の1番ゲートであります。筆頭と言うと聞こえは良いですが、端であります。ピーチだけかと思うと以前に搭乗した日本最長路線もここからでした。

ANA1693便新千歳搭乗口

上の写真はANA1693便(新千歳→沖縄那覇)の搭乗風景です。この時は今ほど、流動が多くなかったので搭乗客は少なめです。(2021年)

ピーチ@CTS

仙台や関西など結構フライトが詰まっているのかMMな機材が多い感じであります。

ほぼ満席

ピーチ 非常口席

今回も非常口座席(12A)にしました。格安なLCCで座席を広く使っても、フルサービスよりは安いと言うのは、個人的には座席の広さ重視と言うのがわかってしまいます。

フルサービスで優先されるもので良いのは、保安検査場の通過(国内線は混んでいますし、国際線はそもそも優先がないケースも)、ラウンジサービス(国際線は良いが、国内線はスイートでも大衆化)、優先搭乗(バスだと意味がない、子連れが多いと収まるまで時間がかかるので結果的に遅い)となり、結局、シートピッチの広い座席が確保できるのが良いと言えます。

LCCではそれを金で買うという事になりますが、場所はどこでも良いので最安と言う願望が多いので、こうしたシートは売れ残り、逆に狙い目かもしれません。

ピーチ非常口席シートピッチ

という事でシートピッチは広々であります。唯一のモチベーションでもあります。シートポケットに何やら古タブの付いた缶らしきものがあります。

ほぼ満席のピーチ便

同フライトはほぼ満席に近く、非常口席の真ん中席も含めて埋まっていました。女性比率が高く、仲間連れ、カップル、おひとり様と色々ですが、女性比率は過半数を超えていました。カップルについては歳の差があり、女子の来ているものが派手なブランド物と言う同伴系(何とかは文化)ではなく、UやGブランド服装的な人が多い感じでした。

男性は意外と高齢者の仲間連れが多く、昭和な感じに21世紀のLCCが何とも微妙でした。

新千歳空港
ピーチ離陸の瞬間

ターミナルの中央は人流を裁くため、大型機と言うのは理にかなっており、末端はそうしたファーストに譲られた小型機が末端のゲートに来ます。ある意味、マイナー路線同氏を乗り継ぐのであれば、近くて良いかもしれません。
離陸は早く、姉貴分のANAを差し置いて離陸します。離陸を先にという事ではなく、着陸したANA便を待たせて離陸でした。

北海道日高地方

新千歳空港からの離陸ではおなじみではありますが、日高と十勝連峰の景色であります。上から見ると静かでありますが、海は線路を侵食して廃線に追いやり、山は国道を壊滅させ、再起不能に至らせているというのも事実であり、自然は人間の遥か上を言っていることを感じてしまいました。

噴火湾上空

噴火湾から太平洋を望みますが、静かに見える海も海底ではプレートが何を企んでいるのかと思うと怖くなってしまいます。

機内でプシュー

怖くなったら、喉が渇き、手荷物検査後のフロアで朝から唯一開いていたANA FESTAで調達したCLASSIC 富良野VINTAGEをプシューとします。朝10時前でありますが、世界中時差があるので、呑む時間は関係ありません。(JST内での移動ではありますが)

意外と楽しめる機内デジタルコンテンツ

ピーチ機内サービス

前回搭乗時も有ったかもしれませんでしたが、今回初めて利用してみた機内デジタルサービスであります。

ピーチ機内デジタルサービス

LCCも安さやフリークエンシーだけでなく、次なるステップの勝負に入ったのか、エンタメ系が充実してきています。機材にWi-Fi設備は装填しつつも、コストがかかる外部いんーたネット接続はせずに、シートモニターなどは容易せずに搭乗客のスマートデバイスを活用して、エンタメを提供する方式が多くなっています。設備投資が少なく、パナソニック系のプロバイダーに払う月額コストもなく、ブラウザベースのため、ユーザーにとっては使いやすいと言うメリットがあります。

ピーチでは、Wi-Fi接続から機体に設置されているアクセスポイントに接続した後に、QRコードで特定のURLに接続すると、インターネットではなく、機内内ローカルエリアでのネットに接続され、機内食メニューや動画プログラム、フライトマップなどが見られます。

ライセンスの問題かハリウッドなどの映画はありませんでしたが、テレビ局のバラエティー番組などはありました。探偵ナイトスクープの局長が古く感じました。どうせなら、初代局長の方が見たくなりますが。

フライトマップ

フライトマップは基本的に自動更新されますが、何かの影響で更新されない場合もブラウザの更新ボタンで回復する感じてあります。

この日は噴火湾通過後、函館から津軽海峡を抜けて日本海沿岸に進み、新潟市上空から新潟県内を直進し、北アルプス、岐阜をぬけてのセントレアと言うルートでした。

安定飛行

北海道以外は天気が全国的に悪く、雲が圧し掛かり、セントレア着陸は濃霧の中、ILS CAT IIIb稼働かなと思いましたが、結構な高度から海が見えたので、そうではなかったようです。ただ、雨脚は太く長くと言う感じでした。

ターミナル1

セントレア到着

パイロットの方の名前が異国の地の名前であり、ちょっと不安になりましたが、そこはグローバルなプラットフォームで動いているので説得しつつも、やはり悪天候は気になるところでありましたが、タッチ直前は視界がはっきりしていました。雨脚は相変わらず、強いままであります。

セントレア ターミナル1

到着して、LCCなので第2ターミナルに行くかと思うと見慣れたターミナルに接岸であります。出発と到着が違うかと思い、降機後に調べてみるとセントレアの第二ターミナルはチェジュ航空(7C)、タイガーエア台湾(IT)、香港エクスプレス(UO)、セブ・パシフィック航空(CEB)と東アジアの国際線LCCでした。

今回搭乗したMM462便はお昼前に到着するのでターミナル2であれば、飯処に近いと目論んでいたのですが、外れてしまいました。

セントレアターミナル2

そんなリベンジも有って、ターミナル2に行ってみました。稼働は半分以下ですが、チェジュ航空は搭乗手続きをしていました。韓国と台湾では、自主申告とは言え、抗原検査を1日おきにしないといけない台湾は心理的プレッシャーがあると言えます。韓国は韓国で北との休戦状態がどうなるのか気になるところであります。

最後に

LCCは安いだけで席は狭い、通信環境のない状態で時間を潰せるエンタメもないと言うものでしたが、フェーズが移行し、デジタル駆使でありつつも、コスト重のシステムでなく実現してくる時代であります。

ピーチも随分変化しており、今後、YouTubeだけでも見られると変わってくるかもしれません。そうしたら、きちんとYouTuberとかになってみたいところです。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.