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【ANAにキュン!】11月は国内線7,000円均一お祭り運賃だが、さらに安いものもあった。

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ANAキュン70周年11月29日

ANAは70周年という事で11月29日1日に限定の国内線セールの中身を確認してみましたのでねお伝えします。

ANAにキュン! 11月29日国内線セール内容

創業70周年ANA国内線7,000円均一

ANAは2022年12月で創業70年を迎えます。個人的には2022年12月で15個目のダイヤモンドを迎え入れます。そんな記念の年の月を迎えることから、11月29日のANAにキュン!は力が入っています。

1つは、予約購入期間が3日(11月29日、11月30日、12月1日)と通常よりも期間を拡大しています。以前も、2日間に拡大したことも有りますが、今回は3日間であります。

そして、国内線の航空運賃セールは70周年にちなんで、全国一律で7,000円均一にしています。路線については限定がありますが、後述のとおり、結構幅広く選択できるようです。

一応、運賃の他に国内主要空港では旅客使用料は課金されますが、妹分のピーチのようにあれれ、総額が全然違うという事はありません。

対象搭乗期間は2023年1月5日-2月28日となります。2か月近い設定はかなり広いです。

対象路線は日本全国全路線となっています。JAL系の運航便とコードシェアをしている九州の離島路線は対象外となっているようです。

マイル積算率はスーパーバリューセールとしては変化はありませんが、下記のとおりです。

マイル積算率

マイル積算率 50%

ボーナスポイントなし

プレミアムポイントは渋めでありますが、いつものキュン!は9,000円~11,000円の設定なところが、全国一律で7,000円なので、積みあがる絶対量は少ないですが、単価は良くなりそうであります。今回は55日間の搭乗期間でのべ、54,476便が設定されています。

ミレニアム(2000年頃)に販売されていたANA「超割」という今回のような一律のバーゲン型の運賃の再来であります。しかも、当時は1万円でも安いと買い漁ったものですが、今回は7千円とさらに安くなっています。LCCが増え、バスが台頭して時代は違いますが、圧倒的に移動時間の短い飛行機として、羽田を自由に使えるのはインパクトがあります。後述で単価の良い路線をピックアップしてみます。

プレミアムポイント単価10円以下の便は

プレミアムポイント

今回は7,000円均一であり、プレミアムポイントの付与率は50%であります。従って、単価が10円以下となる場合、下記の計算式が成り立ちます。

7,000÷(区間基本マイレージ×50%×2倍(路線倍率)=10円/PP

逆に言うと区間基本マイレージが875マイル以上の区間であれば、10円切りとなります。その区間を空港別にまとめ、単価と対象便をピックアップしてみました。

羽田発着

沖縄那覇

プレミアムポイント 984PP

PP単価 7.11円/PP

宮古

プレミアムポイント 1,158PP

PP単価 6.04円/PP

石垣

プレミアムポイント 1224PP

PP単価 5.72円/PP

羽田はこの3路線のみであり、石垣が最もよく、5円台となっています。

札幌発着

広島

プレミアムポイント 749PP

PP単価 9.35円/PP

福岡

プレミアムポイント 882PP

PP単価 7.94円/PP

仙台発着

沖縄

プレミアムポイント 1,130PP

PP単価 6.19円/PP

新潟発着

沖縄

プレミアムポイント 1,052PP

PP単価 6.65円/PP

名古屋発着

沖縄

プレミアムポイント 809PP

PP単価 8.65円/PP

宮古

プレミアムポイント 979PP

PP単価 6.70円/PP

石垣

プレミアムポイント 1044PP

PP単価 6.70円/PP

大阪発着

沖縄(伊丹/関西/神戸)

プレミアムポイント 739PP

PP単価 9.47円/PP

宮古(関西)

プレミアムポイント 906PP

PP単価 7.73円/PP

石垣(関西)

プレミアムポイント 969PP

PP単価 7.22円/PP

結局は沖縄方面に偏ってしまいます。季節によっては大阪から道東方面にフライトがあると旭川や女満別も有りなんですけども、今回はなかったです。

一方で季節的なところである新潟などがあります。また、札幌から広島も800マイル超となります。

土日祝の7,000円均一運賃の設定率

今回は7,000円均一でありますが、全期間の各路線の便設定と休暇で利用しやすい土日祝

の便数設定数を比較してみました。

全期間は2023年1月5日(木)〜2月28日(火)であり、合計で55日間であります。そのうち、この期間に土日祝は1/7,8,9,14,15,21,22,28,29、2/4,5,11,12,18,19,23,25,26の18日間であります。土日祝も便数の設定に平日と差がなければ、その割合が約3割(32.7%)あれば、かなり均一に設定されていることとなります。

それでは上記の単価の良い路線の設定率は下記のとおりです。

各区間の全期間と土日祝の7,000円均一設定便数

区間 全期間 土日祝 比率
羽田 →沖縄 880 289 32.8%
←沖縄 880 289 32.8%
→宮古 110 36 32.7%
←宮古 110 36 32.7%
→石垣 110 36 32.7%
←石垣 110 36 32.7%
札幌 →広島 55 18 32.7%
←広島 55 18 32.7%
→福岡 111 36 32.4%
←福岡 111 36 32.4%
仙台 →沖縄 55 18 32.7%
←沖縄 55 18 32.7%
新潟 →沖縄 55 18 32.7%
←沖縄 55 18 32.7%
名古屋 →沖縄 165 54 32.7%
←沖縄 165 54 32.7%
→宮古 55 18 32.7%
←宮古 55 18 32.7%
→石垣 55 18 32.7%
←石垣 55 18 32.7%
大阪 →沖縄 500 162 32.4%
←沖縄 500 162 32.4%
→宮古 55 18 32.7%
←宮古 55 18 32.7%
→石垣 55 18 32.7%
←石垣 55 18 32.7%

ほぼ、32.7%前後であり、土日、便に限らず、7,000円運賃を設定しており、今回は本当に大盤振る舞いと言えます。

11月29日は0:00になった瞬間が楽しみであります。

実は7,000円より安い区間があった

70周年ということで7,000円均一運賃のように見えますが、実は4,000円、5,000円、6,000円の運賃も設定されています。先述のとおり、全体ではのべ54,476便設定されていますが、そのうち1.5%がさらに安く設定されています。その路線を見てみます。

4,000円区間

4,000円運賃は期間中のべ88便設定されています。路線は下記のとおりです。

宮崎⇒福岡    4664 便、4666便、4668便、4670便、4672便、4958便
2/13-28の月・火・水・木。便によっては対象曜日でもない便もあります。        
福岡⇒宮崎    4663便、4665便、4667便、4669便、4671便、4957便        
2/13-28の月・火・水・木・金。大半は月・火        

福岡⇔宮崎間のみであります。プレミアムポイントは131PP、単価は30.53円/PPとなります。通常の高速バス運賃よりも安いと考えるとお得かもしれません。しかも、圧倒的に時間は早いですからね。

5,000円区間

5,000円運賃は期間中のべ652便設定されています。路線は下記のとおりです。

沖縄⇒宮古            1727便、1729便

2/13,14,15,16,17,22,23,26、便によってはない日もあります。

沖縄⇒石垣            1761便、1765便、1767便、1781便、2443便、2449便2/12,13,14,15,16,17,19,22,23,24,25,26、便によってはない日もあります。                   

宮古⇒沖縄            1722便、1724便

2/13,14,15,16,17,18,22,23,24,25、便によってはない日もあります。

石垣⇒沖縄            1762便、1764便、1768便1770便、1780便、2442便、2444便

2/13,14,15,16,17,18,19,22,23,24,25,26、便によってはない日もあります。

宮崎⇒福岡            4664便、4666便、4668便、4670便、4672便、4958便、

1/23-2/26のいずれか。便によっては対象曜日でもない便もあります。

福岡⇒宮崎            4663便、4665便、4667便、4669便、4671便、4957便

1/23-2/26のいずれか。便によっては対象曜日でもない便もあります。

熊本⇒大阪伊丹    1626便

1/14,15,23-31、2/1-6,8,9,12-28

長崎⇒大阪伊丹    782便

1/13,16-20,23-27,30,31、2/1-3,6-10,13-17,20-22,24,26-28

大阪伊丹⇒大分    1689便

2/12-17,19-22,24-28

仙台⇒札幌新千歳                1227便、3147便

1/23-27,2/12-21のいずれか。便によっては対象曜日でもない便もあります。

札幌新千歳⇒仙台                1228便、3148便

1/23-27,2/12-21のいずれか。便によっては対象曜日でもない便もあります。

札幌新千歳⇒女満別            4861便、4865便、4867便

2.13-16,2/21-23,28。便によっては対象曜日でもない便もあります。                              

女満別⇒札幌新千歳            4862便、4866便、4868便

2.13-16,2/21-23,28。便によっては対象曜日でもない便もあります。

基本的には沖縄県内路線や福岡⇔宮崎路線でありますが、ワンウェイ路線で便限定ではありますが、熊本、長崎から大阪伊丹まで設定があったりします。新幹線と比較するとはるかに安いと言えます。

6,000円区間

6,000円運賃は期間中のべ1204便設定されています。路線は下記のとおりです。便数と路線が多いため、区間のみ記載します。

期間はおおむね、1/13-31,2/1-28に設定がありますが、区間によっては設定のない日もあるので、ANAサイトで検索してみてください。

東日本発着

札幌新千歳⇒女満別、函館、青森、仙台、大阪関西

女満別⇒札幌新千歳

函館⇒札幌新千歳

青森⇒札幌新千歳

秋田⇒札幌新千歳

仙台⇒札幌新千歳

新潟⇒大阪伊丹

羽田⇒鹿児島、名古屋

なかでも、大阪関西は1710便であり、2/12-21,24-28に設定されています。
羽田⇒鹿児島は619,627,2471,2475,2477,2479であり、1/15-2/28の間に設定されています。

西日本発着

名古屋⇒羽田

大阪伊丹⇒仙台、福岡、大分、熊本、長崎、宮崎

大阪関西⇒新千歳

福岡⇒大阪伊丹、宮崎

大分⇒大阪伊丹

熊本⇒大阪伊丹

宮崎⇒大阪伊丹、宮崎

鹿児島⇒羽田

沖縄⇒宮古、石垣

宮古⇒沖縄

石垣⇒沖縄

大阪伊丹⇒仙台は3151便であり、2/13-16,21,28に設定されています。
大阪関西→新千歳は1713便、1719便、いずれも2/13-17-20,21,24,27,28。
鹿児島⇒羽田は2472,2474,2480であり、1/23-2/28の間に設定されています。

たまに結構な移動距離の路線があり、気になる人は検索してみると良いかも知れません。

最後に

ANA 70周年

安い部分だけをフォーカスして、実は設定便が少ないケースも有りますが、今回は70周年という事で、ほとんどのフライトが設定されています。福袋で過剰在庫の整理や不人気色を処分を兼ねて、儲けようとする一方で、それをつかまされた人は新年から縁起が悪いと思い、二度と来店しなくなったりするので、縁起物では得しないというか、お客様に満足してもらうという考え方は今の時代には良いかと思います。

特に、SNSで知人でもない人の他人の気持ちまでわかってしまう時代であり、センシティブであります。

そうしたことを考えると、企業持続の節目では素直にお祭りにして、購入者と言うか利用者に楽しんでもらい、記憶に残ってもらう方が価値が高いかもしれません。また、ANAは楽しいことをしてくれる期待を醸成するのが大事なのかもしれません。

10月29日のキュンに航空券関連がなかったので、ディスったアカウントが多々いました。個人的には、何か裏があると思い、静観していましたが、今回の大放出を温存していたのかもしれません。

また、もうひとつ気になっている国際線初のANAにキュン!にホノルル路線のSuper Valueがありました。次回は記事にしてみたいと思います。

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