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ワンワールド修行 ビジネスクラス東京経由 ウラジオストク発券シンガポール往復

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ウラジオストク

ワンワールド(S7航空とJAL)のウラジオストク発券、東京ストップオーバーが可能なビジネスクラスのシンガポール航空往復が割安なため、まとめてみました。

ウラジオストクとは

ウラジオストク

ウラジオストクは東京から約690マイルであり、東京から稚内との距離に近いと言えます。ロシアの入国にはビザが必要なため、ハードルが高く、近くて遠い存在でありました。

しかし、ウラジオストクに限定すると2017年8月から電子ビザなるものが日本国ほか17か国に認められています。

同国外務省WEBサイトにて申請が可能であり、入国予定4日前までに申請可能です。ビザの有効期間は30日間であり、滞在は入国してからは8日間となります。一週間以内のウラジオストクの滞在であれば、問題ないと言えます。

注意点としてはウラジオストクで入国した場合は、ウラジオストクから出国しないといけないようであり、ウラジオストク観光に限定した方が道中問題はなさそうであります。

ウラジオストクは比較的コンパクトな街であり、マイル修行をするにはあまり移動しなくても街を散策でき、最適と言えます。

冬場は寒い時もあるとは言え、時差もほぼなく、違和感は少ないものの、キリル文字の世界は異国感を感じ、そのギャップが旅としては面白いかもしれません。

ホテルについては、高級ホテルは外資ではロッテホテルがあるようですが、ホテル修行に向いていないようです。

JALとANA同日にウラジオストク線就航を発表

2019年7月29日、JALとANAはリリースを出しています。内容としては、日本からウラジオストクへの直行便を就航させると言うものであります。同じ日に2社が同一都市への就航を発表するのは結構珍しいものであります。

詳細については、ANAは2019年ウインターダイヤ中(2020年3月中)に就航させたいと表明はしていますが、週何便就航させるか、機材は何にするかなどは公表されていません。スターアライアンスとしてはアウェイな地域のため、これから就航まで詰めていくと思われます。

一方、JALは2020年ダイヤ(3月29日以降)から、毎日就航し、機材もボーイング737-800型機で運航が確定しているようであります。

JALの方が地固めは早いとも言えますが、何をするにしても不透明な世の中であり、ぎりぎりまで動向を見るのも有りであり、ANAの今後の発表も期待するところであります。

ビジネスクラス ウラジオストク=シンガポール往復

ルートマップ

ウラジオストク発券で検索するとS7(エスセブン)航空が就航しているバンコクとシンガポールは比較的安く、ロシアからの需要もあるようです。そのため、今回はウラジオストクからシンガポールまでのルートで試算してみました。

旅程

ビジネスクラス往路

往路は9月9日月曜日の午後一、ウラジオストクを出発します。成田には14:40に到着します。この日はこれで終了です。

次はその週末、14日11:30に羽田からシンガポールに向かいます。チャンギ空港には17:35に到着します。

ビジネスクラス復路

復路は往路到着の余韻も残る9月15日未明となります。シンガポール滞在時間は8時間15分と超弾丸旅程であります。

1:50にチャンギ空港を出発し、羽田には朝10時前に羽田に到着します。修行疲れを自宅で回復し、翌日からは普通に仕事ができそうです。最後の旅程は10月5日土曜日の15:40に成田を出発し、ウラジオストクには19:05に到着します。

機材についてはウラジオストク=成田間はS7航空、羽田=シンガポール往復は安心のJALとなります

S7航空とは

S7シベリア航空

S7(エスセブン)航空は1992年に設立されたエアラインであり、当初はシベリア航空と呼ばれていたようであります。

2009年にワンワールドに加盟をしています。欧州発券ではビジネスクラスでも結構安い運賃もあるのが特徴であります。

S7シベリア航空ビジネスクラス

機材は小型機のみの編成としており、広いロシア東奔西走するにはちょっと厳しいようですが、ビジネスクラスは快適のようです。欧州のビジネスによくあるエコノミーシートではなく、ビジネス専用のシートが設置されています。

S7 A320 シートマップ

しかし、38インチほどのシートピッチと21インチのシート幅であり、過大な期待はできませんが、日本路線に限ると2時間程度のフライトのため、つらさはないと言えます。

運賃・予約クラス

運賃と予約クラスは下記のとおりです。 

ビジネスクラス運賃

運賃 167,620円

予約クラス Dクラス(125%積算)

FLY ON ポイント 14,890FOP

FOP単価 11.26円/FOP

最近、単価が厳しくなったマレーシア航空のビジネスクラスと比較するとかなり優秀と言えます。東京にてストップオーバーで出来るため、ウラジオストクの旅とシンガポールの旅を分割でき、予定も立てやすいと言えます。

最後に

JALやANAの直行便がそれぞれ同時期に就航した場合、JALはワンワールドでS7航空とタッグを組んでいるため、強いと言えます。

しかし、ANAは東京からアジア各地と北米・欧州へのネットワークもあり、人気都市のバンコクやシンガポールへの運賃もがどうなるか気になるところであります。

2社の新規参入により、運賃は下がることも想定され、2020年の新たなマイル修行ルートの期待もできると言えます。またひとつワクワクする路線がとなりそうです。 


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