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スカイマイルはデルタ便に乗らなくてもプラチナ・ダイヤモンド会員になれる

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デルタ

外資系のデルタ航空において、同社のマイレージプログラムで上級会員になる方法を考えてみました。

デルタ航空の日本路線

デルタ航空の2020年夏ダイヤ(2020年3月29日)以降の路線は下記のとおりです。

羽田路線

ホノルル、シアトル、ポートラウンド、ロサンゼルス、ミネアポリス、アトランタ、デトロイト

名古屋中部路線

ホノルル、デトロイト、アトランタ

関西路線

ホノルル

夏ダイヤ以降はアジアの以遠権路線は全滅となります。過去にはシンガポール線、香港線、台北線、ソウル線、上海線、マニラ線、バンコク線など成田をハブとしたネットワークでしたが、時代が変わったことを感じさせます。

スカイチームでのフライトは少ないものの、特典航空券でアジアの路線を利用する機会が多かったマイレージプログラムです。

スカイマイルはスカイチーム便搭乗でステイタスポイントが獲得できる

デルタ航空はスカイチームに加盟しており、同社のマイレージプログラムであるスカイマイルでスカイチーム便に搭乗するとステイタスポイントであるMQMを獲得できます。

アジア会員の場合、このMQMだけで上級会員への道が担保されており、MQMを貯めることが一番の方法です。

アメリカ以外にデルタ運航便がない、日本会員にとってはアジアにスカイチームが加盟するキャリア(中国東方航空、厦門航空、大韓航空、チャイナ・エアライン、ベトナム航空)にてステイタスポイントが貯められるのはメリットです。

これはANAやJALでもスターアライアンス加盟航空会社やワンワールド加盟航空会社でANAではプレミアムポイント、JALではFLY ONポイントを積算することができます。これは同じであります。

デルタ便に乗らなくてもメダリオン会員資格獲得は可能

プラチナ会員

日系のキャリアと違うのはこうしたステイタスポイントを自社便での積算を半分しなくても良いと言う点であります。

ANAやJALではプラチナ会員を目指そうとするとその半分(25,000PP)は自社便に搭乗しないといけない縛りがあります。

一方で、デルタの場合、スカイチーム各社及び、ヴァージンアトランティック・ヴァージンオーストラリアとスカイチーム非加盟でもステイタスポイントが獲得でき、デルタ便に搭乗する回数、獲得するステイタスポイントの縛りはありません。

極端に言うと、ANAやJALのようにアジア路線のスカイチーム便を利用して、上級会員になることが可能であります。

特に、積算率が比較的高く、運賃が安い中国東方航空を利用して、東南アジアの往復をすると割安にステイタスポイントを獲得できます。

現在は中国に行くのが厳しいため、その実行は難しいですが、時期が来たら良いルートとも言えます。

個人的に2019年に同社のステータスマッチプログラムを活用して、プラチナ会員を2021年1月末まで獲得しましたが、プラチナ会員に至ったキャリアは大韓航空とエールフランスと中国東方航空のみでした。デルタは一度も乗りませんでした。

アメリカを往復する時間がなく、アジア往復には安いチケットを利用したく、それで上級会員への近道と言えるのはスカイマイルかもしれません。

スカイマイルの特典航空券は自社が高く、他社が低い

デルタ便特典

デルタ・スカイマイルで特典航空券を利用しようとすると、デルタ便の特典に必要なマイル数はインフレと思うくらい一回のフライトでマイルが必要となります。

東京からシアトルまでのエコノミーが7.2万マイル、ビジネスが24万マイルとなっています。有償で買うのと変わらないくらいであり、1マイル=1円以下の価値かもしれません。

一方で、デルタ便を利用しない特定の路線ではスターアライアンスやワンワールドと比較してとてもお得であったりします。

エールフランス特典

例えば、東京とカイロ間の片道のビシネスクラス特典を考えてみると7万マイルで可能です。この旅程はパリを経由し、エールフランス同士の接続となります。

東京からのパリ特典マイル数は9万マイルであることを考えるとお得感があります。

週末金曜日の夜出発でき、パリでは日中観光ができます。パリからはエールフランス最新鋭のA350-900に搭乗できます。

7万マイルと言うと敷居が高そうですが、デルタの場合、自社で正規にマイルの購入もでき、カイロまでのスカイチームビジネスクラスと比較するとバイマイルは魅力的です。

そして、何より、終着地カイロは海外発券の聖地であります。シンガポール航空やアリタリアなどを利用し、ビジネスクラスで格安で日本に向かうことができます。

マイル修行の話にフィーチャーしてしまいましたが、ドバイも同様のマイルであり、特典でスカイチームのビジネスクラス利用としては魅力的と言えます。

このように、デルタ便以外の特典利用は妥当と言えますが、自社プログラムでは異常にマイル数が高く、別世界と感じることもあります。。

ANAだけJALだけと言う人もデルタは挑戦する価値があるかも

ダイヤモンド

ANAやJAL一択または、両社ののダイヤモンド修行をする紫ダイヤモンド修行をする人も多いかもしれません。ANA便しか乗りませんと言う人であれば、ANAオンリーでいいかもしれませんが、世界各地、行ったことのない都市に行くこととなると、行き先に対する不安もあり、心細いものです。

そうした場合に世界各地に優先的なフライトで行けるとなるとそれが少しは解消されます。地球上ではスターアライアンスが最もその地点は多いですが、カバーできない場所もあります。

次いで多いのが、スカイチームであり、スターアライアンスとスカイチームのプレミアムメンバーを確保すると世界中のかなりの年で不便が少なくなり、メリット多いと言えます。

こうしたねじれ現象が起きるのか

デルタ便以外のフライトだけでステイタスポイント獲得により、エリートメンバーとなる一方で、デルタ便ではインフレのようなマイル数が必要な背景は各国の法規が関連しているようです。

日本のマイレージプログラムの特典は景品表示法の対象であり、上級会員の特典にもそのルールが適用されているようです。法規制や自社囲い込みから半分のステイタスポイントは自社便縛りが存在しているようです。

普通に考えても、自社に乗らないで上級会員になった人と自社だけで上級会員になった場合で特典が同じと言うのも違和感があります。

日本の航空会社の上級会員のメリットは自社便に搭乗するケースが多いため、結局自社便中心で上級会員になってしまうので、うまく出来ているのかもしれません。 

最後に

スカイプライオリティ

デルタ・スカイマイルは外資系で日本とあまり縁がないようですが、そのプログラムを吟味すると、デルタ以外の便でのメリットが多く、アジア利用中心の利用が多い人にもメリットが多いです。

デルタのマイレージプログラムでありながら、デルタ便以外でもっとも有効活用できるのは何とも不思議ですが、利用する立場としては良いでしょう。

ビジネスクラス以上の旅を求めるのであれば、日系のどちらかにプラスしてをスカイマイル利用するのも良いかもしれません。

スカイチームはアジア以外でのネットワークも強力であり、活用すると旅に厚さが増します。 

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