スカイチームの東京=ホノルル直行便のビジネスクラスが安く、スケジュールと運賃、どちらの方がいいかまとめてみました。
ビジネスクラス 東京=ホノルル往復
今回は4月の週末での試算してみました。
デルタ航空
旅程は金曜日の夜10時前に羽田から出発し、ホノルルを12日日曜日に出発し、月曜日の夜8時に羽田に到着します。
東京や都内近郊在住であれば、仕事を終えて羽田に向かい、月曜日1日休めばクリアできる旅程です。
機材は往復ともにボーイング767-300ERとなります。
運賃は177,750円とホノルル線の直行便としては破格です。予約クラスはZクラス(150%)であり、デルタ・スカイマイルでのステイタスポイントは11,562MQMとなります。
MQM単価は15.73円/MQMと良くはないですが、ホノルルとしては安いかもしれません。
大韓航空
旅程は同じく金曜日の夜に出発しますが、空港は成田空港となります。成田空港を21時過ぎに出発し、日曜日にホノルルを出発し、成田には月曜日15時過ぎに到着します。
機材はボーイング747-8iのジャンボ機です。ジャンボ機がパワフルなのか、飛行時間は若干短めです。
運賃は183,000円となり、こちらもホノルル直行便としては20万円を下回り、破格と言えます。予約クラスはRクラス(150%)であり、デルタ・スカイマイルのステイタスポイントは11,458MQMとなります。
MQM単価は15.97円/MQMとデルタ便とほぼ互角となります。
デルタ便と大韓航空便のどちらを選択すべきか?
このような同じスカイチーム便で金額が同等で、貯まるステイタスポイントも同等の両社どちらを選択したらよいか考えてみました。
空港
デルタ便は往復ともに羽田発着、大韓航空便は往復ともに成田は発着となっています。都心からの近さを考えると羽田に軍配が上がりそうです。
ただし、今回の旅程は成田発でも夜9時台と都心で仕事を終えてからも間に合いそうな旅程です。
機材
続いて機材です。デルタ便はボーイング767-300ERであり、大韓航空便はボーイング747-8iとなります。大韓航空便は日により、A330-300であったりしますが、機材の大きさでは大韓航空の方が良さそうです。
しかし、実際に座るシートスペックを比較すると下記のとおりです。
デルタワン(767)
スタッガード シートピッチ77-81インチ シート幅21インチ
プレステージクラス(74H)
スタッガード シートピッチ83インチ、シート幅20.1インチ
大韓航空の方がシートピッチは長く、ジャンボ機ではシート数が多く選択肢は多そうです。
特にジャンボ機ではバルクヘッド(前が非常口など)でシートがない場合はとても広いです。また、二階席の窓側は窓側に手荷物を入れるスペースがあり、その活用とそのスペースにより、また広く感じます。機材的には大韓航空が良さそうです。
スケジュール
ホノルルでの滞在時間を比較してみます。できるだけホノルルに滞在したい場合の参考となるかもしれません。
デルタの場合は金曜日の朝10:15にホノルルに到着し、日曜日の夕方3:56に出発します。滞在時間は2日と5時間41分となります。
一方で、大韓航空の場合は金曜日の朝9:30に到着し、日曜日の午前11:30に出発します。滞在時間は2日と2時間となります。
デルタの方が3時間41分長く滞在できます。もちろん、ホノルルの出発が遅くければ遅いほど東京への到着時間も遅くなり、最終日ホノルルで遅めに起きるか、東京に帰って早く寝るかの選択となりそうです。
最後に
スケジュールや機材により、一長一短はありますが、運賃が安くどちらも良さそうです。
すべての日程でどちらも安いわけではなく、週末安いのはどちらか一方のみとなり、自分の都合に合わせる場合、どちらかの航空会社一択となることもあるでしょう。
また、デルタのサイトでは大韓航空の便も選択できるため、往路は大韓航空、復路はデルタと混合することも空席次第では可能です。ただし、往復ともに大韓航空を選択したい場合は、大韓航空のサイトの方が安い検索がしやすくなっています。
両機材を堪能、ホノルルでは滞在時間を最大化することも日程によってはできそうであり、高いホノルル線では贅沢な選択かもしれません。