大阪湾に面した大阪まいしまシーサイドで開催されているネモフィラ祭りに行ってみましたので、お伝えします。
アクセス
大阪まいしま(舞洲)シーサイドはEXPO大阪2025が開催される大阪市此花区の夢洲の北側に位置する舞洲の神戸側の海沿いにあります。
舞洲にはカザフスタンの建物かと思うような清掃工場や日立物流やアスクル等の物流拠点があります。日立物流の火事では隣人のアスクルの人は冷や冷やしたと思います。
マイカー等で行かない場合はJR桜島線の桜島駅から舞洲アクティブバス(210円 現金のみ)で行くこととなりますが、混雑必須であります。
夕方行ってみて空いているかと思うとバスに乗り切れないくらいの行列があり、断念してタクシーで行きます。タクシーはネモフィラ特需すくいでたくさんいるので困ることはありません。メーターは1,800円ぐらいとなります。
大阪のタクシードライバーはようしゃべりはるので、会話についていくのが大変です。
ちなみに舞洲アクティブバスは循環しているので、ひとつ前のユニバーサルシティ駅から乗った方がいいかもしれません。その他、地下鉄のコスモスクエア駅からもアクセスできるようです。
帰りもこの通り、混んでいたので、タクシーにしてしまいました。
大阪湾埋め立ての人工島なので風が強い
タクシーを降りて会場に向かう第一印象は風が強いと言うことであります。海岸線はどうしても天候に左右され、風が強いのは良くありますが、ここもそうであります。
幸い天気が良く、光源はかなりあったため、ネモフィラが風で揺れても問題ありませんでしたが、風対策は結構必要かもしれません。
ネモフィラ会場の大阪まいしまシーサイド
ネモフィラ祭りの会場である大阪まいしまシーサイドはとても見通しの良い場所であり、ネモフィラがなくても、なかなかの場所であります。海を挟んで神戸を臨み、夕方は大きな太陽が見られます。
夜は営業していなく、休日は18:30までと言うことであり、17:30ぐらいに行くとチケット売り場はさすがにすんなりとアクセスできました。アクセス料金は大人1,200円で現金かPayPayのみの対応でした。
入り口から海岸までの傾斜地にネモフィラが植えられており、最初は上から、続いて下から見上げるような順路となっていました。
ネモフィラは和名では瑠璃唐草であり、概要は写真のとおりです。関東では茨城県ひたちなか市が有名でありますが、大阪の都心部からわずかな時間で行ける場所にこうしたところがあるのは知りませんでした。
2019年までは恒例として開催されていたものの、コロナ禍で2020年は中止、2021年も途中で中止とフルでの開催は3年ぶりと言うことです。
時期は過ぎているものの100万本と景色が圧巻
行った時期はすでに葉桜(葉ネモフィラ)状態であり、緑が目立つ感じてありました。茶畑と言うか富良野と言うかなんかそんな感じにも見えてしまいます。
時折、キャラクター像があったりするのですが、緑が目立ってしまいます。
しかし、ズームしてみるとまだまだ、ネモフィラは咲いています。
と言っても敷地すべてがネモフィラであり、それだけで圧巻であります。
夕日で色が飛びがちですが、日陰は結構青く輝いています。緑と青が彩る世界もこれだけ統一感があるとこれはこれで良いと感じてしまいます。
ネモフィラの細部を見てみると、桜とは違い、ひまわりほどではないものの、天を向いて咲いているのが印象的でした。海岸端で風にさらされながらも天を向いている姿は今後の花見が増えてしまいそうです。
ネモフィラばかりに気をとられていましたが、振り返ると大阪湾の景色が一面に広がります。ちょうど神戸方面に太陽が沈んでいく景色であります。
これだけでも価値のある景色であり、いい場所であります。
結構な高低差があり、大阪の都心にいることを忘れさせてくれます。東京だと有明の森みたいなところかもしれません。新潟では古町を過ぎて坂を上りきると日本海の景色が広がったりと都会と自然は意外と近いところにあるのかもしれませんが。
順路の最後あたりは意外と青い場所もあったりと時機を逸してもは満足感はある訪問でした。
以上を動画にまとめてみました。2分足らずで解説もつけてみました。NHKの放送休止時間帯に東欧のトラムが放映されている風になってしまいましたが。。。
撮影で色々と考えているとあっという間に時間が経ち、黄昏な時間帯となります。
注意書きも何もないのですが、誰も前まで行かずに撮影しているという不文律が成り立っている不思議な空間でもありました。
たまにアベック(あえて昭和な言い回し)がちょっと前に出ることはあっても、アナーキーにならないのでが、日本人だけだったからかもしれません。
なんだかんだで1時間ぐらいは滞在してしまいました。帰りもタクシーでワープして、桜島駅からはJRでしたが、桜島駅は着席の余裕でしたが、しかし、次の駅ではUSJ帰り客がどっと来ました。それでも、西九条までなので辛いと言うことはありませんでした。
最後に
新緑のネモフィラとでも言えば良いのでしょうか、青一色ではない、緑の中にたたずむプラチナムブルーが森の中にでも入った幻惑であります。
桜はもちろんですが、毎年第二の花見としてネモフィラも恒例となりそうであります。