北海道内のローカル路線とも言える路線のANA4866便に搭乗しましたので、お伝えします。
女満別空港を散策
ADO77便からの乗り継ぎ時間は95分あり、市内に行くには時間が短いので空港内を散策して時間をつぶすこととします。
この日は4月では異例の21℃であります。カーディガンを羽織ってきたので汗が滲むくらいでした。温かいですが、強風注意報が出る日であり、やはり北国は春と言っても冬に近いのかもしれません。
展望デッキに行ってみます。搭乗してきたB767-300ERがいます。この飛行機が飛び経った後に同じゲートに入る飛行機はしばらく来そうにありません。
展望デッキには東北海道の案内があります。東を上にしたレアな地図が描かれています。女満別空港からも天気が良ければ斜里岳が見えるようです。知床岬は長く、ここを往復と言うのは過酷さがわかります。
女満別空港にはスタンディング スシ バー 縁戸があります。結構にぎわっていましたが、ちょっと腰を掛けたいので別なお店に行きます。
カフェレストラン ピリカに行き、網走ビールで一服します。ビールだけでは物足りないのですが、豚丼だとボリュームと糖質が気になるため、豚皿にしてみました。
昼から居酒屋気分となってしまいました。
空港の1階にはセブンイレブンがあり、そこでアルコールを調達も可能であり、そこで買い込んでゲートを通過します。
搭乗
情報過多な案内板ですが、表示がとても鮮明であります。ANA4866便まであと35分あります。と言っても事前改札は15分前からなのであと20分ほどであります。
事前改札の方々はなく、グループ1で一番乗りであります。ジェット機と比較するとかなり狭い機内ですが、シートは2-2配列であります。ヘッドレストカバーは同機用にカスタマイズした縦長であるように見えます。
ボルバルディアDHC8-Q400と名前が長く、なかなか覚えられない機種でありますが、エンジンはP&WカナダのPW150Aであり、ジェットエンジンではないのでP&W独特の音はありませんでした。
同機において、日本の空では夜しか離陸を味わっていなかったので、北海道の広い畑を見ながら高度を上げていくのはとても新鮮でありました。
北見市上空となります。道東では人口最大の都市であります。北見市出身と言うとカーリングのメダリストが思いつきますが、個人的にすぐ思いついたのが沢田亜矢子でした。年齢を感じてしまうとともにゴージャスな人も思い出してしまいました。
同機に乗ると必ずハットラックに頭をぶつけてしまいます。頭をぶつけつつ、トイレに行きます。同機のトイレは最前方左側にあります。当然狭いですが、アメリカを飛んでいるようなリージョナルジェットと比較すると広く感じました。
空中からでも峠越えは雲が多く、地上がなかなか見えません。真夏でもないと北海道の空の景色は雲の景色となりそうであります。
ごくまれに雲の合間から地上が見えます。北海道はまだまだ春が遠いような景色です。今年は特に雪が多かったので、解けてなくなるのも時間がかかっているのかもしれません。
この後、新千歳空港に着陸となります。着陸の様子を動画にしてみました。80秒ほどの映像です。
スワンナプーム空港までとは言えないですが、広大な新千歳空港をターミナルに向かいます。先行してANA Wingsにとってはでかい妹のPeachがいます。
沖止めではなく、PTBに接岸です。この機材は機体とPTBの間はクレパスの谷間にかけられる梯子のようにも感じます。多量の飲酒により、ベロベロに酔ってしまうとちょっと危険かもしれません。
新千歳空港に到着
いつも快速エアポートに急ぐのであまり見ていられませんが、JR北海道の新千歳空港駅のサインがとてもかっこ良く見えます。
快速エアポートは40分弱で札幌の中心地の札幌駅まで行けるのは福岡と比較すると時間かかりすぎですが、羽田や伊丹と比較すると列車としては早い方であります。
ただし、冬場はとんでもない雪の影響で断絶することもあり、冬場のことを考えると新幹線を新千歳空港まで延伸とかしておいた方が良いといつも考えるものの、日本初の新幹線と大空港のマリアージュがどんな風になるとか色々と考えてしまいます。
そうはならなくても新幹線の札幌延伸で、新千歳⇔青森・函館便はなくなることは必至かもしれません。
丘珠のJALがどうなるかは微妙かもしれませんが。
そんなこんなで札幌駅に到着です。桜はまだでしたが、駅前では花が咲いており、道東から札幌まで来ると、道東も暖かい日でしたが、さらに温かく感じるところでありました。
この後はホテルに戻り、暑くて気持ち悪い汗をかいたので、出し切るためにサウナに行ってしまいました。
最後に
ANAの北海道内のローカル路線とも言える路線は新千歳をハブとして、函館、釧路、根室中標津、稚内、利尻(時期による)、そして、女満別と広い北海道をプロペラ機で結んでいます。(たまにジェットもありますが)
JR北海道の特急に乗ると車内誌に北海道の広さを比較するために、関東中部北陸と比較した地図がありますが、羽田から富山や能登に匹敵する距離があります。
人口が少ない北海道では鉄道は昭和時代のようにエースとも言い難く、いつでも利用できる状況でもないので、早く移動するという点ではローカル路線とはいえ、フライトは貴重な脚と言えます。