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モクシー東京錦糸町 宿泊記 16時までのレイトチェックアウトしてみた

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マリオット系列では新しいホテルブランドであるモクシーの東京錦糸町にロングステイしてみましたので、お伝えします。

モクシーブランドとは

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モクシーは一言で言うと遊び心があり、お手頃なプライシングでスタイリッシュなホテルブランドです。

北米、ヨーロッパ、アジア太平洋に60を超える同ブランドのホテルが既にオープンしています。今後、100以上の同ブランドのホテルのオープンが計画されています。

特徴としてはバーでのチェックインから始まり、スタイリッシュなインダストリアルデザインとなっています。ラウンジはないものの、24時間オープンしているバーなどで、オープンに気の知れた仲間と何気ない会話を楽しむことが出来ます。

ミレニアム世代をターゲットとしたホテルであり、節約するところは節約し、気持ち的な豊かさにつながるものに積極的に投資し、デジタルネイティブであるのが特徴であり、これまでのマリオットブランドとは異なる路線を立ち上げたのは、今後の社会の変化に対応していくと言うことかもしれません。

日本では東京・錦糸町大阪・本町大阪・福島にあり、2021年には京都・二条にもオープンする予定となっています。

東京錦糸町はパシフィカ・キャピタル傘下のアメリカンホテルマネジメントが運営しており、日系資本のマリオット系列とは異なり、外資感があります。

モクシー東京錦糸町のロケーション

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名前のとおり、墨田区の錦糸町にあります。JR錦糸町駅からは徒歩7分程です。大きな道路を横断するため、距離が近いのですが、意外と時間がかかります。

駅前には駅ビルのテルミナやアルカキットがあり、パルコやマルイもあります。買い物では新宿や銀座などよりも移動が少なくある意味便利そうです。

また、東京メトロ半蔵門線と都営新宿線の住吉駅からも近くなっています。JR錦糸町駅よりは距離があるものの、住宅街であり、大きな道路の横断もないため、意外と早くアクセスできます。

錦糸町南口と言えば、令和の今でも昭和感満載の歓楽街であり、錦糸町駅から同ホテルにアクセスするにはそうしたところを抜けていくこととなります。ミレニアム世代の人にとっては、歓楽街はどう見えるのでしょうか。

宿泊記

外観

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錦糸町のホテルに泊まったと言えば、何か怪しいことをしたとでも思われかねないような場所にあります。ホテルは10階建てであり、もともとはオフィスビルであったようです。窓の大きさや形がその印象を受けます。

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エントランスはピンク色のネオンでMOXYと書かれており、場所柄、休憩するようなホテルにも感じますが、質感はかなり高いので、そうしたイメージは払拭されます。

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1階はフロントと言うよりも、バーカウンターがあり、そこでチェックインをします。カウンター以外はフードコートのようなレストランスペース、ラウンジのようなソファが置かれたスペース、ちょっとしたゲームができるコミュニケーションスペースとなっており、缶やボトルを直に持ちながら、リラックスして会話をできるスペースとなっています。

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また、円やドルやユーロなどを購入できるマシンがあります。同ホテルでは客室にセーフティボックスがなく、一階に宅配ボックスのようなロッカーがあり、その役割をしています。

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インダストリアル感の共用スペース

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エレベーターホールや各フロアの廊下は白やグレーなどの無機質な色でまとめられており、レンガ調やメタルチックな素材で統一されており、インダストリアル感と統一感があり、個人的にはなかなか好感です。

客室のドアはガラス窓のように見えますが、デザインであり、中が透けて見えるとか、外を歩く人の姿が見えるとかはないので安心です。

広くはないが窮屈でもない客室

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扉を開けて、客室に入ると日本人にとっては普通と感じるような広さであります。それよりも床は木製のフローリング、壁面は一部ウッドと言うようなところに結構インパクトがあります。

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意外とプラスチックやアクリル樹脂など石油由来の素材が少ないのもミレニアム世代に受け入れられるのかもしれません。

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デフォルトはクイーンサイズのベッドとレザーチェアがある位です。テーブルやそれ用の椅子、荷物スタンドは壁につるされており、狭い部屋を広くする工夫がされています。ちょっと年配の人には難しい作業ではありますが、テーブルを出してみるとこんな感じです。

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ベッドサイドテーブルにはアナログ時計や覇気カットを想像させるダイヤル式電話機がアクセントとしてあります。

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一方でUSBポートAとコンセントがあったり、そこは現代的であります。

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ホテルでは珍しく天井照明が付いていたりします。

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窓は大きく、オフィスビルであった名残を感じます。遮光はブラインドで行い、さらに防音も兼ねているような壁一面のカーテンでシャットダウンしてくれます。

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窓からの景色は下町と言うような景色であり、景色を気にしない人にとっては良いかもしれません。それでいて窓が大きいため、日中も採光は十分であります。

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テレビはSHARP製の55インチの狭額縁であり、部屋の割に大きなモニターが設置されているのはなかなか良いと言えます。

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部屋着はこうしたデザイン系のホテルでは黒かグレーが定番でありますが、ベージュであり、こうしたところにもコストをかけないモクシーコンセプトがあるのかもしれません。

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クローゼットはなく、家具がつるされているところにハンガーがあります。いちいち、クローゼットの扉の開け閉めがなく、これはこれで便利です。

また、同ブランドの特徴としては冷蔵庫が室内にないのも特徴的です。冷蔵庫の音がしなくて済む半面、寝る前に冷えたビールを飲みたい、寝起きに冷たいもの人にはちょっとかもしれませんが、1階のカウンターではリクエストすれば冷やしてくれたりします。

それが面倒であれば、ロックアイスを買い、その上に飲み物を載せておけば数時間は対応できます。

バスルーム

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アロフトブランドなど同様にスタンダードのルームではバスタブはなく、シャワーのみとなっています。ユニットバスと違いシャワーブースは扉で仕切られているため、思いっきりシャワーを出して、使えるところが逆に良いかもしれません。水流も日本品質とも言えるぐらいであり、十分すぎるぐらいです。

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どうしてもお湯に浸かりたいのであれば、最寄の錦糸町駅前に楽天地の天然温泉とサウナがある他、付近にはスーパー銭湯も多いので、うまく使い分けるのが良いかもしれません。

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アメニティはシンプルですが、洗面スペースが広いため、マイグッズの置き場所などがあるのはとても良いと言えます。自宅と変わらずに利用できる感覚でいいと言えます。

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フローリングを歩くのに最適にスリッパもあります。スリッパは黒仕様であります。

プラチナ特典を活用してレイトチェックアウト

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今回予約したプランは最安の会員向けプラントあまり値差のない、朝食とワンドリンク付きのプランとしたため、プラチナ特典ではレイトチェックアウトと10USD相当の飲食バウチャーを選択し、朝食、昼食付としてみました。

夜はワイン

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買い物から戻り、カウンターでワンドリンク無料のチケットでグラスワインをオーダー。部屋に戻る前にちょっとリラックスと言ったところです。

朝食

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朝食は朝7時から10時前での3時間であり、1階のフードコートのようなところで食べられます。洋食か和食が選択でき、ドリンクだけはカウンターで選択して、その場で渡されます。場所取りにちょうどいいと感じてしまいます。

フードコートと同じく、コーナーでチケットを渡すと、呼び出しベルを渡され、まさにフードコートです。

朝食は用意されていたのかすぐにベルが振動します。

ご飯・味噌汁・野菜サラダ・焼鮭・卵焼き・煮物・梅干し・果物とシンプルであります。二日酔いであったため、味噌汁が一番、効きました。

この後、部屋に戻り、テーブルでブログの記事を作成し、筆が進まない時はベッドに移り、テレビをザッピングしたり、思いついたらベッドの上で記事を書いたりと部屋は狭いものの、導線は限られるため、意外と良いかもしれません。

ランチ

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記事を書き終えると昼を過ぎており、再び1階に。ほとんど人がいなく、空いていて逆に外に食べに行くよりもいいかもしれません。

昼食はヌードルかパスタか丼かカレーかというシンプルであります。この日は味噌ラーメン、カルボナーラ、カツ丼、カレーであり、カルボナーラにしてみます。

ランチはテーブルまで持ってきてくれます。コーヒーは無料であり、エスプレッソにしてみました。

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時間がかかり、生パスタでもと思うとサラダ付きのシンプルなカルボナーラでした。お腹を満たすには最適かもしれません。

10USDバウチャーではおつりが出ないため、プラスで現金を出して、グラスワインを昼から頼んでみます。

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朝食も昼食も基本的には返却口にセルフで返却するスタイルであります。そのまま、置きっぱなしで去る人もいますが。

再び、部屋に戻り、ネット検索などをしているとあっという間に時間が過ぎて3時過ぎに。身支度をして、チェックアウトとなります。自動のチェックイン/アウトマシンを試みるもののうまく行かずに、結局カウンターでのチェックアウトとなりました。

最後に

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若い人向けのモクシー東京錦糸町にロングステイしてみましたが、意外と窮屈さはなく、むしろ、動かずに色々とできてしまうのがいいところでありました。

水回りもシンプルですが、スペースは広く、変にバスタブがあって洗面スペースが狭くなるよりは良いかもしれません。

メリット部分を活用すれば、かなり快適で見た目もスタイリッシュであり、それでいて後で財布には優しいと実感できるため、マリオット系の中ではいい選択肢かもしれません。 

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