10年以上、ANAマイレージクラブ専業として、ミリオンマイルを獲得してきました。
他のアライアンスの状況をアップデートするため、他アライアンスを利用してみたところ、奥が深いと感じてみたため、お伝えします。
ANAミリオンマイラーを達成して
ミリオンマイラーと言っても、ANAとスターアライアンス便を合計してのミリオンであり、ピュアANAとしてはまだ25万マイルほど達成まではあります。
ANAだけで地球何十周しても、記録としては残りますが、他のエアラインがどのようなサービスや癖があるかなどはわからなく、幅広く利用した方が良いと言えます。
庭の中で利用しても、インボラなどは最低運賃で購入していると皆無であり、ミリオンマイラーに対すると姿勢も見えてきます。
同じミリオンマイラーに対して厚遇する日本以外のエアラインとは冷たい水とお湯ぐらいの差があると言えます。
きっかけはステータスマッチ
ステータスマッチは大人になってまもなく、当時のノースウエスト航空時代にしたことがあります。
その時は稼ぐためにと言うよりも、特典を利用するためであり、いまいちわからないまま終わってしまいました。
それ以来、ステータスマッチをしてみると、スターアライアンス便とスカイチームエリートプラスでは、結構内容が違うものだとわかります。
これはWEB検索ではわかりえないことであり、新鮮であります。
こうした差分を見てみると、面白いものであり、有償でチケットを予約する方が、はるかにマイラーとして、経験値は高いと言えます。特典だけで経験するとなかなか難しい部分もあります。
ラウンジ・上級クラスアップグレードがマイルの醍醐味ではない
JGCやSFCを取得する目的として、日本人が国内をメインにラウンジ利用や優先搭乗が最大のファクターと言えますが、マイル修行はそれだけでないと言えます。
複数の上級会員のサービスレベルを見ると、「スターアライアンスやワンワールドはここが凄い、スカイチームの特典は意外と裏がある」などが実体験できます。
こうした差分を体験するのも面白く、10年以上、ANAマイレージに浸ってきた身からすると新鮮でワクワクします。この感情がとても大事であり、旅程が楽しくなります。
マイル積算がつまらないと思ったら、数多あるマイレージプログラムを研究することも良いでしょう。
実際体験すると思わぬ刺激が
スカイチームのマイル修行が、ステータスマッチが遅れた関係から、遅くなったものの、始めてみると実に面白いものであります。
どんなクラスでどんなラウンジやシートが利用でき、積算率がどうなるかなど、スターアライアンスで経験したものと違うものであり、新鮮味があります。
ANAは、SKYTRAX社のレーティングではビジネスクラスとしては世界第2位ではあり、満足感はありますが、何度も利用するとなるとマンネリも感じます。
今回シートを新しくしたのはこうしたマンネリに対する対策としては有効ではありますが、トータルとしては、流れは基調にあると言えます。
そうした中で、他アライアンスを利用するととても刺激であり、マイル修行を始めたころの感覚があります。
逆に同社のすばらしさを感じることもできます。そういう意味においては、面白いかもしれません。
マイル修行との付き合い方
一つのマイレージプログラムにどっぷり浸かり、その特典を最大限、享受するのも一つと言えますが、複数のプログラムを比較することも大事ではないかと感じています。
特に特典航空券ではなく、有償チケットでサービスの吟味やマイル修行をするのはとても有用と言えます。特典航空券はAwardとして扱われるため、マイル修行の微妙に差異がわからなくなります。
最後に
10年以上ぶりにステータスマッチをしてみて、実際に行動に移すと驚くことが多く、スカイチーム修行も楽しいと言えます。
ANAダイヤモンドを維持すれば、世界トップクラスのサービスを受けられ、満足でありますが、マイラーとして現在のどのようなサービスを受けられる立場か確認できるため、色々なマイル修行をすることは価値があると言えます。
実利的にも、複数のアライアンスの上級会員資格があった方が旅には便利であり、選択肢も拡大します。
色々と勉強する部分もありますが、その甲斐がある旅程は実現できそうです。