ソウル発券のマレーシア航空のシドニー往復がゴールデンウィーク・シーズンに安いため、まとめてみました。
空前の10連休
2019年の4月末から5月末は元号が変わる時期でもあり、祝日が重なり、10連休となる空前の年といえます。そのため、日本発の海外航空券は連休初日などについては、これまで以上に高くなっていると言えます。飛行機が日本に登場してからもっともチケットが高い年とも言えます。
そんな中で、ビジネスクラスで割安で遠い海外に行きたい場合は、海外発券という方法もあります。日本ではゴールデンウィークはかなりの日本人が祝日のため、移動が盛んになりますが、隣国の韓国や中国などはゴールデンウィークがないため、混雑度は少なく、ソウル発券は日本の影響を受けることが少ないため、お勧めと言えます。
ただし、ソウルを経由するため、時間はかかりますが、時間がかかってもビジネスクラスとなれば、その移動自体が旅の楽しさとなるため、検討の価値ありと言えます。
マレーシア航空・ビジネスクラス ソウル=シドニー往復
マレーシア航空のため、マレーシア航空の本拠地であるクアラルンプールを経由するフライトとなります。
旅程
往路は4月26日金曜日の未明にソウル仁川空港を出発し、早朝にクアラルンプールに到着し、約3時間乗り継ぎ時間でシドニーに向かいます。乗り継ぎ時間はビジネスクラスのため、クアラルンプール国際空港のマレーシア航空のビジネスクラスラウンジが利用できます。
そして、シドニーには当日の19:35に到着します。ホテルにチェックインして夕食を楽しめる時間です。
復路はシドニーで8日間過ごした後の5月3日の夜10時10分にシドニーを出発し、クアラルンプールには早朝朝5時に到着します。往路で利用したマレーシア航空のラウンジでシャワーを浴びて、仮眠するのも良いですし、クアラルンプール市内をさくっと観光するのも良いと言えます。
そして、最後のフライトはクアラルンプールを14:05に出発し、ソウル仁川空港には21:45に到着します。この日はソウルで一泊して5月5日に日本に戻ることが可能と言えます。
運賃・積算クラス
運賃は日本円で約181,896円であり、予約クラスは全区間Zクラスであり、JALマイレージバンクでは125%加算となります。
積算マイル・FOP
積算マイルとFOPは下記のとおりです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | FOP | ||
---|---|---|---|---|---|
4月26日 | ICN | KUL | 2,859 | 3,574 | 3,574 |
4月26日 | KUL | SYD | 4,088 | 5,110 | 5,110 |
5月4日 | SYD | KUL | 4,088 | 5,110 | 5,110 |
5月5日 | KUL | ICN | 2,859 | 3,574 | 3,574 |
合計 | 13,894 | 17,368 | 17,368 |
積算マイルは17,368マイルであり、FOPは同じく、17,368FOPとなります。FOP単価は10.47円/FOPとなり、この時期の日本発券と比べると3倍以上のFOP単価の違いがあります。
最後に
ソウル発券は日本からソウルまでの往復のチケットが必要となりますが、日本からソウルまでのチケットはLCCからフルサービスキャリアまで多くあり、ゴールデンウィークである程度高くても、ソウルからシドニーまでビジネスクラス往復で利用できるとなると割安と言えます。日本発でゴールデンウィークのチケットが高くて悩んでいる人はソウル発券も検討してみるのも良いと言えます。