エアチャイナの北京からクアラルンプールへの直行便であるCA871便で、ワイドボディのエアバスA330-300に搭乗しましたので、お伝えします。
エアチャイナの北京=クアラルンプール直行便路線
エアチャイナの北京とクアラルンプール間の直行便は一日一往復で毎日運航されています。時刻は下記のとおりです。
Flight | PEK | - | KUL | 飛行時間 |
---|---|---|---|---|
CA871 | 16:20 | → | 23:00 | 6時間40分 |
CA872 | 6:35 | ← | 0:10 | 6時間25分 |
北京からのフライトは夕方便であり、クアラルンプールからのフライトは夜行便となります。機材はボーイング737MAXが運用されているようですが、場合によってはエアバスA330-300も運用されているようです。
日本からの北京での同日は羽田から午前便に乗ることができれば、可能ですが、午前便は人気があり、ビジネスクラスの最安クラスは空いていないことも多く、結構レアなルートと言えます。
ビジネスクラス搭乗記
期待通り沖止め
エアチャイナの場合、北京発のフライトは結構沖止めの可能性が高く、案の定、沖止めでした。時間の遅れはなく、バスで移動。バスはビジネスクラス搭乗客優先か空いています。今回は、運がよいのかA330-300のワイドボディ機であります。シンガポール線では当たり前ですが、クアラルンプール線やバンコク線ではボーイング737型機などのナローボディー機が多い中、ラッキーと言えます。
ビジネスクラスは悠々な2-2-2シート
エアバスA330-300のビジネスクラスのシートは2-2-2配列であり、シートはフルフラットとなります。シートピッチも広く、ボーイング系のビジネスクラスのシートよりも実は良いのではないかと感じるくらいです。
新聞や雑誌は最前列席の真ん中にあります。シートコントローラはあまり使い勝手が良くありませんが、そこそこ、近代的であります。
モニターコントローラは文字がなく、直感的に操作できるボタンであります。ヘッドフォンはノイズキャンセル機能がない一般的なものであります。
幸い、隣席がいない他、中央2列の座席にも着席がないため、ゆったりとしています。ウェルカムシャンパンが配られ、いよいよ飛行機は動き出します。
セーフティビデオは相変わらずパンダであり、見飽きて、機窓に目を移すと、厳しい寒さの中きれいな夕焼けが見えます。そして、先に飛び立つ飛行機の姿も見えます。
離陸
離陸すると北京郊外の景色を一瞬楽しみ、雲の上に行きます。
筋状の雲が発達しており、地上はさぞかし寒いと思いつつも、時間がたつと日没となります。
寝落ちてしまったものの食事はきちんと
食前のドリンクに白ワインをオーダーし、「オーシャンズ8」を観ていると不覚にも寝落ちてしまいました。
気づくと到着一時間前となっており、空腹のため、食事を依頼すると用意していただけました。
時間外れな機内食にも関わらず、暖かいパンも用意していただき、ガーリックトーストを選択。
炭水化物取り過ぎですが、空の上の事。このあと、ケーキとフルーツをいただきました。
〆は赤ワインに。
クアラルンプールに到着
機内はお目覚めモードのピンク色になり、機窓にはクアラルンプールの夜景が広がります。ほぼ定刻にクアラルンプール国際空港に到着し、KLIAエクスプレスの最終便前に到着できました。
最後に
エアチャイナというと定時運行やサービスの面で、スターアライアンスの他の加盟航空会社(ANA,シンガポール航空,アシアナ航空、エバー航空)と比較するとちょっとと考える面はありますが、年々サービスの品質は向上しており、経済大国・中国の強さを感じるところであります。