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マレーシア航空のビジネススイート 成田往復のいま

マレーシア航空ビジネススイート

マレーシア航空の最高峰クラスであるビジネススイートの現状の運賃を東京からアジアの十字路であるバンコクまでチェックしてみましたので、お伝えします。

マレーシア航空の日本語サイトでは

チャーター便

マレーシア航空の日本語サイトは基本的に個人利用または商業目的の個人利用が主体と言えますが、チャーター機の宣伝もしています。過去の実績としては以下のとおりです。

帰国便や救援

機国家元首の訪問

政府機関

この時期に掲載するのはやはり、帰国便の需要があるのかもしれません。WUHからの帰国便の運賃が話題になっていましたが、結構高いので、定期便よりも儲かり、なかなか飛ばせない現状では各国の言語でサイトを割いても効果があるのかもしれません。

ビジネススイート

同社のビジネススイートとはビジネスクラス以上、ファーストクラス以下のクラスであり、もともとはファーストクラスであったと言えます。ファーストクラスを利用していた人からは格下げであり、ビジネスクラスを利用していた人からすると運賃の高いビジネスクラスとして捉えられるかもしれません。

通常のビジネスクラスとシートスペックを比較すると

シートスペックをビジネススイートとビジネスでスペック(A350-900ベース)を比較すると下記のとおりです。

   スペック ビジネススイート    ビジネス
座席数 4席 35席
配列 1-2-1 1-2-1.5
シートピッチ 83インチ 44インチ
シート幅 23インチ 22インチ
リクライニング フラット フラット
個室扉 あり なし
電動シェード 手動シェード

ビジネスクラスのシート配列において、1-2-1.5と記載しているのは機体右の窓側の配列が2列と1列があるためです。

シート幅はA350-900では横幅を稼げないためかあまり変わりません。一方で電動シェードや個室扉は旧ファーストの名残を残すスペックと言えます。

YouTubeサイトに同社のビジネススイートの動画がありましたので、掲載してみました。

 KLIAエクスプレスで流れているような動画です。同列車では同国の携帯会社のCMや環境保護の動画や虎骨酒反対な動画が流れており、頭に刷り込まれてしまいます。

お値段としてはお手頃になったとは言え、飛行時間も日本からだとそうは長くないので、ビジネスクラスでいいと言う人も多いかもしれません。

今の運賃やスケジュールは

ビジネススイートが誕生してちょっと経ちましたが、「元気ですか!」と言いたいくらいあまり情報が入ってこない同クラスですが、今年の秋に東京からバンコクを往復するルートでチェックしてみました。

スケジュール

スケジュール

東京・成田線は1日2往復あり、両便ともA350-900であり、どちらにもビジネススイートの設定があります。

バンコクまでのスケジュールとしては昼便での接続も可能ですが、今回は夜行便と早朝便、昼便と昼便と不規則ではありますが、最安値となっています。

運賃

運賃

運賃は以前とほぼ変わらず、270,850円となっています。予約クラスについては、ビジネススイートはPクラス(150%積算)、クアラルンプールとバンコク間は往復ともにJクラス(125%)積算となります。

トータルのFLYONポイントは11,958FOPとなり、単価は22.65円/FOPとマイル修行僧にとっては戻してしまいそうな単価と言えます。

ここまでくると、意地のようなものも感じてしまいます。以前、どこかの番組で最近、お母さんになった人がKL往復で同クラスを利用していました。

往復で33万円くらいであり、やはりマイル修行とは違う世界でラウンジや上級クラスを楽しむ世界があるのだなと感じてしまいました。

特典でビジネス・ファーストに乗るのも良いですが、惜しげもなく有償で運賃を支払い、そうした世界に浸るのもありかなと感じてしまいます。

最後に

マレーシア航空は数年前はソウルや上海発券のビジネスクラスは滅茶苦茶な単価であり、楽しいものでしたが、最近は便数自体か減少したこともあり、印象が薄くなっていますが、運賃自体はまだ、以前と変わらない水準にあります。

個人的に最初のビジネスクラスはマレーシア航空であり、ずっと続いてほしいと思うところであり、今回は記事にしてみました。 

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