ジブラルタル国境の街「ラ・リネア・デ・ラ・コンセプション」からアンダルシア地方の海岸線「コスタ・デル・ソル」をバスで通り抜けて、ピカソの故郷であるマラガを弾丸で散策してみたため、お伝えします。
ラ・リネアからマラガまでの直通バス
ジブラルタルからマラガまで移動するには、アルヘシラスまで行き、鉄道で行くことも可能ですが、鉄道よりもバスの方が、速く、頻繁に運行されています。また、アルヘシラスからマラガへはバスは最多であり、急行便もありますが、ジブラルタル最寄りのラ・リネア・デ・ラ・コンセプションからの直通バスもあります。ただし、途中かなり経由していくため、時間は結構かかりますが、ラ・リネア・デ・ラ・コンセプションからアルヘシラスに移動し、急行バスに乗り継ぐよりは便利であります。
太陽海岸を各駅停車で運航
ラ・リネアからのバスは太陽海岸沿いに進みに、太陽海岸の街並みを楽しみながらバスの旅を楽しめます。ただし、ハイウェイを何度も降りて、町の中心部のローターリーのようなところを巡り、バス停で乗客を乗降していきます。
時間重視の人にはイライラしますが、弾丸世界一周の旅では逆に、太陽海岸をゆっくり味わえない中で、バスが太陽海岸の各街の中心部を巡ることにより、少しでもコスタ・デル・ソルを感じることができ、良かったです。
マラガに到着
マラガは鉄道のマラガ駅に隣接するバスターミナルに到着します。マラガの名所は比較的コンパクトにあるため、徒歩でもよいですが、荷物もあるためまずはホテルまでUberを利用しました。立派なセダンの車両が短距離でもウェルカムで載せてくれます。
スペインのUberではチップ制度があるため、そうしたことも含めて、サービスが良いかもしれません。ホテルにチェックイン後、ホテルで貰ったガイドマップを基に市内を散策。ホテルから数キロ以内は名所だらけであり、撮影に困ることはありませんでした。
ピカソの故郷にあるピカソ美術館
マラガはピカソの生誕の地で10歳まで育った場所であり、故郷と言える場所であります。
ピカソ発物館があり、館内には日本でも有名な作品からここでしか見られない作品があり、中庭を構えた建築であり、順路は迷わずに巡れるため、ピカソの作品を順々に巡ることができます。しかしながら、館内での撮影は禁止であります。
見どころが多いマラガ
世界遺産の多い、スペインにおいて、アンダルシアを代表するマラガ自体には世界遺産はありませんが、旧市街ともいえる中心部には見どころがたくさんあります。
マラガ大聖堂やロス・サントス・マルティレス教会、ヌエストラ・セニョーラ・デル・カルメン教会、
アタラサナス中央市場、エンカルナシオン大聖堂など、目を引く建築物が続々と現れます。
個人的にはマラガ大学の建物が繊細で、青のタイル使い型がとても繊細で、気に入りました。
マラガ砦(アルカサバ)
マラガ市内で大きな存在と言えるのはアルカサバ(マラガの砦)であり、難攻不落であった城址であり、海も近接する中でこれだけの高い城を構築したのは畏敬の念という感情が最もと言えます。
入り口で2EURを自動券売機で支払い、もぎりを通過し、トップを目指します。途中には、当時の建築技術の高さを感じるような壁や床を見ることができます。
トップに近づくと天空の城ラピュタのような泉や砦らしい空間が広がります。
トップの平坦区間は広く、過去の遺産や全体像かたどったミニチュアが飾られています。
トップからの景色は素晴らしく、マラガ中心部側はエンカルナシオン大聖堂をシンボルとしてマラガの街並みを眺めることができ、一方で、海側は闘牛場を臨むこともできます。
最後の出口は元の場所であり、出口ときちんと記載されています。
ウォーターフロント
歴史の深いマラガにおいて、歴史と再開発を融合したウォーターフロントがあります。同地区の入り口にはルービックキューブのようなシンボリックな建物があり、この先には、夜まで楽しめるバーやカフェが林立するハーバーがあります。何となく、バルセロナのハーバーとも似ていますが、かなり洗練されています。
観覧車の方向に向かい、遊歩道があり、デザインチックや屋根がついています。この通りは世界的に有名であり、画像素材提供サイトでもしばしば見ることができます。まあ、それたげインプレッシブと言えます。
最後に
スペインは世界遺産の宝庫であり、それだけ見ても感激ですが、それ以外の場所も刺激的であります。マラガは自動車の試乗会などで有名な場所であり、散策していると複数のメーカーの展示がありました。
Audiでは今後、新開発をしないR8が展示されていたりするほど車には関心の高いところと言えます。個人的には車はもちろんですが、寄り添っていたコンパニオンもR8並みのパワーを感じてしまいました。マラガと言う名前は随分前から耳にしていたため、一度どんなところ行ってみたく、それが実現し、とても良いと言えます。今回の世界一周はプライスレスな景色を堪能でき個人的には史上最高と言えます。