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関西空港から船で京都まで行ってみた

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日本 海上空港

関西空港から船を利用して京都まで行ってみました。鉄道よりも早いか検証してみます。

関西空港

関西空港

関西空港の国内線は大きくレイアウト変更があり、変化しています。以前は鉄道駅からまっすぐアクセスして搭乗していたところはフードコードになってしまっています。搭乗には以前には郵便局の有った付近になり、導線的には歩数が増えます。ANA Pocket利用者は嬉しいかもしれませんが。

関西空港 高速艇アクセス

今回は到着であり、しかも船を使うという事であり、神戸空港行きの高速艇縛りとなります。関空から京都まで船と言うと淀川と高瀬川を上るイメージも有りますが、現在の交通にはそうした路線はなく、船にて関空から神戸空港までであります。

関西空港 神戸空港 チケット

空港内は結構歩かされ、高速艇の波止場までのバスがあるバス停まで行きます。チケット売り場ではポートライナーと高速艇のバンドル料金を勧めてくれます。船の運賃で三ノ宮まで行けます。

関西空港 道路

バスは16:20に関空ターミナルを出発します。関西空港内の島内は結構移動して、高速艇の波止場に到着であります。10分くらいはかかっていました。到着は16:30でした。

関西空港 神戸空港 高速艇

高速艇はそら号でした。そら号とうみ号があります。マイル修行僧の弾丸にはやはり、そらが当たったのかもしれません。到着が遅れたバス第3便を待ち、10分遅れで出港でした。

関西空港 神戸空港 高速艇 船内

船内はモノクラスであり、鉄道の特急のリクライニングシート級でありました。もちろん、高速艇なのでシートベルトは実装されていました。

高速艇船内1
高速艇船内1

特急と変わらない設備でありますが、救命胴衣の説明はやはり、船と言った感じてあります。人工衛星や通信が発達しても、洋上の航行は太古の昔からの経験を感じます。

関西空港 神戸空港 景色

関西空港を出発であります。日没直前の何とも言えない景色で出発であります。水面とのマリアージュがさすがと言う船旅であります。電波塔が多いのもKIXらしいです。

大阪湾 夕焼け

暫くは淡い黄昏パープルであります。船旅らしい旅の醍醐味であります。

大阪湾 貨物船

神戸港と言うか大阪港が近くなると大型の貨物船が多くなります。飛行機も良いですが、船も色々な形があり、結構見てしまいます。大手の貨物会社でした。

関西空港 神戸空港 高速艇 景色

今回は大阪湾沿岸の方が良いと思い座りましたが、逆に淡路島側の方が黄昏時期と相まって良かったようです。夕方の西側は鉄則かも知れません。

神戸港の景色

神戸港が近くなると、港らしい景色になります。キリンのようなコンテナクレーンがお出迎えであります。ちょっと、ズワイガニが食べたくなりましたが。

神戸空港の夕暮れ

神戸空港に着岸であります。時間は若干遅れを取り戻しましたが、17:10ぐらいでした。これまた、何とも印象的な景色であります。

神戸空港高速艇バス停

この後は神戸空港ターミナルまで無料のバスで移動となりますが、ほとんどの人は駐車場に移動していました。バスは遅延を待ちますが、乗客がこれ以上いないと判断したのか+3分の遅延で出発します。

神戸空港駐車場

駐車場には色々な車種が止まっていました。駐車場の中をダッシュすればポートライナーまで一番乗りできそうですが、非現実的なのでバスで行きました。しかし、ほとんど駐車場利用者であり、フライトの少ない神戸空港より、関西空港をビジネスで利用している人が多そうです。

神戸空港

神戸空港に到着であります。実際は空港に入らず、ポートライナー乗り場に階段で上がります。時間としては1分くらいであり、ジャンプシートが空いており、何とか三宮まで着席できました。17:20発の三宮行きに間に合いました。

この後は土曜日にも関わらず、途中駅から、わんさか乗車してきて、積み残しがあるくらいでした。

新神戸

17:38に三宮に到着します。新神戸までの地下鉄はかなり遠く、ここでも焦る時間でした。ここで汗だくとなりましたが、三宮17:45発のなんとか新神戸行きに間に合います。

神戸市地下鉄

わずか2分の乗車ですが、ちょっとはHPが回復します。しかし、また、走らないといけません。

新神戸駅

17:47に新神戸駅到着です。地下鉄の新神戸駅からJRのホームまでも苦行であり、エスカレーターのオンパレードであります。新幹線のチケット購入ぐらいにはかなりヘトヘトでありました。

新神戸新幹線ホーム

目論んだ17:55発ののぞみ44号には乗車できました。京都までは2駅であります。三宮からのダッシュで汗が止まりません。一応は目論見通りの、時刻表通りの最短乗継(8分)でした。疲れたー。N700A

N700Sではなく、N700Aでした。自由席はかなり混雑しており、空いている座席を見つけるのに苦労しましたが、新神戸から着席であります。前列の人が新大阪で降り、束の間の窓側に移ります。

京都タワー

18:22に京都到着であります。京都直通のはるかと比較すると約40分近く遅く、コスト的にも全然太刀打ちできませんでした。はるかは日時と時間によっては普通席指定席が750円であるので絶対良いでしょう。

最後に

今回の移動を振り返ってみます。

関西空港 バス 16:20→16:30

                高速艇  16:40→17:10

神戸空港 バス 17:13→17:18

ポートライナー    17:20→17:38

神戸市交通局  17:45→17:47

のぞみ44号   17:55→18:22

と随分急ぎましたが、2時間超の旅程となってしまいました。

同時間の京都直通のはるかは40号であり、16:44に出発し、18:04に到着します。特急券はタイミングが合えばチケットレスで最安750円(別途運賃1,910円かかる)であります。

一方で関空から船で渡ると渡航代が、ポートライナー運賃込みで1,880円であり、三ノ宮=新神戸が210円、新神戸=京都が自由席でも2,860円であり、はるか直通の方が文字通り、はるかに安く、直通であるので良いと言う結果であります。

まあ、海の景色は有りですが、関西空港から神戸に行くなら、鉄道よりは、航路というのが認識できました。飛行機の神戸路線は朝と夕方に偏っているため、それ以外の時間帯は関空を利用して、船で神戸はありと言えます。

特急はるかは今後、大阪駅に停車(いわゆる、うめきた新駅)し、キャンペーン特急料金も出るので、ますます、便利になるでしょう。

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