JALの新規路線であるオーストラリア・シドニー発券の羽田往復が安いため、記事にしてみました。
JALのシドニー線は50周年
シドニー線は2019年9月30日に就航50周年を迎えており、羽田からのスタートでした。その後、直行便化は2020年で45周年であり、2020年3月29日からは再び羽田=シドニー路線を就航させます。
ANAとのガチンコ勝負なのか、勝負に備えて、機材はボーイング787-9型機と同社では新しい機材で、採算も考えられる機材を投入する予定です。
ANAは羽田で1日2往復する予定ですが、JALは成田と羽田で1往復ずつ就航させるほか、カンタスとのコードシェアで対抗するとみられ、伝統路線で優位であり続ける意志が感じられます。
JALのプレミアムエコノミー
JALの最新のプレミアムエコノミーは同社ではJAL SKY PREMIUMと呼ばれており、シートスペックはシートピッチ42インチ、シート幅18.8インチとプレミアムエコノミーの標準が38インチのため、かなり広くなっています。また、シートモニターは12.1インチとなっています。
また、機内サービスにおいてはノイズキャンセリングヘッドフォンが利用できるほか、シャンパンなどのプレミアムエコノミー用のドリンクが用意されています。
プレミアムエコノミー往復 シドニー=羽田
今回は、ゴールデンウィークが過ぎた6月でシドニーと羽田を往復するルートを試算してみました。
旅程
往路は6月7日の日曜日の朝、出発し、羽田には夕方5時5分に到着します。深夜便が苦手な人にはいいかもしれません。JALの羽田発沖縄最終便も間に合いそうです。
復路は翌々週の19日の金曜日の夕方7:20に出発します。都心から定時退社で向かうにはちょっと厳しいですが、最近あまり耳にしなくなったプレミアムフライデーを月末ではありませんが、ひとり拡大解釈して15時くらいで退散するのも良いかもしれません。
シドニーには朝6時過ぎに到着とカフェで朝食をゆっくりと食べるのも良いかもしれません。
運賃・予約クラス
運賃・予約クラス・FLYONポイントは下記のとおりです。
運賃 約126,870円
予約クラス Eクラス(100%+400FOP 2020/9末まで)
FLYONポイント 15,390FOP
FOP単価 8.24円/FOP
単価は8円台とマイル修行にはベストと言えます。沖縄を加えればさらに単価が下がります。JALの方がシドニー路線はマイル修行にはあっているかもしれません。
最後に
JALのプレミアムエコノミーは2020年10月1日を契機としてクラスが変更となります。同日より前の日はEクラスでしたが、同日よりRクラスとなります。
クラス一覧表のとおり
Rクラスはプレミアムエコノミー100%を新たに担う新たにクラス
Eクラスはプレミアムエコノミーから外れてエコノミー70%で再登板するクラス
となります。
海外発券はプレミアムエコノミーのEクラスを交代ギリギリまで使うようであります。JALのプレミアムエコノミー100%は2020年9月末で終わるわけではなく、予約クラスの交代(E→R)であります。
70%改悪がスタートするわけではありませんが、メルボルン線でのプレミアムエコノミーがなくなった実績もあり、、運賃自体を上げる可能性もあるため、安泰とは言えません。
しかし、ANAと比較するとマイル修行はやりやすく、伝統路線と言うこともあり、しばらくはマイル修行ではメリットのある路線と言えます。